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バイアスタイヤ から ラジアルタイヤ に交換して分かったこと

2023年04月26日 | オンロード バイク
先日、ninja250(2022モデル)で鞍掛峠を走ってきました。



Kawasakiのバイクは総じて乗り心地が固いので、タイヤの空気圧を落として試したのですが、あまり改善されませんでした。



採用されているタイヤはダンロップのバイアスタイヤで空気圧は フロント 2.00kPa・リア 2.25kPa となっています。

如何にも固そうなタイヤなので、フロント 1.80kPa・リア 2.00kPa にしたのですが…変わらず路面の細かな凹凸を拾い大きなギャップでは跳ねます。

登りはリアにしっかりとトラクションを掛けていればトルクが細いので滑ることは殆どないのですが、問題は下りで減速帯で跳ねるしハンドルを取られます。

ステアリングダンパーなんて高級な装備はないので、がっちりとハンドルをホールド(人間ステアリングダンパー)するしかなく、それでもいつ滑るか分からない恐怖(接地感が薄い)と戦うことで、滅茶苦茶疲れます。

そうして峠を5週ほど走ったあと休憩している時に、リアに太い釘を拾っているのを見つけてしまいました。プライヤーでゆっくり抜いてみると、プシューと空気の漏れる音がしたので、即もとに戻し近場のタイヤ屋さんでパンク修理をして頂きました。



タイヤ屋さんによると、強力な接着剤を使っているので高速走行も問題ないと言われたので再び峠を走り出したのですが、Uターン時に反対車線から直進車が来たことに気付くのが遅れ慌てて急ブレーキを掛け立ちごけしました。

幸いにも車に接触するほど接近しておらず、車が通れるだけの道路幅はあったので、車はそのまま前を通り過ぎて行きました。登りのUターンポイントは緩やかなS字カーブになっているものの道幅が広く見通しが良いので…車を見落とした自分が悪いです。

バイクはエンジンスライダーのおかげで、スライダーと純正マフラーに傷がついただけでカウルやバーエンド、ミラーは無傷でした。

純正マフラーはそのうちスリップオンマフラーに変えたいと思っていたのでノーブロブレムです。ninja250のエキパイについている触媒はかなり小さく細い(弁当箱になっていない)のでサイレンサーだけ変えればいいかなと考えています。

しかし、さすがに友人の前で派手に立ちごけしたので心が折れ帰宅しました。

帰ってから色々と考えたのですが、パンクしたタイヤをいつまでも使いたくはないし、純正タイヤでは今後怖い思いをするのは見えているので、マフラーの前にタイヤを交換することにしました。



早速、2りんかんでタイヤを選び交換して頂きました。

今回購入したのは…PIRLLEI DIABLO ROSSO III ラジアルタイヤです。

・フロント 110-70-17 inch
・リア   150-60-17 inch

工賃込みで、40,170円でした。
さすがにバイアスタイヤと比べると 1万円ほどお高い (´・ω・)…




リアは元々 140-70-17 inch だったのですが見た目重視でワンサイズ広いものをチョイスしました。



タイヤ交換後、走り出してすぐにその違いを体感しました。
全体的に乗り味が柔らかくなり路面の小さな凹凸の振動は激減しギャップでも跳ねず前後ともに良いサスに変えたように感じました。これは峠を走る時だけでなく、街中やロングツーリングのようなロケーションでも効果大で疲労度がかなり減ると考えられます。

結論、もっと早くラジアルタイヤにしておけばよかった。



しかし、 ROSSO III はスポーツタイヤに該当するため、ツーリング用など他のラジアルタイヤでも同じ効果が得られるかは分かりません。

また、ワインディングを走ったわけでもないので、グリップ力や耐久性などの効果はもう少し走り込んだ後にレビューしたいと思います。
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