ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

救急車を呼ぶ

2025年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 夕食後に新たに処方された薬を飲み、お風呂に入ることに。

ちょっと熱めの風呂に浸かり、まったりしているとなにやらガヤガヤと男の声が聞こえてきた。

「大丈夫ですか」「ここどこか分りますか」「今日何日かわかりますか」

どうやら意識を失っていたのか、ぐったりとしていた自分を見て、心配した家族が119番に電話したようで、風呂場に救急隊の人が入ってきて声をかけてきた。

なんだかどういう状況か理解できないうちに、両脇を抱えられ風呂から出されると、担架に乗せられ救急車に搬送されているようだ。

この間になんだかいろいろ声をかけられたか、あんまり思い出せない(^^;)

熱い風呂に1時間ほど入ってたため、脱水症状が出ていたようで、意識がもうろうとしていた。

サイレンの音を聞きながら、なんだかやばいよやばいよと思いながら、いったい何が起こったのか考えてみるが頭が回らない。

病院に到着するとすぐに点滴をして、「じゃあCT検査します」といわれ、たぶんのぼせただけですけど何かあるんでしょうかと聞いてみるが、一応心配ないように検査しておきますと言われる。

ベッドに寝かされ丸い洞窟のなかに移動させられる。

MRIは何度もやってたので、ガンガンガンと音がしてくるのかと思ったら、CT検査は何の音も鳴らずにあっという間に検査終了。

検査結果が出るまでベッドで横になって待っててくださいといわれる。

ずいぶん長い間待ってたようだが、先生がやってきて脳に出血もなく異常ありませと言われホッとする。

ここで先生から「どうします?帰りますかと」聞かれたので、はい帰りますと即答する。

このあたりになると大分意識がはっきりしてきたので、救急車呼ぶとお金がかかるのか気になったが、CTの検査代1万円だけ支払って帰宅する。

とんでもない一日だったが、日付も変わった深夜、そういえば今日は映画を予約してたなあなんて思い出し、眠りについた。



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