CBRで風になる~♪

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ASUS TF700T Root化

2014年04月19日 | Androidタブレット
晴れ

来週末に YZF-R125 コミュのオフ会が琵琶湖で行われます♪
とても楽しみにしているので雨天中止にならない事を祈っています。 (≧◇≦)…雨降らないで !!

今回のブログは、先日行った Androidタブレット(ASUS TF700T)のROOT化について、その作業
手順をメモとして残して置きたいと思います。メジャーな機種ではないためか残念ながらTF700Tの
ルート化について日本語の記事を見つける事ができませんでした。(´・ω・`)ショボーン

苦手な英語サイトの情報を Google 先生の英和変換機能を借りて何とかROOT化に成功し、カスタム
ロムを焼くところまでできたので、その作業工程を箇条書きで記します。

Android4.4.2(KitKat)のカスタムロムは毎日のように最新版が公開されており、更新されるたびに
安定性が増し快適に動作するようになってきています。
Android4.3.1(Jelly Bean)のロムは更新が終了し、不安定な物が多いため避けた方が良さそうです。

次回、そのカスタムロムの導入手順を書いていく予定です。ここでお約束ですが…
これから行う全ての操作は非常に危険で最悪、文鎮化(何をしても起動しないタダの重りになる)
する事があるので、試される方は自己責任でお願いします。


1.「設定」アプリを起動して前準備を行う。
  (1) 「ユーザー設定」「セキュリティー」下の「提供元不明アプリ」にチェックを入れる
  (2) 「タブレット情報」下の「ビルド番号」を7回連打する
    ※新たに「開発者向けオプション」が表示される

2.ブートローダーをアンロックする。※この操作を行うとメーカー保証が受けられなくなります。
  (1) ASUS メーカーサイトから「Unlock_v8.rar」をダウンロードした後、任意のフォルダに解凍
  (2) 「Unlock_v8.apk」をmicroSDカードにコピーして TF700T でファイルマネージャーから実行

3.ビルド番号:10.6.1.14.10の場合→10.6.1.14.8以下のバージョンにダウングレードする
  (1) ASUS メーカーサイトから「JP_epaduser_10_6_1_14_6_UpdateLauncher」をダウンロードする
  (2) コピーしたファイルをmicroSDカードにコピーして設定アプリの「タブレット情報」から
    「システム更新」を確認する。ビルド番号:10.6.1.14.6 を確認できたら更新を行う。
    ※アプリが消える可能性があるので、バックアップして置く事をお勧めします。

4.ビルド番号:10.6.1.14.6 を発見できなかった場合、一度端末を初期化する。
  (1) TF700Tをシャットダウンする
  (2) TF700Tの「電源ボタン」&「‐ボリュームボタン」を同時押ししてFastBootを起動
  (3) 「‐ボリュームボタン」を2回押し「VIPE DATA」から初期化を実行
    ※全てアプリが削除され初期化されるので、バックアップして置く事を強くお勧めします。
  (4) 3.の手順をもう一度行う

5.ルート化ツール「MotoChopper」をダウンロードし任意のフォルダに解凍する。

6.TF700TとPCを「ADB」接続する。
  (1)「開発者オプション」下の「USBデバッグ」にチェックを入れる
  (2) PCとTF700TをUSBで接続する
    
    ※PCのデバイスマネージャーから TF700T が ADB接続されている事を確認してください。
     上図の様になっていない場合は ASUS メーカーサイトから「USBドライバ」をインストールして
     から先に進んでください。

7.ROOT化に必要な「SUバイナリ」などをインストールする。
  (1) 解凍した「motochopper」フォルダ下の「run.bat」を実行
  (2) TF700Tを再起動
    
    ※ビルド番号:10.6.1.14.8 以前のバージョンに戻して置かないと SUバイナリがコピーされず
     ROOT化に失敗します。私はココでつまずいて半日ほど潰しました orz

8.「SuperSU」アプリなどをダウンロード&実行して、ROOT権限が取れている事を確認。
    
    ※「SUバイナリがありません」などのエラーが出なかったら ROOT化、成功です!!

