今年の9月5日 東京お台場にあった大江戸温泉物語が惜しまれつつも閉館となりました。東京都と交わしていた「事業用定期借地権設定契約」の期限が今年いっぱいだったそうで、契約締結当時の借地借家法では20年以上の延長は認められず継続交渉も叶わずやむなく閉館に至ったそうです。
お台場に在住していた2003年当時
「今度、青海に面白そうな温泉施設が出来るらしいよ」
と、ずっと前から地元では噂になっていてオープン早々家族で訪れた記憶が思い出されます。
今回は、オープン当初の館内の模様をスナップしていたので、当時を思い出しながら紹介します。
(お断り:露天ぶろなど盗撮まがい(^^;の、写真もありますが、ぼかし処理を施しておりますのでその辺りは、温泉施設ゆえ当時の雰囲気を紹介する上であえて掲載させて頂きました。)
フロント 矢絣柄の着物と袴姿がとても素敵でした。
好きな柄の浴衣を自由に選べるシステムも当時としては、斬新でした。
サクラさんのチョイスは「竹久夢二」
館内は、ただの温泉施設ではなく江戸の街並みを再現したテーマパークでした。
懐かしい縁日や盆踊りを演出した街並み
食事処も蕎麦にうどん、寿司、甘味など充実していました。
日常からかけ離れた雰囲気を体験できるとあって、たくさんの人たちが訪れていました。
手を合わせると神様のお告げが聞ける神社もありました。
町人に扮したスタッフ
鳴いたり吠えたりギミックが仕掛けられた動物たちが街並みの雰囲気作りに一役買っていました。
大江戸温泉物語館内のようす(2003年9月)
湯屋への入口
内湯 中央の一段上がった場所のみ漆黒の天然温泉でした。
露天風呂 写真手前にも湯舟がありかなり広いスペースでした。
足湯 とても広い敷地でまったり出来ました。
足つぼを刺激されながら周遊出来る場所も。これがまた痛かった記憶が蘇ります。
別料金でしたが砂風呂が体験できるスペースもありました。
お台場在住時、大江戸温泉物語へは家族やイベントで利用したり3回ほど訪れましたが、このような複合型施設の草分けであったように思います。
同様な理由で、アウトレットのビーナスフォトやZEPP東京、観覧車のあるレジャーランド辺りも閉館してしまうとか。
ここ数年は、お台場への客足も遠のいて写真のようなオープン当初の賑わいは流石になかったようですが、それでも記憶に残る場所が無くなってしまうのは少々寂しい限りです。いつかまた、何処かで復活してくれることを願っています。
(撮影:2003-6)
巨石サイトオーナー討論会の打ち上げ2次会でした。参加メンバーも凄かったですね。
知っている場所が無くなってしまうのは、寂しい限りです。