さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日はさっちゃんとのリモート面会の日でした。その様子は相変わらずですが、眼だけはずっと開いていましたよ

2022-01-24 23:36:49 | 大腿骨転子部骨折
昨日の日和田での岩トレが影響したのか、今朝はなかなか起きられませんでした。
アラームをセットしてある7時半に起きてから、2度寝、3度寝と繰り返し、最終的に目覚めたのは何と! 何と! 12時半!
目覚めて良かったです。
着替え、トイレに行き、朝食(昼食だ)を食べて、1時15分には自転車で出発。
朝食も豚まんをレンチンして食べ、バナナ1本食べました。

時間的には余裕を持って病院に到着。
リモート面会の部屋に入ります。
前回の若い真面目そうな男性担当者がいました。
画面を写真撮影する許可を彼から貰っておこうと、話しかけようとする直前にもっと真面目そうな男性職員が僕に近づいて来ます。

「○○課の◇△ですが、写真撮影は駄目なんですよ」と僕に対して告げに来られたようです。
「リモート面会が月に1回なんて残酷過ぎです」と僕が電話で話し合った、あの◇△さんです。
「でも、最初にもっと年配の男性の方から『画面だけならいいですよ』と言われたものですから」と言うと、
「注意書きに書いてあるように、撮影は禁止なんです」
「ただ、『許可のない限り』ですよね。僕は許可を受けたんですから」
「ですから、許可は出来ません」
「え~? 許可できない理由は何なんですか? 終了後、撮影したものをチェックしてくれたっていいですから」
「それでも許可は出来ません」

ここまで言われると、僕には反論の余地はありません。
何がそんなに駄目なんでしょう?
愛する妻の最新の姿を写真に撮っておくことの何が一体駄目なんでしょう?
僕にはまったくまったく理解できません。

リモート面会自体は今までと変わりありませんでした。
僕が「さっちゃ~ん」と何度も何度も呼びかけるだけです。
ただ、今日はさっちゃんがずっと目を開けていました。
前回までのように、目を閉じっ放しの中でたまに目を開けるのとは違います。
そんな時の目の開いている様子は弱々しい感じがします。
ぼおっとした感じです。
でも、今日の様子は違いました。
力強くぱっちりと目が開いていました。
(これはかなり僕の主観が入っていると思いますが)
写真が撮れていればその違いも分かってもらえたはずなのになぁ!

ただ、さっちゃんの視線はなかなか僕が映っている画面には向かないようです。
側にいるリモート面会を担当している事務の方(多分)の方を向くことが多いようです。
画面の中の人物に特別な意識が向かないのでしょう。
見たとしてもその人物が僕だと、さっちゃんの夫だと分からないのでしょう。
僕の顔を時折り見てくれること、そして声をずっと聞いていてくれること、それだけで十分だと納得するしかありません。

リモート面会時間はたったの15分間です。
その少し前に「そろそろ終了時間ですから」と若い真面目そうな男性職員が告げに来ます。
僕の心にはその声が冷たく響きます。
プツンと切られ、さっちゃんの姿が消えます。
また、最低でも2週間、さっちゃんの顔すら見ることが出来なくなります。
これもコロナ禍の残酷さの一面ですね。


病院で12月分の医療費等の支払いをして、途中買い物をしながら家に帰りました。
帰宅後、PCチェックやらPCでの用事をしていると、すぐに7時半になってしまいました。
鶏肉、タマネギ、ジャガイモ、カリフラワー等でカレー(カレーライスではなく)を作ろうと思っていましたが、時間的に無理になりました。
それで、レトルトのカレーライスを食べることにしました。
ブログに何の写真もないのも寂しいですから、今晩の僕の食事を載せます。


▲19:56。レトルトカレーは無印良品の牛バラ肉の大盛りカレー、冷凍しておいたご飯にかけました。お味噌汁は金曜日に作ったもの、ブロッコリーは土曜日に湯がいたものです。ブロッコリーは明日までまだ残ります。ワインはスペイン産の赤ワインで1000円しないのですがフルボディなんです。
コメント
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