それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

だってだってのおばあさん

2008-09-03 10:13:31 | Weblog

昔、子供の絵画教室をしていた時、
「だってー、だってー。」
を連発する幼稚園の女の子がいました。
私はいつも、「だって」はいけません。
とその子に注意していました。
だってーを言うと先がありませんでしょ?
そんな時に見つけた絵本。
「だってだってのおばあさん」佐野洋子作
これは、子供向けの絵本ではありますが非常に哲学的。

おばあさんと子猫が住んでいました。
おばあさんは、99歳。子猫は5歳。
子猫はいつもおばあさんに外で遊ぼうと誘います。
しかし、おばあさんは、「だってー私は99歳だもの。」
といって断ります。
ある時、おばあさんは、子猫の誘いに乗って外に出ました。
「魚を釣ろう。」「だってー、99歳だから魚釣りなんか…。」
「あら釣れたわ。」ってな調子でおばあさんは、小川をを飛ぶし・・・。
といったお話でした。


「年をとった。」
と私の周りにこんな言葉があふれています。
年令という数字の魔法に惑わされている人がとても多い。
若作りをしなさい。とかではありません。
”自分で年寄りにしていっているのよ!”
なのです。
「だってー」「だけれどね」
なんて言葉は、どこかに片付けてしまいましょう

あの、「だってー」を連発していた女の子は今どうしているでしょう。
もう、とっくに30歳は過ぎているでしょう。


値上がり・ねあがり

2008-09-01 10:37:59 | Weblog

毎日値上がりの話を聞きます。
しかし、聞くばかりでどうしようもない事柄。
あまりのことなら、皆で一揆!ってことに。

しかし、絵を描くにも何もかも値上がり。
絵具・紙。
紙は、特に激しい。
去年からすると、5000円が7000円になってしまった。
フランスの紙なので、ユーローの値上がりもこたえているらしいが、
しかし、便乗値上げもあるのではないかなぁ。
紙をケチるわけにはいかないし・・・。
あまりけちけち細かく言うと、
作品にまで出てしまいそうであまり細かい事を言わなかったのですが、
我が家も、今までのようなどんぶり勘定ではなく、
きっちっと見直さなくてはなりませんなぁ。