これでROOT化していないと動ごかせないアプリ(SetCPU・ROM Manager etc)を使えるようになり…
システムのバックアップを取ったり、カスタムロムなどを焼いてAndroidOSを丸ごと入れ替える事も
可能です。それには更に面倒な作業が必要なので、カスタムロムの導入方法については次回、記述して
行きたいと思います。

最後に、Root化すると以下のデメリットもあります。
1.ROOT化している状態だと動作しないアプリ(パズドラ・DTCP-IP対応のDLNAアプリetc)がある。
2.ブートローダーをアンロックした時点でメーカーのサポートおよび修理を受け付けて貰えなくなる。
3.何度も言いますが、失敗すると文鎮化する可能性がある。


それでも良いから試してみたいという方はトライしてみてください。
その際に生じた損害について、一切責任を負いませんので自己責任でお願い致します。

※ 2014.4.29 追記

ASUS TF700T カスタムロム導入編」を 2014.4.29 のブログにアップしました。良ければ参考にしてください。
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Nexus7 などモバイル端末のレビュー

2012年11月09日 | Androidタブレット
ときどき

ご無沙汰しています。季節がら調子を崩す時もありますが元気に過ごしています。

実は先週末、今話題になっいる Nexus7 32GB版を EDION本店にて購入する事ができました。
その使い勝手などのレビューおよび他のモバイル端末との比較を掲載して行きたいと思います。

まずは外観とその大きさです。WXGAの7インチ液晶ということで片手で持てます。





新しく発売された i Pad mini 32GB Wifi と、どちらを買おうか迷ったのですが…
i Pad mini はXGAの7.9インチ液晶搭載ということで横幅が広いため片手で持つのが辛く
解像度も若干劣り、値段もお高いので今回はNexus7を購入する事にしました。

重さ的には i Pad mini の方が30g程軽く、とても薄いので好印象だったのですが…
楽に片手で持てるように全体の面積をもう少し小さくして欲しかったところです。

Nexus 7の重量は約340gと10インチタブレットと比べると200g以上軽いのですが
片手でずっと持っているのは少々辛く気付くと両手で操作しています(汗)

6インチの電子ペーパーを使用しているSONYの電子書籍リーダー(PRS-T1)の
重量は160g程とかなり軽量なので文庫を読む場合はこちらを使用しています。



また液晶と違い電子ペーパーの表示は紙媒体に近く発光しないので目に優しく
長時間の読書に適しています。

ただしコミックなど絵が主体のコンテンツはページ送りごとに白黒反転するので
読んでいる時に違和感を感じるため文字主体の読書専用機として使用しています。

Nexus7の話に戻しますが、まずは好印象な点からあげていきます。

 1.WXGA(1280x800dpi)のIPSパネル液晶は視野角が広く発色も綺麗
 2.Tegra3(4+1コアのSOC)は必要にして十分なパワーを持っている
 3.最新AndroidOS 4.1.2を搭載し何をさせてもサクサク動作する
 4.USBホスト機能でキーボード・マウス・ゲームパッド・有線LANなどが使用可能
 5.とにかく安い (定価24,800円:2,000円のアプリダウンロード権付)
   ※16GB版は定価19,800円:2,000円のアプリダウンロード権付
 6.動画視聴やブラウザ閲覧なら1回の充電で6時間以上使用可能
 7.7インチ液晶:重量340gは外出時の持ち運びに便利
 8.Android4.0端末で不満のあった自動輝度機能が使い物になる
 9.USBで充電できる(タブレットの場合、専用のアダプタを使うのが一般的)
 10.値段の割に外観は良い※あくまで中華タブレットと比べて

次に不満点を…

 1.液晶表面のガラスがコーニング社製なのにGorillaGallsではない
   そのためガラスの特殊コーティングが簡単に剥がれ傷ついたように見える
   ※一部コーティング剥がれが気になりだしたので液晶保護フィルムを買いました
 2.microSDなどを用いたストレージの増設ができない
   ROOT化するか専用のアプリを使用する事でUSBストレージを使用可
 3.内臓モノラルスピーカー:ヘッドフォン出力ともに音色がショボイ
 4.背面カメラが無い(自分は特に必要としていないので無問題!?)
 5.バイブレーション機能が無い(キー入力音で補っている)
 6.タブレットなのにUIがスマホと同じ
   ※ROOT化する事でタブレットUIに変更可能
 7.標準ブラウザがChromeになりFlashが非対応に
   ※Android4.0用のFlash11をインストールしFirefoxをブラウザとして
    使用する事によりFlashを使用しているサイトを閲覧可能

