資料館を見学したのち今でも自然の景観を残す「白鳳道」(白鳳時代(7C後半~8C初頭)の竜角寺の参道 南北に一直線に連なる)を、しばし歩き自然道が途切れ民家が立ち並ぶそのすぐ先に竜角寺があります。
かつてここは、三重の塔がそびえる立派な伽籃配置の本格的なお寺だったそうですが、今では一部の礎石と瓦。そして伝承を残すのみで、今はその当時の思いを馳せ思い描くだけです。
本尊の薬師如来坐像(国指定重要文化財)は、709年に作られた千葉県最古の白鳳時代のもので関東地方でも最も古い寺院のひとつなんだそうです。
このお寺には、不思議な伝承があります。
1.(709年)竜女がやってきて、一夜のうちに諸堂を建ててしまった。
2.(731年)この辺りは大干ばつだったが、人々が雨乞いをしたところ、竜が現れて雨を降らせ7日後、再び竜が現れたが、今度は頭、胴、尾の3つに分かれて落ちてきた。頭が落ちたところが、この「竜角寺」。胴は、ここから西8kmほとのところに落ち、そこには竜腹寺(印旛郡本埜村龍腹寺)が建てられた。尾は、八日市場市に落ち「竜尾寺」(八日市場市大寺)が建てられた。
3.「不増不滅の石(三重塔の心柱礎石)」礎石の中央の穴に溜まっている水が雨が降っても増えず、日照りでも枯れることが無いと伝わります。(写真「不増不滅の石」)つづく
かつてここは、三重の塔がそびえる立派な伽籃配置の本格的なお寺だったそうですが、今では一部の礎石と瓦。そして伝承を残すのみで、今はその当時の思いを馳せ思い描くだけです。
本尊の薬師如来坐像(国指定重要文化財)は、709年に作られた千葉県最古の白鳳時代のもので関東地方でも最も古い寺院のひとつなんだそうです。
このお寺には、不思議な伝承があります。
1.(709年)竜女がやってきて、一夜のうちに諸堂を建ててしまった。
2.(731年)この辺りは大干ばつだったが、人々が雨乞いをしたところ、竜が現れて雨を降らせ7日後、再び竜が現れたが、今度は頭、胴、尾の3つに分かれて落ちてきた。頭が落ちたところが、この「竜角寺」。胴は、ここから西8kmほとのところに落ち、そこには竜腹寺(印旛郡本埜村龍腹寺)が建てられた。尾は、八日市場市に落ち「竜尾寺」(八日市場市大寺)が建てられた。
3.「不増不滅の石(三重塔の心柱礎石)」礎石の中央の穴に溜まっている水が雨が降っても増えず、日照りでも枯れることが無いと伝わります。(写真「不増不滅の石」)つづく
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