レプハドの作品を作りました。
柔らかい錫板に特殊な鉄筆で絵を描くように押えて模様を作ります。
レプハドはスペイン語。メタルエンボッシングは、英語。
発祥は、ヨーロッパ・スペインらしい。
スペイン統治下だったメキシコからやってきました。
模様を作る作業を憶えるのに最初は右往左往しますが、
慣れると予測がつくようになります。
割合に簡単な作業の繰り返しですが、
それなりに技がいります。
どんなことでもそうですが・・・。
初めの線で描いてあるパターンが、
どのようにレリーフに変化していくかが面白いと思います。
これからどんな作品を作っていくか、楽しみです。
今回は、トールペイントも作業の中に入っています。
箱に色を塗るのは、絵を描いている私には結構面倒な作業でした。
美しく塗るコツは、ガッシュ画も同じ。
薄く何度も塗り重ねるのです。
最もガッシュ画と違い、トールの場合ムラを作ってはいけません。
この箱は、印鑑入れです。
近頃印鑑も、シャチハタが主流になってこんな箱を使わなくなったなぁ。
と、作りながらつぶやいていました。
少しずつ世の中流れています。