という事で使い方次第で殆どのデメリットは解消する事ができ…
メリットの方が大きく感じられるので「Nexus7」は十分お買い得な製品だと思います。

後、地味に2,000円のアプリダウンロード権はありがたいです。
Androidは一つのGoogleIDに紐付く全て端末に同じアプリを何回でも入れられるので
その権利を使って今まで購入を躊躇していたアプリを複数購入しました。

今回、Nexus7 32GB版を購入した事によりAndroid端末が3台になりました。
それぞれの端末のスクリーンショットと主な所見および使用用途を以下に記します。

1.Nexus7 32GB版

 

 SOC :Tegra3(4+1コア 1.3GHz)
 MEM :1GB(DDR3-L)
 SSD :32GB
 画面:7インチ(1280x800dpi)IPS液晶 10点マルチタッチ
 OS:Android4.1.2
 重量:340g

 使用用途:外出時の携帯用モバイル端末&マルチに使用

2.TF201-GD32D

 

 SOC :Tegra3(4+1コア 1.4GHz)
 MEM :1GB(LPDDR2)
 SSD :32GB
 画面:10.1インチ(1280x800dpi)Super-IPS液晶 10点マルチタッチ
 OS:Android4.0.3
 重量:タブレット部 586g +キーボードドック 537g
 etc :キーボードドック付属 ※補助バッテリー兼用

 使用用途:自宅でのネサフ、メール確認、RDP、ゲームアプリなどに使用

3.ARROWS X LTE F-05D

 

 SOC :OMAP4430(2コア 1.2GHz)
 MEM :1GB(LPDDR2)
 SSD :8GB
 画面:4.3インチ(1280x720dpi)IPS液晶 4点マルチタッチ
 OS:Android4.0.3
 重量:129g

 使用用途:電話、メール、テザリング(他のモバイル機器へのアクセスポイント)に使用

 ※先日OSがAndorid 2.3.5 → 4.0.3 にアップデートされ体感速度が大幅アップ
  ホーム画面移動時にカクついていたのがサクサクに…ただしメモリ使用量も増大

その他モバイル端末として以前使用していたiPhone4 32GBがあるのですが…
ソフトバンクとの契約を解約してSIMがないのでiPodTouch代わりに使用しています。

ゲーム機以外に4台ものモバイル端末を持っている訳ですが、それぞれに長所と短所が
あるため使い分ける事によって快適なネットワークライフを満喫しています。

アップルの製品はデザインがスタイリッシュで動作も軽くとても良いと思うのですが…
やはりアップル縛りは頂けません。どうしても自由度の高いAndroidを選んでしまいます。

この時期にマイクロソフトがWindows8/RTを投入してきましたが…
タッチパネル対応のWindows8搭載のノートPCはご祝儀価格とは言え値段が高過ぎるのと
WindowsRT搭載のタブレット端末は今のところ動作するソフトが少なく使い物にならない
感じがして手を出す気にはなれません。

Windows8/RTに関してはWindowsVistaが出た時のような「やらかしちゃった」扱い
になると思うのは私だけでしょうか?
Windows7proからWindows8proへ1,200円でのアップデートパスを持っていますが
地雷臭が漂っているので暫く様子見したいと思います。
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外出先でタブレットの有効利用を考える 最終回

2012年09月10日 | Androidタブレット
ときどき

ご無沙汰しています。もう暦の上では秋のはずですが…
暑い…暑すぎます (´・ω・`) 先々週の日曜も1ヶ月ぶりに鞍に行ったのに5周程走り
1時間滞在しただけで暑くてもう無理と思い逃げ帰ってきました。

そんな訳で今回のお題もバイクではなくPC関連の記事をお送りします。

表題は「外出先でタブレットの有効利用を考える」ですが…
外出先からだけではなく自宅でメインPCをリモートコントロールする話題も取り上げます。
端末はAndroidにこだわっていますがiPadやノートPCでも同じ事が出来るはず!?
なので必要と感じた方はぜひチャレンジしてみてください。

まずはWindows7 professionalや仮想環境のVM Virtualboxが標準で搭載している機能…
RDP(リモートデスクトップ)サーバーへ接続するための様々なAndroid用のアプリを使い
その実用性を検証してみました。高速回線下では意外に使えるものが多かったです。
iPadでも同じアプリが存在しますのでよければ参考にしてください。

