“延喜式内常陸二十八社 石船神社”社号標
※石船神社の“石”の字にご注意下さい。
今回は、茨城県東茨城郡城里町岩船に、鎮座する“石船神社”にある磐座の紹介です。
ここは、全国でも数少ない“鳥石楠船命(とりのいわくすふねのみこと)”いわゆる「天の鳥船」を祀り、神社には本殿がなく、ご神体とする磐座を祭祀対象としているその筋では有名な一社でもあります。
常磐道より水戸北スマートを出て、国道123号を北上。大桂大橋より県道112号に入り岩船川と並走しながら暫く走った岩船地区にあります。
場違いなキリンの置物 集会室のような建物の横に鎮座していたのですが…。
かつて、ここに保育園でもあったのでしょうか?
岩船川沿いに参道が続いています。
“石”の文字に注目 口の部分に点が打ってあります。石の異体字で、ちゃんと存在する様です。
矢の根石 鳥居を過ぎた参道すぐにあります。
八幡太郎義家が東国遠征の折、この地方にさしかかると、村人が 「恐ろしい怪獣が います。退治して下さい」と願い出ました。義家は聞き入れて、怪獣に向かっ て矢を放ち、見事命中。倒れた怪獣に近づいてみると、正体は石で、矢の根が 深く食い込んでいました。これが矢の根石と伝えられ、矢の傷跡らしきものが残っています。
※表面を観察して見ましたが「矢の傷跡らしきもの」は、見当たりませんでした。今は、土の中などに埋もれているのかも知れません。
巨石と一体となっている石灯籠
岩船川にかかる石製の神橋
岩船川 周囲は、紅葉の名所だそうです。
四角いホゾ穴が見られる巨石。手水舎でしょうか?それとも何かの礎石でしょうか?
岩船神社社殿 祭祀:鳥石楠船命 (とりのいわくすふねのみこと)
岩船地区を流れる岩船川の清流沿いにある石船神社は、延喜五年(九〇五年) に全国の神社の中から社格の高いものを選んで記した「延喜式神明帳」にも載 っている (延喜式内社)たいへん由緒のある神社です。祭神は鳥石楠船命 (とりのいわくすふねのみこと)、別名天鳥船命(あめのとりふねのみこと) といい、武甕槌命の東征に従った海運の神様ということです。
神社称号額 やはり石の口の部分に点が打ってあります。
ちなみに先程の「矢の根石」の手書き看板の“石”の字にも点がわざわざ打ってあります。
かなり拘っているように思いました。
巨大な鏡が正面を向いていました。
ここは、本殿がありません。
拝殿の裏手は、ご神体の“兜石”と呼ばれる巨大な磐座が鎮座しています。
兜石 全体を把握しにくいですが、周囲15メートルあるそうです。
こちらは、兜石の背面になります。
もう一つ境内裏手には、特徴のある巨石があります。
船型の巨石 窪みの水をすくって祈願すると雨が降ると言う「雨乞いの信仰」が伝わります。
同 側面より
聖地やパワースポットと呼ばれる場所で必ず見られる生命力溢れる樹木
(撮影:2008年3月)
【マップ】
参考サイト:石船神社と矢の根石 桂村商工会HPより
PS:
全くの余談ですが...。
ご神体の“兜石” 訪れた時に、あの!?目玉怪獣“ガンモンス”に似てる!と、不謹慎な事を思ってしまったのは、ここだけの話です。
※石船神社の“石”の字にご注意下さい。
今回は、茨城県東茨城郡城里町岩船に、鎮座する“石船神社”にある磐座の紹介です。
ここは、全国でも数少ない“鳥石楠船命(とりのいわくすふねのみこと)”いわゆる「天の鳥船」を祀り、神社には本殿がなく、ご神体とする磐座を祭祀対象としているその筋では有名な一社でもあります。
常磐道より水戸北スマートを出て、国道123号を北上。大桂大橋より県道112号に入り岩船川と並走しながら暫く走った岩船地区にあります。
場違いなキリンの置物 集会室のような建物の横に鎮座していたのですが…。
かつて、ここに保育園でもあったのでしょうか?
岩船川沿いに参道が続いています。
“石”の文字に注目 口の部分に点が打ってあります。石の異体字で、ちゃんと存在する様です。
矢の根石 鳥居を過ぎた参道すぐにあります。
八幡太郎義家が東国遠征の折、この地方にさしかかると、村人が 「恐ろしい怪獣が います。退治して下さい」と願い出ました。義家は聞き入れて、怪獣に向かっ て矢を放ち、見事命中。倒れた怪獣に近づいてみると、正体は石で、矢の根が 深く食い込んでいました。これが矢の根石と伝えられ、矢の傷跡らしきものが残っています。
※表面を観察して見ましたが「矢の傷跡らしきもの」は、見当たりませんでした。今は、土の中などに埋もれているのかも知れません。
巨石と一体となっている石灯籠
岩船川にかかる石製の神橋
岩船川 周囲は、紅葉の名所だそうです。
四角いホゾ穴が見られる巨石。手水舎でしょうか?それとも何かの礎石でしょうか?
岩船神社社殿 祭祀:鳥石楠船命 (とりのいわくすふねのみこと)
岩船地区を流れる岩船川の清流沿いにある石船神社は、延喜五年(九〇五年) に全国の神社の中から社格の高いものを選んで記した「延喜式神明帳」にも載 っている (延喜式内社)たいへん由緒のある神社です。祭神は鳥石楠船命 (とりのいわくすふねのみこと)、別名天鳥船命(あめのとりふねのみこと) といい、武甕槌命の東征に従った海運の神様ということです。
神社称号額 やはり石の口の部分に点が打ってあります。
ちなみに先程の「矢の根石」の手書き看板の“石”の字にも点がわざわざ打ってあります。
かなり拘っているように思いました。
巨大な鏡が正面を向いていました。
ここは、本殿がありません。
拝殿の裏手は、ご神体の“兜石”と呼ばれる巨大な磐座が鎮座しています。
兜石 全体を把握しにくいですが、周囲15メートルあるそうです。
こちらは、兜石の背面になります。
もう一つ境内裏手には、特徴のある巨石があります。
船型の巨石 窪みの水をすくって祈願すると雨が降ると言う「雨乞いの信仰」が伝わります。
同 側面より
聖地やパワースポットと呼ばれる場所で必ず見られる生命力溢れる樹木
(撮影:2008年3月)
【マップ】
参考サイト:石船神社と矢の根石 桂村商工会HPより
PS:
全くの余談ですが...。
ご神体の“兜石” 訪れた時に、あの!?目玉怪獣“ガンモンス”に似てる!と、不謹慎な事を思ってしまったのは、ここだけの話です。
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