広島旅行の最終日です。初日は呉港の大和ミュージアム、二日目は原爆ドーム、そして最終日にはやっぱりここ宮島です。
宮島といえば世界遺産登録された厳島神社と海中に浮かぶ大鳥居がシンボルです。
宮島口から島に渡る船は、JR汽船と宮島松大汽船がありますが、往路はJRを選択すれば沖合いから大鳥居に接近するルートをとります。復路はどちらでもあまり変りませんが行きはぜひJRに乗り進行方向右側の2階デッキに立って下さい。(JRなら、広島から宮島口、そして宮島までの航路合わせて券売機で購入できます)
潮は満潮から引き潮に転じ数時間、半分ほど引いた状態でした。
訪問時には最満潮も干潮もありませんでしたので、歩いて渡ったり満水に浮かぶ厳島神社という風景は見れませんでした。好きな方は両方の時間帯を楽しまれるようです。
旅行中、一度しか行かないなら、やはり満潮のほうが景色は良さそうですね。
島に上陸すると鹿が居ます。いっぱい居ます。どんどん近寄ってきます。完全に人慣れ観光客慣れしていますので、お菓子などぶら下げていると首を突っ込んできますからご注意。
店の前にも居ます。
観光地の置物ではありません。
餌、持ってね?
無いなら失せな、という感じの鹿がいっぱい居ました。
牡蠣小屋やおみやげ物屋さんが並ぶ参道を進むと鳥居が見えてきました。
正直、水はきれいではありませんがやはり赤い鳥居が水面に映え美しい風景です。
この大鳥居、基礎こそ打ってあるんですがその上においてあるだけで自立しているそうです。信じられません。満潮で台風が来たら無くなってた・・・なんてことにならないのでしょうか。
フェリーが来たのでズームで撮影してみました。
この位置関係でこれだけの大きさですから、やはりでかいですね。
ぐるり厳島神社を回り帰路に着きました。島には牡蠣小屋もいっぱいあるのですが、この季節は基本、焼き牡蠣になるそうです。
缶ビールを行きに1本、帰りに1本飲んだだけで、宮島では牡蠣を食べませんでした。
牡蠣は「Rのつかない月は食べるな」と言われています。シーズンは9月から翌4月ということですね。
これは、牡蠣の産卵時期や夏の暑い頃には食べないようにという由来があるようですが、実は夏でも生牡蠣が食べられます。
JR広島駅に戻り、新幹線の時間まで駅ビルにある老舗の「かなわ」に立ち寄りました。
ここでは夏でも生牡蠣が食べられます。
岩牡蠣と言えば夏シーズンの大型牡蠣ですが、ここ広島でも養殖されており大人のこぶし2個重ねたくらいの大型でぷりぷりな岩牡蠣が食べられます。
そして、「かき小町」。夏でも食べられるよう広島水産試験場が開発した牡蠣だそうです。
特にこの岩牡蠣、ものすごくクリーミーでした。
食わず嫌いの人、食べたけど牡蠣を美味しくないと思う人、ぜひチャレンジして頂きたい味わい深さです。
牡蠣3種と白ワイン、牡蠣オードブルと白ワイン、牡蠣5種盛りに白ワイン・・・。あとは新幹線で帰るだけですから好きなだけ飲めます(笑)
都合、二人で十個ほど牡蠣を頂き、ワインとビール合わせて8千円くらいでした。
ちなみにここ「かなわかき名庵」はリーズナブルにいただけるオイスターバーですが、となりの「ASSEかなわ」や、市内の本店はそれなりのお値段になります・・・。
3日間広島の旅、世界遺産に名所と美味しい牡蠣、そしてたんまりお酒を頂き楽しかったです。
(よーけ食ったよなぁ・・・)と新幹線の中で満腹の腹をぽんぽんしていた時、突然気がつきました!そーだ広島でお好み焼き、食べるのを忘れていました!
また、いつの日にか。