F-07C カスタマイズ ソフトウェア編Part３ スタートアップ編

前々回の紹介WINDOWSの起動時間の改善。そして、前回のクロックアップを行ったことで、体感的に何とか使えるかな？と、言ったレベルまでには出来た。
しかし、この機種には致命的な欠点がある。それは・・・。

(A) マイクロSDカードへのアクセスが3分間何も無いと自動的に切断されてしまう。
　　　（ファイルアクセス中でも、容赦無く切断される　と言う報告もあるが自分は未確認）
(B) WI-FI接続中にも関わらず切断される。
　　　（勝手にオンオフを繰り返してパワーセーブをしているようだ。）

この仕様には辟易した。しかしこのトンデモ仕様にも以下の策を講じることで改善出来る。

（A)マイクロSDカードのHDD化
1.MSCONFIGで、スタートアップの”FJSDIdle”についているチェックを外す。
2.マイクロSDカードを仮想HDDドライブとして認識させる。

やり方は、“DOCOMO FOMA F07C USB Device”に、xpfildrvr1224 320.zip　のドライバをF07C用にバッチを当て更新するだけ。
具体的な作業はここで詳しく紹介されている。(他力本願で申し訳ないm(_ _)m）

（B)WI-FI　フルパワー接続
1.デバイスマネージャー“Atheros AR6003 WLAN Adapter”のプロパティの「Power Save」を「Max_Pref」設定に変更
2.起動時に、WI-FIが自動起動する様にWI-FIトグルスイッチを登録
　ここからDL可　WifiSwitch.zip　神アプリ開発者に感謝

ついでに、プリインストールで登録されている“ノートン・インターネットセキュリティ”は、重すぎるのと所詮お試し版なので、無料で使えるMicrosoft Security Essentials に変更
また、ランチャーソフト“富士通タッチコンソール”は、遅くってまるで使えないのでスタートアップから外す
画面に触ると誤作動するのを避けるため　コントロールパネル→「ペンとタッチ」タブの“入力デバイスとして指を使”うのチエックを外す。

画面の文字サイズは、ディスプレイのプロパティ“カスタムテキストサイズの変更”で、文字サイズのDPIを調整する事である程度読めるまでに出来る。
しかし、選択ボタンがウィンドウからはみ出て、場面によっては表示されなくなる事がある。
このあたりは、致し方ない部分でもあり我慢するしか無い

以上のカスタマイズをする事で、かなり使える端末となった。
さて、次回は、ハードウェア編で完結予定。実は、この端末。ハードウェアもトンデモ仕様だった。
自分は、予約組だったので運良く試供品ではあるが、クレイドルを購入と同時に手に入れることが出来た。
だが、クレイドルが無いとこの端末は非常に辛いモノがある。これは、オプション扱いするのでは無く付属品扱いすべきだと思う。
つづく