前回の白山八王子神社へ訪れたあと、帰路に立ち寄ったのが小松諏訪神社です。
山梨神社庁の神社紹介で「境内に二つの巨石あり、かつて石の宮と呼ばれていた」との記述から調査リストに入れていた一社でした。
県道104号(天神平甲府線)を甲府市内へと戻るスラロームを抜け住宅地となった途中にある「がん治療セカンドオピニオン」の先を少し入った場所に鎮座しています。
小松諏訪神社鳥居 左右の襷墨の処理が特徴的な鳥居です。
本来島木に当る部分が無く襷墨全体に防水処理?が施されてます。
狛犬はありません。
質素な社殿ではありますが…。
一間社流れ造りの本殿は、鮮やかな朱色です。
祭祀:建御名方命
由緒:創建年代は不詳であるが、文明十八年地頭小松修理亮、小松孫七等によって再建されてをり、甲斐国志には「社中に二巨石ありよりて石の宮と称す。略、桜井安芸守、小田切大隅守の禁制札を立つ」とある。天文六年、永禄六年、寛永三年の棟札があり、いづれも通称の石の宮を記してゐる。明治四年村社に列せらる。 (引用:山梨神社庁より)
独特の雲紋彫刻 大棟には武田菱 諏訪社に用いられる「諏訪梶」はありませんでした。
境内にある小祠
境内にあった磐座 由緒にある「二つの巨石」のうち一つはおそらくこれだと思われます。背後に見える甘南備山(位置的に法泉寺山?)を拝する向きにあります。もう一つは周囲を見渡しましたが、見当たりませんでした。
中には、信玄公(稲荷?)と書かれた木札が奉納されていました。
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