さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

僕が昼寝してる間に、さっちゃんが畳の部屋でお漏らししてしまいました

2020-05-06 23:51:35 | トイレ・排泄
僕は昨晩いつもよりずいぶん遅くまで起きていたので、今朝は7時半ころには目覚めたのですが、昼過ぎには眠気が襲ってきました。
それで、ちょっとお昼寝。

布団が敷いてある畳の部屋、そこで寝ている僕の横でさっちゃんの動く気配がして、僕は目が覚めました。
僕の右で一緒に寝ていたはずのさっちゃんが左の畳の上で立って、何やら僕に訴えかけているような雰囲気が感じられます。
すると、さっちゃんがズボンとかを脱ぐ動作を始めました。
さっちゃんのお尻がチラッと見えるくらいに下がって来た時、飛び起きた僕がさっちゃんの手を引いてトイレに向かいました。

トイレに着いて、ズボンとかを脱がせようとして、僕は気付きました。
もう、漏らしてる!
パンツを下ろそうとすると、パンツはグショグショ!
さっちゃんの両肩を強く押し下げて便座に座らせます。
さっちゃんは僕のスリッパを履いていましたが、それを脱がすと踵の部分が少し濡れています。
スリッパは洗う必要がありそうです。
当然、靴下もズボンも洗濯。
ズボン下とパンツはお風呂場に持っていき、バケツの水に浸けておきます。

さっちゃんはおしっこの残りを少し出すと、脱がした衣類をあれこれ僕がやっている間、神妙に座ってました。
何となく自分でも失敗しちゃったと感じているのでしょうね。
ちょっとだけトレぺで拭いて、僕とさっちゃんはお風呂でシャワーを浴びました。

お風呂場から出ると、もうすでにいつものさっちゃんに戻っています。
新しいパンツを穿いてもらおうとすると、僕のちょっとした助力に腹を立てます。
ほとんど当たり前のように受け入れてくれている着替える際の僕の助力なんですが、ごくたまに嫌がることもあるんです。
例えば、パンツの前後ろを僕が確認して手渡しますが、穿く際に片足立ちになりますから、その時腕などを持って支えてあげてるんです。
今日はその支える僕の手を拒否。
僕も念のために持ってるだけですし、さっちゃんは僕が支えなくても穿けることは知ってますから、嫌がられてまでは助力しません。
ズボン下も同様でしたが、ズボンは穿くこと自体を拒否、と言うか、僕との接近を拒絶なんでしょうかね?
ユニクロのヒートテック上下下着の姿でしばらくいたさっちゃんでした。
少し時間が経つと感情も変わりますから、ズボンも靴下も上着のシャツも着てくれました。

ところで、さっちゃんがどこで漏らしたかが重要事項です。
狭い家中のあちこちを見て回りました。
歩き回ることで濡れてしまったような場所もないかと探しました。
敷布団も触ってみました。
その結果、畳の部屋(寝室)のベランダ側の畳が濡れていました。
大、中、小と3ヵ所濡れていて、その広さは合わせるとティッシュ1枚少しくらいでしょうか。
ソファーにも座ったのか、覆っている木綿の布が少しだけ湿っていました。
この布はいい機会ですから洗濯ですね。
ソファーの革部分も少し湿ってる感じはありましたけれど、よく拭いたので大丈夫でしょう。

どうやらさっちゃんはここで急にもよおして、パンツを脱ぐ間もなく立ったまま漏らしたんでしょう。
両足を伝って流れ落ちたおしっこが畳の最大の濡れた箇所、すぐそばのソファーに一瞬座ったのか、
ソファーまでの間に中、小の濡れた箇所もありました。
それ以外の顕著な濡れが畳の上に見られないのは、さっちゃんが畳の上もスリッパを履いたまま歩くからなんでしょうね。
僕がさっちゃんに気付いたのはお漏らし直後だったんだと思います。
だからあちこち歩き回ってはいない。

家の中でトイレ以外のお漏らしはこれまで2回ありました。
その2回ともフローリングの上でしたから、大変な点ももちろんありましたけれど、基本的には拭けば何とかなりました。
でも、今回は畳です。
フローリングの時のように、おしっこ全部を畳の上に出したわけではなく、
パンツ、ズボン下、ズボンを潜り抜けて出て来たおしっこですから、量はかなり違います。
濡れた畳は応急処置を施した程度ですが、今回はまあこれで何とかなるでしょう。

いつかは大量のおしっこが畳を濡らすこともあるでしょう。
畳ではなく布団かもしれません。
オムツなどを可能な限り使わずに生活させてあげたいので、たまの大失敗も覚悟しておかなければならないと思っています。

今日のこの件に関しては、さっちゃんをひと言も叱ったりは出来ません。
むしろ、気付いてあげられなかった僕の落ち度ですね。
さっちゃんには「ご免ね」と謝っておきました。
さっちゃんには何にも分からないでしょうが、これは僕の気持ちの問題です。
コメント
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