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ご無沙汰しています。長野県の木崎湖での2泊3日のキャンプツーリングも終わり…もう直ぐ
1週間ほどの夏季休暇に入ります。休みが多いせいで今月の稼ぎが少ないく財政難です orz
キャンプツーリングは天気に恵まれ楽しく行ってくる事ができました。
帰りにゲリラ豪雨に襲われましたが、その内容については時間のある時に書いていきたいと思います。
主題になりますが6月に掲載した「VirtualBoxでAndroid4.1を動作させる」の閲覧が思ったより多く…
試してみた結果、「AndroVM Playerが動作しない」との報告を何件か受けました。
私のメインPCおよびサブのノートPCでは問題なく動作するので会社および知人の使用している
少し古めのPCをお借りして試してみました。
結果…AndroVM Playerが動作する機種と動作しない機種がある事が分かりました。
動作しない機種は「unable to connect to VM」というエラーを表示した後バックグラウンドで
動作しているのを確認しました。
起動失敗するパターンはHWアクセラレータが上手く動作せず、タイムアウトになりSW描画での
起動に切り替わるため、HWアクセラレータを用いた画像表示を受け持つAndroVM Playerが起動
できず上記のエラーメッセージを表示し機能を停止するようです。
動作する自分のPCのスペックは以下の通りです。
・メインPC(デスクトップ)
OS : Windows8 professional 64Bit版
CPU: Corei7 3930K(6core HT・TB・VT-x 有効)
Mem: 16.0GB
GPU: Geforce GTX660 2.0GB
・サブPC(ノート)
OS : Windows8 64Bit版
CPU: Corei3 3217U(2core HT・VT-x 有効)
Mem: 4.0GB
GPU: intel HD graphics4000
動作しなかったPC
・会社のPC(デスクトップ)
OS : WindowsVista Home premium sp2 32Bit版
CPU: Core2 Duo E4500(2core)
Mem: 2.0GB
GPU: intel 82954G Express Chipset
・知人のPC(ノート)
OS : Windows7 Home premium sp1 32Bit版
CPU: Celeron 900(1core)
Mem: 4.0GB
GPU: Mobile intel 4 Series Express Chipset
動作しないPCの共通点は VT-x 非対応 およびグラフィック機能がチップセットに搭載されている
といった所でしょうか。VT-x に関しては動作するPCにおいて VirtualBox上から VT-x を切っても
問題なく起動するので、これが直接の原因とは考えにくいです。
グラフィック機能についてはAndroVM Playerが動作しないと報告を受けたlucheさんのPCには
Geforce 9500M が搭載されいるので何とも言えないです。
ただしCPUが Core2 Duo P8600 との事なので、ノートPCの省電力機能によりチップセット上の
グラフィック機能が優先して動作し、それが原因となっている可能性も考えられます。
動作しないPCに関しては各種ドライバを最新にしたり VirtualBox の設定を細かく煮詰めてみましたが
どうやっても動作させる事ができませんでした。
この記事を見てAndroVM Playerを試してみた方々に、その結果を公表して頂けると不具合の切り分けが
できるので助かります。必要なPC情報は以下の通りです。
OS : Windows のバージョン
CPU: 型番
Mem: 容量
GPU: 型番
自分のPCの構成が分からないという方は、使用しているPCのメーカー名および、その型番を書いて
頂ければ結構です。ご協力お願いいたします。
次にAndorVM Playerの次期バージョンについて記載して行きます。
AndorVM プロジェクトは5月にクローズされ Genymotion プロジェクトに改名され商用製品となりました。
現在 Genymotion(新AndroVM Player)ベータ版が無料配布されていますが商用化に伴いユーザー登録を
行わないとダウンロードできなくなっています。
ダウンロードの作業手順を書いておきますが、登録ユーザーのみ閲覧できるサイトになっているので
イメージ画像は貼りません。ご了承ください。
1.以下のサイトからユーザー登録
https://cloud.genymotion.com/page/customer/login/?next=/
任意のユーザー名、Gmailアドレス、任意のパスワードを設定してください。
2.Genymotion をダウンロード
登録したユーザー&パスワードでログインした後「DownloadGenymotion」
オブジェクトをクリックしダウンロードサイトにジャンプします。
移動したページの「Other platforms and versions」から使用しているホストOSのプレーヤーを
ダウンロードし「genymotion-1.1.0.exe」を実行してインストールします。
3.AndroidOSのイメージファイルをダウンロード
イメージファイルのダウンロードおよびインストール方法はAndroVM Playerとは異なり
VirtualBox を使用せず Genymotion から直接行います。
作業手順は英語になりますが「User Guige」の「Quick Start」が参考になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/30/3c5f883f9aa5822a01ef956e741cb6f3.jpg)
色々なAndroid端末のOSイメージが用意されており Nexus7 4.2.2 などのイメージを取り込めます。
VirtualBoxの設定も半自動で行われますが、前回の記事と同様に見直した方が良いと考えられます。
4.Genymotion からAndroidOSを実行
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/69/da04de29993b563c4b0f1b27f3fd7b12.jpg)
以下の内容が新たにサポートされています。
・新しいデザインを採用した多機能プレーヤー
・AndroidOSのインストーラを標準装備
・バッテリーエミュレーションウィジェットをサポート
・GPSエミュレーションウィジェットをサポート
・Genymotionシェルを使用してAndroVMにコマンドラインを実行可能
・ウェブブラウザの不具合修正(画面が崩れなくなった)
・マウスによる垂直スクロール操作のサポート
かなり便利になりましたが、相変わらずAndroVM Playerを実行できないPCでは動作しません。
OpenGL 2.0 のサポートが問題の気がするのですが…原因がはっきりしないので気持ち悪いですね。
追記:2014.2.10
Genymotion・AndroVM Playerについて…
不具合対処方法などのまとめを以下のブログに書きましたので、良ければ参考にしてください。
また動作報告などのコメントは、以後そちらのブログへお願い致します。
Genymotion・AndroVM Player 不具合対応まとめ (2014.1.24掲載)