検証に用いたRDPクライアント・アプリは3つで上の2つは無料です。

・2X Client
  無料でここまで出来るのはすごいと思いますが…
  タッチによるマウス操作が使い辛く(デザインも洗練されていない)
  常用しようと思うとストレスがたまります。
・PocketCloud
  タッチによる操作は洗練されていますが無料版は1サーバーにしかアクセスできないのと
  有料版は千円越えと少しお高めです。使い心地は良いと思います。
・Jump Desktop
  有料ですが約800円とリーズナブル
  タブレット単体でのタッチ操作にはやや難がありますがキーボードとマウスがあれば
  ノートPCと同様の操作感覚で扱えます。

その他の体験版のRDPクライアント・アプリも試してみましたが上の3つと比べると
残念な部分が多かったので割愛しています。



画像は「Jump Desktop」のスナップショットです。

次に規格が決まっているRDPやVNCではなくサーバーにはサーバー制御用の専用ソフトを…
クライアントになるAndroidにはクライアント用のアプリをインストールする事で遠隔操作を
実現するリモートコントロールアプリを検証してみました。

使用したアプリは2つで上のアプリはサーバー・クライアント共に無料です。

・TeamViewer
  外部からの接続時に自宅のルーターのポートを開放しなくても独自のユーザーIDとパスワードで
  簡単に自宅のPCにアクセスできます。
  画面の書き換えがRDP接続より速くレスポンスが良いのですが、音声は送れず、またタッチによる
  マウス操作が非常に悪くストレスがたまります。

・SplashtopRemoteDesktop HD
  前回購入したAndroidタブレット(TF201)には標準搭載されていますが通常版は有料です。
  またスマホやゲーム用途などに特化した様々なエディションが存在します。
  各エディション共に千円未満と良心的です。

  外部からの接続時に自宅のルーターのポートを開放しなくてもGoogleIDとパスワードで
  簡単に自宅のPCにアクセスできます。
  画面の書き換えがRDP接続より速いためレスポンスが良く音声も同時に送れます。
  タッチによるマウス操作も洗練されていますが、キーボードとマウスがあればさらに操作性が向上し
  ノートPCと同様の操作感覚で扱えます。



画像は「SplashtopRemoteDesktop HD」のスナップショットです。

試用してみて、仮想環境をRDPで使用するなら「JumpDesktop」
メインPCを遠隔操作する場合は「SplashtopRemoteDesktop HD」が使い勝手がよく愛用しています。

その他、色々と試した結果、リモートデスクトップについて気になった事を以下に書き綴ります。

・まずはRDPについて

RDPの欠点はリモート接続時のデータ転送量が非常に多い事です。
画像の書換え内容や音声データを低圧縮もしくは無圧縮で送っているものと思われます。

有線接続(100Base-TX)の場合は多少遅いかなという程度で済みますが、無線LANおよび外部から
電話回線を使用して接続すると画面の描画が紙芝居になります。
Android4.0からUSB対応機器が、かなり増えておりUSB・LANアダプタやUSBスピーカーなどの外部機器が
使用できるようになったのでRDP接続時はUSB・LANアダプタを使用し有線接続しています。

・リモートデスクトップ専用アプリについて

SplashtopRemoteDesktop HDなどのリモートコントロール専用アプリはリモート接続時の
データ転送量が少なく電話回線を使用している場合でも多少遅いかなという程度で使えます。
どうやら画像・音楽データをホスト側で高圧縮なH.264形式でエンコードして転送しているようです。
クライアント側がH.264のHWデコード機能を有していれば速いのもうなずけます。

電話回線ではさすがに動画はコマ落ちしますが音声は途切れずに再生されます。
無線LAN環境下ならHD動画(720p)もコマ落ちせずスムーズに再生可能です。

実際8月に長野県の木崎湖にテントツーリングに行った際、電話回線(スマホのテザリング)で
Splashtopを使用し自宅のPCにアクセスして作業してましたが、自宅から200Km離れているPCを
遠隔操作している感覚はなく少し遅いノートPCを操作している感じでした。

自然豊かな場所まで行って何をしているんだか (;´Д`)

しかしセキュリティーに関しては疑問に思う点が多々あります。
専用のIDとパスワードだけでポート開放していないファイアーウォールを飛び越え接続される事…
そのIDとパスワードをアプリ提供会社が管理している事(情報漏えいが怖い)
まぁサーバー側のソフトが常駐していなければリモート操作は全くできないので問題は少ないと
思うのですが…常に常駐させるのは危険ですね。

