それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

母の写真

2007-01-06 10:43:25 | Weblog
ご近所でお葬式がありました。
同居している84歳のお母さん。
突然だったので大慌てだったと思います。

お正月、
私の母や、姉妹従兄弟そして夫の母と我が家に揃います。
「写真を撮るので88才のお祝いに孫たちにもらった洋服を持ってきて。」
と、母に言いました。
その服は華やかな私の選んだものです。とてもよく似合っています。
デジカメで15・6カット撮り、1枚、本人に選んでもらいました。
そう、お葬式用の写真です。
私の父は、母と二人で撮リっこしたものを用意していました。
その時に一緒に撮ったものが無い。と、嘆いていたのです。
「うーん、しわが多いけれど仕方ないわねぇ。後は黒ぶちの額を用意しておくわ。」
ところころ笑っていました。
それを夫の母に言うと、
「うっん、まぁ!」
と、目を丸くしていたので、
「お母さんも撮っておきましょうか?」
とは聞けませんでした。また、”撮って”とも言いませんでした。

「私も撮っておかなくては」
と夫に言うと、
「写真てなんで飾らないといけないのかなぁ。」
そんな決まりは無いだろう。と言います。

そうですねぇ。誰が決めたんだろう?