続けての鳥居カテゴリからの投稿になります。
今回は、かなりレアな鳥居の紹介です。
トップの写真をご覧ください。パッと見は石造りの台輪鳥居ですが、左右矢印を付けた部分に注目です。
何か鳥居の上に付いてますね?
なんでしょう!?
後方から見ると鳥居の笠木の左右に何かいます。
その部分を良く観察してみます。
これは!?龍頭ですね!
右方向から撮影
龍頭のアップ 風化がかなり進んでいますが結構リアルな感じです。
こちらは、左方向から撮影
建立年は、宝永五年(1708)戌子六月とあります。
宝永五年と言えば、四年~にかけて、富士山が大噴火したり大地震があったりと災難続きの年でした。
石鳥居案内板
龍をモチーフとした彫刻などは、江戸時代社殿の装飾などに良く見られますが鳥居自体にこの様な龍の彫刻を施す事例は、品川区北品川に鎮座する品川神社の双龍鳥居など幾例かはありますが全国的見ると珍しい一基と思われます。
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