続いて訪れたのが木曽川に架かる恵那峡大橋からの眺望とその近くに鎮座する天祐稲荷と天洞岩そして紅岩の紹介です。
恵那峡大橋周辺案内図(クリックして拡大)
獅子岩(左)と金床岩(右) 案内図では、峡谷沿いに軍艦岩とかも見えるはずですが樹々に埋もれ全体像はわかりませんでした。
恵那峡展望台周辺にある巨石 木曽川の峡谷沿いはこのような奇岩が続いています。
恵那峡大橋を望む
何でもこの辺りの巨石の組成はペグマタイト(鬼御影石)だそうです。ペグマタイトは縦に割れる性質を持っていて、この辺りの巨石が積み重なった割れ方をしているのは永年の浸食作用によるものだそうです。
続いて訪れたのがすぐ近くに鎮座する天祐稲荷へと向かいました。
天祐稲荷神社 ここは、正式には天佑山大洞院と言う恵那の観音霊場札所の寺院です。
寺院ですので鐘楼があります。大晦日には除夜の鐘が鳴りたくさんの人が参拝に訪れるそうです。
狛狐一対 なかなか凛々しいお狐さんたちです。
拝殿 (祭祀に関しては、稲荷社ですのでウカノミタマであるとは思うのですが調べた限り言及している情報はみつからず。)
奥の院へは、中央鳥居より登って行きます。
奥の院へ至る途中にあった巨石 周囲をぐるっと巡ることが出来ます。
奥の院には、おびただしい数の可愛らしい狐が奉納されていました。
天洞岩 横12m高さ3m以上はあるでしょうか。こちらも組成はペグマタイトだそうす。
満月の夜に願掛けをすれば願いが叶うとの信仰があります。
月光菩薩像
天佑山大洞院 本尊を釈迦牟尼如来とする曹洞宗の寺院です。恵那三十三観音霊場31番札所で、札所の本尊は楊柳観音菩薩
さて、ここを訪れた目的ですが、先ほどの天洞岩もそうですがこの境内の背後の山に変わった巨石があると言う情報からでした。
何でも「紅岩」と言う紅い巨石だそうでこの辺りのシンボル的な存在との事で、早速登ってみようと思ったのですが…。
紅岩 登山案内板
登山道入口
ここから30分程度で登れるそうですが、途中よりかなりきつくなり滑りやすいとの情報があり軽装備だった事もあって今回はパスしました。(単なるヘタレ(^^;)
紅岩 遠方からの眺望 この山の岩盤自体の組成が赤いのかと思っていましたら、 何でも石の表面に「ダイダイゴケ」と言う苔が全体に貼り付いていて赤く見えているのだそうです。興味深いですね。
【マップ】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます