壱岐旅行のメインイベント、辰の島でシュノーケリングです。
辰の島(正式には「辰野島」)は、壱岐島から更に先、二次離島の無人島になります。と言っても勝本漁港から渡し船で10分ほどで到着する海水浴場を抱えた風光明媚な小さな島です。
勝本町漁業協同組合「ヒヨリミテラス」で乗船券を買って乗り込みます。乗船券は団体客、ツアー客以外は事前予約ができませんが、朝8時に窓口が開けば「今日の第三便に乗りたい」と希望する船のチケットを購入することはできます。
渡船(上陸)のみ・周遊観光のみ・周遊と渡船、の3つのタイプになります。私たちは「周遊と渡船」にしました。おとな一人2,500円です(2024年8月現在)
本当は、石垣島に行きたい、波照間のニシハマで泳ぎたいところですが、コロナ以降すっかり沖縄方面はご無沙汰になってしまいました。手近な場所でコバルトブルーの海が無いかと探していて、以前にチェックしていた「辰の島」を思い出し、今回、シュノーケルで潜る計画を立てた次第です。
勝本漁港を出てすぐ右側に若宮島が現われます。ここ若宮島は一般人は立入禁止で海上自衛隊壱岐警備所があるのみです。
港で物資を陸揚げしていた自衛官たちが、手を振ってくれていました。
船はまず「上陸のみ」チームを桟橋に降ろすのですが、繁忙期には「上陸のみ」は別仕立ての船が運航されており、私たちはそのまま辰の島周辺を船から観光しました。波や風の影響で一周はできなかったのですが、なかなか迫力のある風景が連続していて楽しめました。
船は断崖絶壁まで結構近づけます。
「周遊組」はそのまま船で待機、「周遊と上陸組」が埠頭へ降り立ちます。
島には海水浴場があり、そこには立派な木造建築の東屋が建っています。トイレ・シャワー・簡単な売店と監視員が居るメインビーチは、埠頭から歩いて10分ほど先にあるのですが、私たちはシュノーケルがメインなので途中の砂浜にタープを張ることにしました。
なんせ荷物が多いので、あっち(メイン)まで行った上に、ずっと遠浅のビーチを泳ぐの億劫で、手近な場所に拠点を作ります。
右端に見えるのが上陸した埠頭です。
左奥に、メインのビーチが見えます。
設営場所。ちょうど「海豚(イルカ)の慰霊碑」の前です。
干潮なので潮が引いて良い感じのスペースです。
タープを張ります。
コールマンのEZシェルター。
ポール(コールマン キャノピーポール 145)を1本立てて1mx2mのレジャーシートでひさしを延長しました。ダイソーのガイベルト(300円商品)を、ポール、EZシェルター、砂袋のアンカーで連結しシェルター内部にはクーラーを重しにしたことろ、風速5m以上でも十分に耐えてくれました。ポールの張り綱だけロングのサンドペクにしています。後方には砂を詰めたアンカーで補強し「小川張り」風に設営。
※小川張り:旧社名小川テントが提唱したとされるテントとタープの連続張り
どうです、ピシッと張られたテントとタープの美しさ。さすが元ボーイスカウトです(笑)
そして久しぶりのシュノーケリング。海は上から見ると美しいコバルトブルーですが、透明度は高くありません。内海で潮が入れ替わりにくいから仕方ありません。満潮にかけて冷たい海水が入って来て徐々に良くはなってきましたが、ニシハマのようにはいきませんよね。
珊瑚はありませんが、岩の間には小指大の魚がちらほら。そしてイカの子供も居ました。
時折、20センチ大のタイが横切ったり。
久しぶりのシュノーケルなので、無理をせず足が届く範囲で楽しみました。辰の島海水浴場では、沖合にブイが設置されて遊泳区域が区切られており、浜からの監視に加え、沖にはカヤックに乗った監視員がずっと周囲をパトロールしてくれていました。
ゆる~りと海を楽しんだ一日でした。
旅行日:2024年8月13日~8月17日
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