F-07C カスタマイズ ハードウェア編

ようやくWINDOWS周りの環境は整った。もちろんこの端末でエンコードしたりHD画質動画をガンガン使うというワケは、いかないが普通のアプリがそのまま動く事には感動もの。当たり前なんだが。
運良くクレイドルも手に入り自宅では、外部モニターを繋げてメインマシンをわざわざ立ち上げなくてもサクッとブログの更新も出来るようになった。
しかし、クレイドルは一台のみ。出先で使用するにはアダプタとクレイドルをセットを持ち歩かねばならず、せっかくのポータビリティがウリであるのに、それでは本末転倒である。
また、この端末には単体で使うには致命的なハードウェアの欠陥があった。それは・・・。
USBホスト機能を装備していない・・・。
確かに上部には、USB端子らしきものはある。しかしこのUSB端子　Windowsモードでは機能しないトンデモ仕様だった。
これには参った。機種変前にいろいろ調べてはいたはずだったのだが・・・。

この端子、Windows起動中はオーディオ出力端子（T-01Bでも同仕様だったので違和感は無かった）充電端子として機能はするが本来の意図でもあるUSBホスト機能を持ち合わせていないのである。Windows起動中は、やはり何かしら外部機器との接続をする機会は多いはず。自分は、出先でデジカメの撮りだめた写真のバックアップをする機会が多いが、USBホスト機能が無いこの機種では行えないのである。
USBメモリさえも刺さらないからササッと書いた文書や内蔵カメラで写した写真を出先で簡単に移動することが出来ないのだ。
もちろんクレイドルがあれば何の問題も無い。この秀逸のクレイドルには、4ポートのUSBハブが内蔵されHDMI端子。内蔵ファンによるクーリング機能付き。充電しながら使用できるので電源落ちの心配も無し。
だが、このクレイドルはあくまでも別売、オプション扱い。前にも書いたが本体だけでは外部アプリのインストールも出来ないのだ。付属品扱いすべきだ。この仕様こそがこの端末のハードルを高くしている一つの要因で他ならない。

しかし・・・。
このハードル高きこの致命的なトンデモ仕様さえ、変態紳士達は発売から一週間もたたずに解決してくれた。
そう、クレイドルが無くてもUSBホスト機能が使用でき、同時充電も可能となる神の福音と呼べるような朗報がネットに流れた。
ドックコネクタのピンアサインを解析し、市販で手に入る単価の安いパーツを組み合わせ製作方法を報告してくれた方が現れたのだ。
その後ネットでは、こぞって製作を試み成功した変態紳士達の報告が多数あがった。
満を持して、そういう自分も手持ちにあったUSBハブとケーブルを組み合わせて製作を試みた。


ドックコネクタは、東京秋葉原千石通商で手に入れた。ケーブルは、USBハブに付属のものを加工　給電（充電）しながらの利用も可　

付属ケーブルが太く長いので少々使い勝手はイマイチであるが、出先でクレイドルが必要無くなるメリットは大きい。
ドックコネクタのピンアサインは　ここ　を参照した。（具体的に写真で紹介してくれているのでありがたい。）そのままでは、本体に刺さらないためコネクタ自体の加工が必要。紹介記事は　ここ　を参照　した。


大容量の外部ストレージも問題なく認識した。

USBホスト機能が使える様になった事でかなり使用用途が広がる。

1.何といってもインストール作業が楽
2.トングル経由でBluetoothが使えるようになる。
3.なんちゃってＵＳＢ端子が空くので充電をしながらの動画（音楽）再生が可能
4.いろいろ

人柱、先陣達に多謝

最後に、公式ページのＱ＆Ａを紹介


もう少しいいコメント出来ないのだろうか（苦笑）クリックして拡大