WOL機能が使えるので対応ルーターに買い替え、必要な時にホストPCを呼び起こして
必要な時間だけ操作するのが実用的だと思われます。

という事で今回で「外出先でタブレットの有効利用を考える」はお終いにしたいと思います。
今は今冬に登場するWindows8/RTがどこまで使い物になるのか楽しみでなりません。

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外出先でタブレットの有効利用を考える その2

2012年07月05日 | Androidタブレット
くもり

今日は特別休暇…という事で前回の続きを掲載していきます。
今回はRDP(リモートデスクトップ)を外出先から使用する…です。

Windows7 Professional ならホストにしたいPCをRDPサーバーで使用できます。
またWindows7 HomePremium でも非公式なパッチ?をあてると行けるそうですが…
この行為は限りなく黒に近いグレーな行為なので自己責任でお願いします。

今回は自宅のPCにアクセスしたいけどネット上にはメインPCの全てを
さらしたくないという理由で VirtualBox の仮想環境上で動作しているゲストOS
WindowsXP HomeEdition にアクセスする方法を記載したいと思います。

VirtualBox におけるゲストOSのRDPアクセス方法については過去の日記…
http://blog.goo.ne.jp/rxn10223/e/d9a840b2c8f08bdfa3688135a74bad47
を参照してください。

また外部から自宅のPCにアクセスする際にはルーターのポートを開放する必要があります。
自宅の環境はフレッツ光プレミアムに加入しているためCTU(加入者網終端装置)が
ルーターの役割を果たしいるので、その変更を行っています。
無線LAN機器はAPモードで利用しているため特に設定を変更する要はありません。

CTUの設定は回線契約時に貸与された機器によって異なります。
自宅では 2004W-S という機器が該当するルーターの役割を果たしているので
今回の記事は、それを基準に作業を進めて行った経緯を書いていきます。

では早速その作業手順を時系列でざっくりと記載していきます。
それに即し参考になるHPがあるのでアドレスを載せて置きます。
http://ratan.dyndns.info/help/ctu.html
このサイトでは詳細な説明が記述されているので参考にしてください。

1.VirtualBox のゲストOSのRDP機能を有効にしポート番号を割り振って置く
2.ホストOSのローカルIPアドレスを固定する
  Windows7のインターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティーを呼び出し
  IPアドレスを自動的に取得する(DHCP)機能を利用せず固定する
3.CTUの固定IP払い出しの設定
  特定のMACアドレスの機器に固定されたローカルIPアドレスを割振る
4.CTUのファイアウォールの制限の変更する
  セキュリティーソフトにパーソナルファイアウォールの設定がある場合は
  合わせてゲストOSで使用するポートを開放する必要がある
4.静的アドレス変換ポート指定する
  外部からアクセスがあった場合、付随するポート番号に準じ
  任意のローカルIPのPC(ホストOS)にアクセスを誘導する

ここまで完了したら VirtualBox からゲストOSを起動し接続準備に備えます。
ただし自宅ではルーターより取得したローカルIPアドレスを利用していますが
CTUの外側(インターネット上)ではグローバルIPアドレスが使われているため
外部からの接続は、グローバルIPアドレス:ポート番号でPCにアクセスする事になります。

グローバルIPアドレスは動的でいつも同じではありません。
とはいえ頻繁に更新されるものではないため、外出前にグローバルIPアドレスを
調べて置けば問題ありません。以下のサイトでグローバルIPアドレスを確認できます。
http://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

動的アドレスの問題を完全に解決するにはDDNSを利用するなどで可能ですが
対応しているルーターを持っていないと使用できません。我が家では無理でした。

後はタブレットにRDPクライアントのアプリをインストールして
スマホをテザリングモードに設定しスマホ経由で自宅のPCにアクセス可能です。
プレイストア(旧アンドロイドマーケット)の検索で「RDP」をキーワードに指定すれば
数多くのRDPアプリを見つける事ができます。

無料の 2X Client・PocketCloud・RemoreRDP などを使ってみましたが
一番使いやすかったのは有料の製品ですが JumpDeskTop です。
ハードウェアキーボード・マウスともに正常に動き高速回線下では快適です。


アンドロイドタブレット(TF201 Android4.0.3)での実行時のスクリーンショットです。

後、問題としては自宅のPCを常に動作させておかなければいけないのかという点ですが
スリープ状態のPCを外部からたたき起こすWOL機能を使えば解決できます。
しかしPCを眠りにつかせてから時間が経つとこの機能を使っても電源オン状態にできません。
短い時間のスリープ状態であれば問題なく立ち上がります。

