ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

新型コロナウイルスに感染

2025年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 まさしく青天の霹靂とはこのことだ。

 二日前の金曜日の午後、急に喉が痛くなる。

部屋が乾燥してたのかも、なんて思っていたが、次の土曜の朝もまだ喉が痛い。

おまけに朝起きてからずっと頭痛がしている。

これは風邪でも引いたかもなんて思いながら、体温計を計ってみると36.4度、大丈夫だ。

そのうちちょっとずつ咳が出始める。

まずいなあ~、なんて思いながら咳がどんどん出るようになる。

寝る前には、絶対風邪だろう大きな咳が、ゴホッゴホッなんて頻繁に出るように。

 そして一晩中咳が出続けて眠れぬ夜が明け、これは病院に行かねばと、日曜でもやっている病院をネットで探してみる。

あった!市の休日夜間急患センター。

すぐに車で急患センターへ向かう。

10分もせず到着すると、駐車場には結構車が止まっているので、やっぱり風邪が流行ってるんだ、なんて思いながら入っていくと、患者さんらしき人たちが待合の椅子に10人位座ってる。

これは時間が掛かりそうかも、なんて受付で問診票と体温計を渡され、問診票に喉が痛いとか咳が出る、頭痛がするなどを記入し、体温計で出た36.9度も書き込み受付の人に返す。

すると5分も経たないうちに名前を呼ばれ、診察室へ入る。

黒縁メガネの30代ぐらいの若い先生が、まず「熱は何度でしたか?」と聞いてきたので、「ここで計ったら36.9度でした」と答える。

続けて先生は「じゃあ家では何度でしたか?」と聞くので、「37.1度でした」と答える。

すると「はっきり出ないかも知れませんが、インフルとコロナの検査をしますか?」と聞いてきた。

それが目的だったので「お願いします」と答えると、すぐにテレビでよく見ていたあの長い棒の先に脱脂綿がついたものを、「ちょっと痛いですよ」といいながら右の鼻の穴に突っ込まれる。

テレビで小さい子が棒を奥までつっこまれてのけぞる様子とか観ていたので、これかっ、なんて思いながら、それでもまあ大人なんでこれぐらいはと微動だにせずに受け入れていたが、それが気に入らなかったのかさらに奥まで突っ込まれて「うっ」なんてのけぞってしまう。

こんなに奥まで入れて大丈夫なのかと心配になるぐらい入れられた(^^;)

「いったん待合室でお待ちください」と看護師さんに言われ、診察室を出ると、患者さんがほとんどいなくなってた。

ピークが過ぎたのかなあ、なんと思いながら、そういえばあの先生、熱が何度か以外咳や頭痛のことなど、症状については何も聞いてこなかったけど、あれで大丈夫なのかと心配になってくる。

しばらくすると検査結果が出たのか、また名前を呼ばれ診察室へ入る。

すると先生がいきなり「コロナです」という。

「ええっ、コロナですか!!」

思わず大きな声が出てしまったが、全く予想してない結果に、その後先生がいろいろ今後のことを喋ってたようだけど、まったく耳に入ってこなかった。

何にも考えられず、診察室を出て待合室に座っていると、年配の看護師の女性が近づいてきて、処方された薬と、新型コロナウイルスの治療に関するQ&Aが書かれた紙を渡され、発症から5日間は外出を控えるようにや、薬の説明を受ける。

私はそこで気になっていた、「熱はほとんどないんですが、コロナなんですか?」なんて聞いてみると、

「熱がそんなに出ない軽い症状でも、コロナに感染する患者さんもいます」と言われる。

受付でこの日の診察代4280円を支払い、車で帰宅するとすぐに処方された薬を確認する。

5日分処方された薬は

・トランサミン:出血および扁桃腺などの腫れや痛みを抑える薬
・メジコン:咳を鎮める薬
・ロキソニン:痛みや炎症をやわらげる薬

コロナウイルスに感染したので、それ用の特別な薬でもあるのかと思ったが、これはほぼ風邪の時に飲む薬だよね。

今は咳が出るだけで熱もないし、なんとなく体がだるい感じがするだけで、いまのところ結構軽い症状でちょっとほっとしている。

とりあえず明日は年休で、あとは金曜まで全部在宅にでもしてもらおう。



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