日曜日、岸和田市にある浪切ホールで、松竹大歌舞伎を見てきました。
岸和田カンカンは何回か行った事がありますが、お隣の浪切ホールに入るのは初めてでした。
ガラス張りの明るく綺麗なホール。
中で水茄子漬けが売ってるのにはさすがと思いました
まず最初は、松本錦弥さんによる歌舞伎噺。
お客さんの中から男性と女性が一人ずつ選ばれ、舞台でちょっとしたお芝居がされました。お二人とも、とても上手でした。
続いて、吉原雀。舞踊は難しくて未だによく分かっていませんが、信二郎さんと高麗藏さんがとても綺麗で、眠くなる事もなくしっかり見る事が出来ました。
そしてそして、今回の一番のお楽しみ「勧進帳」
勧進帳は平成6年(12年前)に南座で見て以来です。
その時は、弁慶が橋之助さん、富樫が染五郎さん、義経が孝太郎さんでした。
あれから12年も経つだなんて信じられません
あの頃はあまり内容を理解できていなかったのですが、あの舞台はすごく鮮明に覚えています。
弁慶も富樫もすごく若々しく、元気で勢いがありました
今回、幸四郎さんの弁慶を初めて見ましたが、幸四郎さんにしか出来ない弁慶だったなと思いました。
3階席だったので、かなり上の方からの観劇だったのですが、弁慶のどしっと落ち着いた態度、主人を守るという忠誠心、富樫への感謝がどれも大きく、それが弁慶をとても大きく感じさせたのではないでしょうか。
弁慶の心、幸四郎さんの心が感じられる、本当に素晴らしい勧進帳でした。
この日、なんとカーテンコールがありました
幸四郎さんはちょっと息を切らしながら花道を戻ってこられ、「本当は歌舞伎にカーテンコールなんてないんですよ」なんて笑っておっしゃっていました。
「歌舞伎を見たい人のために全国各地へ出向く事も役者の勤め」と言われた幸四郎さん。立派です 素敵です
幸四郎さんはあまり見る機会がなかったので、私の好きな役者さんの中には入っていなかったのですが、もっともっと色々な役の幸四郎さんがみたいなと思いました。
最後、弁慶が客席に手を振りながらの幕。
なかなか見られないですよね
明後日23日の公演で900回を達成されるという事です。
「常に最高の舞台を見せる」という気持ちを持ってらっしゃるというのが頷ける舞台でした。
こういう舞台を見られて、私も幸せです
浪切ホールから出てくると、大きなツリーが輝いていました。
暗くなると、さらに綺麗です。
幸四郎さんの弁慶、今すぐにでももう一度見たいです。
本当に良かった~
岸和田カンカンは何回か行った事がありますが、お隣の浪切ホールに入るのは初めてでした。
ガラス張りの明るく綺麗なホール。
中で水茄子漬けが売ってるのにはさすがと思いました
まず最初は、松本錦弥さんによる歌舞伎噺。
お客さんの中から男性と女性が一人ずつ選ばれ、舞台でちょっとしたお芝居がされました。お二人とも、とても上手でした。
続いて、吉原雀。舞踊は難しくて未だによく分かっていませんが、信二郎さんと高麗藏さんがとても綺麗で、眠くなる事もなくしっかり見る事が出来ました。
そしてそして、今回の一番のお楽しみ「勧進帳」
勧進帳は平成6年(12年前)に南座で見て以来です。
その時は、弁慶が橋之助さん、富樫が染五郎さん、義経が孝太郎さんでした。
あれから12年も経つだなんて信じられません
あの頃はあまり内容を理解できていなかったのですが、あの舞台はすごく鮮明に覚えています。
弁慶も富樫もすごく若々しく、元気で勢いがありました
今回、幸四郎さんの弁慶を初めて見ましたが、幸四郎さんにしか出来ない弁慶だったなと思いました。
3階席だったので、かなり上の方からの観劇だったのですが、弁慶のどしっと落ち着いた態度、主人を守るという忠誠心、富樫への感謝がどれも大きく、それが弁慶をとても大きく感じさせたのではないでしょうか。
弁慶の心、幸四郎さんの心が感じられる、本当に素晴らしい勧進帳でした。
この日、なんとカーテンコールがありました
幸四郎さんはちょっと息を切らしながら花道を戻ってこられ、「本当は歌舞伎にカーテンコールなんてないんですよ」なんて笑っておっしゃっていました。
「歌舞伎を見たい人のために全国各地へ出向く事も役者の勤め」と言われた幸四郎さん。立派です 素敵です
幸四郎さんはあまり見る機会がなかったので、私の好きな役者さんの中には入っていなかったのですが、もっともっと色々な役の幸四郎さんがみたいなと思いました。
最後、弁慶が客席に手を振りながらの幕。
なかなか見られないですよね
明後日23日の公演で900回を達成されるという事です。
「常に最高の舞台を見せる」という気持ちを持ってらっしゃるというのが頷ける舞台でした。
こういう舞台を見られて、私も幸せです
浪切ホールから出てくると、大きなツリーが輝いていました。
暗くなると、さらに綺麗です。
幸四郎さんの弁慶、今すぐにでももう一度見たいです。
本当に良かった~
とても大きなツリーだね。
これは吊してあるのかな?とってもキレイ。
幸四郎さん、、渋くて男前で結構スキですよ(^-^)
平成14年の<浪切ホール>柿落とし記念公演で、亀鶴さんは、連獅子の僧遍念でご出演なさっているんですよ。その年の8月にもご出演。なのにそれ以後はご無沙汰のようですね。
さて本日は、お知らせに参りました。
記録映画『平成の藤十郎』>大阪での上映が、
12月11日(月) 14:~ 19:~(2回)
チケット 1500円 @中之島公会堂にて上映されます。
10年近く前の染五郎さんや、他に、秀太郎さん、富十郎さん、玉三郎さん、愛之助さんなどなど、当事鴈治郎さんとの絡みの稽古風景が丁寧に数多く撮られていて大変に興味深かったです。もし、お時間があればお薦めしたいと思います。。残念ながら、亀鶴さん絡みは無かったですが・・・。
失礼しました
このツリーは上から吊してあったようです。
イルミネーションって、やっぱり寒い時期の澄んだ空気に似合いますね
クリスマスが近づくにつれて、町のあちこちでイルミネーションを見る事が多くなると思います。
楽しみです
よりっこさんへ
こんにちは。お久しぶりです
平成14年…まだ亀鶴さんの事は全然知りませんでした~
今年はあまり拝見する機会がなかったので残念です。
ところで記録映画の上映会があるのですね
稽古風景なんて、滅多に見られないから貴重ですね。
行ってみたいのですが、なにせ師走の平日…
仕事が速く終わればいいのですが。
度々、遊びには参らせて頂いておりましたが、今回初めてコメントさせて頂きます。
私も此の日に波切ホールの『松竹大歌舞伎』に行ってました。
ずいぶんと楽しませて頂きました(笑)
最後の手を振る弁慶には…意外感と幸四郎さんのお客様への思いが伝わって参りますね…。
ホントに素晴らしい勧進帳でしたね
すごく大変な役なのに、それを巡業でされるなんて感心してしまいます。
これからも全国の歌舞伎ファンのために、頑張ってもらいたいなと思います