ググってみると結構この問題にぶち当たっている人が多かったです。
結論はブロードキャストが可能なルータでないと以上の現象が起こるみたいです。
ある程度の時間が経過するとARPテーブルが消去され消去後はIPアドレスと
MACアドレスの紐付けができなくなるため起こる現象の様です。

要は対応ルーターに変えろという事ですね。DDNSやWOLを使いたい人達は
最新の対応ルータにすれば幸せになれそうですが…そんな予算はどこにもない orz

というわけで常時、外部から自宅のPCにアクセスするのではないため
使う時だけ自宅のPCの電源を入れっぱにしておいて活用する事にします。
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トランスフォーマー

2012年06月10日 | Androidタブレット
ご無沙汰しています。1ヶ月ぶりの日記の更新です。
今回は先週に手に入れた新しいAndroidタブレットのお話をしたいと思います。

Androidタブレットは昨年の7月にAcerのiconiaA500を購入し
色々便利に使わせてもらっていたのですが…

諸外国のA500には新OSのAndroid4.0が適用されたのにも関わらず
日本仕様のA500には対応しない様子(ベースOSに日本語が入っていない)
なので諦めてASUS製のトランスフォーマー事TF201-GD32Dを購入しました。



キーボードドックが標準装備で売値が42,000円とかなりお得感です。

本体とキーボードドックが分離・合体できるのでトランスフォーマーと
呼ばれています。キーボードには予備電池も持っているので
合体していると18時間も使えるという優れものです。

Acerは日本法人のサポートがクソで既存ユーザーを大切にしない
(新製品の廉価版のA200にはAndorid4.0に対応させている)ので…
Acer製品は、もう買いません。。。カーッ(゜Д゜≡゜д゜)、ペッ

ASUSのTF201を使い始めて、そろそろ1週間経つのでプチレビューしたいと
思います。ASUSもAcerも台湾メーカーなのに結構対応が違いますね。

まずはスタイルから…薄くてキーボードとドッキングしていても
閉じるとウルトラブック並みの薄さは感動ものです。



重量もタブレット本体は586g…10.1インチ液晶の割に軽いです。
薄さもNewiPadと変わらず以前使っていたA500が野暮ったく感じます。
合体している時でも1.1kgとウルトラブックより軽量です。

最初はOSがAndroid3.2でしたがOTA更新で即Android4.0になりました。
マルチスレッド処理の最適化によりOSが軽くなりサクサクです。

まぁCPUもA500がTegra2(2コア/1GHz)でTF201がTegra3(4コア/1.3GHz)と
進化しているので余計にそう感じるのかもしれません。

メインメモリは1GB…できれば2GB積んで欲しかったですが…
ストレージは32GB…A500が16GBだった事を考えると十分です。

タブレット本体にmicroSDを持っているので+32GBまで増設可能です。
またキーボード部にUSB2.0ホストを持っているのでメモリスティックや
外付けHDDをつなげれば容量は十分に稼げます。

ちなみにバス駆動でNTFSフォーマットしてある外付けHDDを問題なく
認識しました。Andorid3.2ではNTFSフォーマットに対応していなかった
ので嬉しい機能拡張です。これで4GB越えのファイルが扱えます。

USB2.0ホストには他にゲームパッド・マウスなども接続できるので
本体+キーボードドックにUSBマウスをつなげるとノートPCと
使い勝手は変わりません。ネットブックと同じ感覚です。

良い事ばかりのようですが欠点もあります。
GPSの感度が非常に悪いです。これはASUSも認識しているようで…
ASUSのサイトでTF201の購入登録すると無料でGPS強化キットが貰えます。

ただしこのキットはドックとの接続部分に装着するアンテナなので
GPS強化キットを付けた状態ではキーボードとの合体ができなくなります。

今月中に発売予定の廉価版TF300ではこの不具合も直ると思われますが
色々スペックダウンしている上に価格が44,800円と割高なので
あまりGPSを使わない自分としてはTF201の方がお得感いっぱいですw

あと何気に便利なのはAndroid4.0になってからスナップショットを
撮れるようになった事です。今まで撮れなかったのが不思議ですが…

という事でASUSのTF201-GD32DをAndroidタブレットの実験機として
しばらく使い倒して行きたいと思います。ヽ(´ー`)ノバンザーイ
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