さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日も災害医療センターへ行きました。さっちゃんの入院生活に関係した諸手続です

2022-03-08 23:49:45 | 肺炎
今朝の9時25分、訪問診療所から電話があって、さっちゃんの様子を聞いてくださいました。
僕からも契約書の件を聞いてみましたが、あまり急いでいる感じではありませんでした。
次に診療に伺う時にでも、といった感じです。
でもまあ、僕としては早めにきちんとした契約をしておきたいですから、記入した契約書を診療所に持って行くことにしました。
我が家から近いんです。

続いて10時30分には、災害医療センターから電話が入りました。
さっちゃんが今日の1時半一般病棟へ移るんだそうです。
それで、個室と大部屋があってどこに入りますか? という説明がありました。
個室は費用が嵩みますし、さっちゃん自身も個室の快適さを実感できないでしょう。
個室でないと困るような病状でもありません。
大部屋をお願いしました。
また、入院中に必要になるもの、病衣、オムツ、パッド、ボディソープ、シャンプー、etc.も揃えなければなりません。
病衣はレンタルするのだそうです。
その他の物は購入するのだとか。
どうやら病院にあるコンビニで購入するみたいです。
僕が「じゃあ、今日伺いますね」と言うと、「では、1時半以降に来てください」と言われました。

軽く昼食を食べ、家にあったオムツとパッドを持って行ってみることにしました。
これを使ってもらえるのなら、別途購入する必要もないですしね。
今日も自転車で行くことにしました。
歩きなら気にならない程度の小雨が降っていました。
病院に近づくころまで降っていました。
帰りには止んでいましたね。
今日も往復1時間50分のバイク運動が出来ました。

さっちゃんが居る病棟のナースステーションへ行きます。
担当の看護師さんがすぐに出て来てくれて、オムツとパッドを受け取ってくれました。
どうやらこれでいいみたいです。
テーブルと椅子、ソファが幾つも置いてある広いスペースへ行き、看護師さんから簡単な状況説明がありました。
酸素は0.5Lになっているようですね。
そして、数枚の用紙を渡されてサインをするように言われました。
退院支援計画書、病状説明用紙、入院時説明同意書、緊急処置および検査に対する同意書、身体行動制限に関する説明同意書です。

これらの書類にサインする前に、看護師さんに言われたシャンプーとボディソープを購入しに正面玄関横のコンビニへ行きました。
そこでは病衣レンタルの契約もしました。
浴衣タイプの病衣は1日220円で、仮に2週間分の契約をしました。
2日に1着、病室に届けられるそうです。

サインし終えて、ナースステーションに持って行くと、今度は別の書類の説明があるようです。
また広いスペースへ戻り、その書類の説明を聞きます。
あれ? どうも個室の病室の契約書のようです。
僕はすぐに「個室は頼んでいませんよ」ときっぱり。
1日1万円もする個室に入る余裕もありませんし、さっちゃんの病状では個室の必然性もありません。
看護師さんは困ってしまったようで、いったん僕の元から離れ、しばらくして戻って来ました。
「他に空いているベッドがないそうなんですが、個室でお願いできませんか?」と言います。
僕は「急にそんなことを言われましても、かなりの出費ですし・・・・」
「個室以外に空いているベッドがないケースで、個室のベッドを無料で使用することもあるように聞きますが」
などと、言ってみました。

この行き違いの原因はどうやらこんなことのようですね。
今朝の電話で、最初に個室の説明がありました。
次に大部屋の説明があり、窓際のベッドは1日1000円プラスされることも聞きました。
それで僕は大部屋前提で次のように話したのです。
「窓際が気持ちいいでしょうけれど、さっちゃんはそれが分かる状態ではありませんしね。
隣りのベッドに五月蠅い人がいたりしたら嫌でしょうけれど、そんなことも滅多にないですよね。
ですから(大部屋なら)どこでもいいです」

僕は個室の話は終わって、大部屋の話になっていると思っていましたから。
当然のごとく、「大部屋ならどこでもいい」という内容を伝えたつもりだったのです。
でも、電話して来た方は「個室も含めてどこでもいい」と受け取られたみたいですね。
ただ、そうなら「個室に入られるということでよろしいですね。1日1万円かかります」との確認を最後にするのが普通ですよね。

ベッドに空きがないと言うし、どうなるんだろうとヒヤヒヤしていましたが、看護師さんも僕の言っていることは理解してくださいました。
どういう経緯があったかは分かるはずもありませんが、しばらくして再び看護師さんが戻って来ました。
「窓際のベッドが空いているようなので、そこではいかがですか?」と言います。
裏でどういうやりくりがあったかは知る由もありませんが、これすら断ると申し訳ありません。
(本当はそんなことないのですけどね)
窓際ベッドの契約書にサインしました。
20日間いたとして2万円ですね。
個室なら20万円! ですよ!
そんな大金ありません。

ちょっとしたハプニングはありましたけれど、無事に入院手続きが終わりました。

そんなことのあった間の時間に、昨日さっちゃんの病状説明をしてくださったお医者さんが短い時間でしたが、来て話してくださいました。
基本的にはさほど変わった内容はありませんが、がかなり出るとおっしゃいます。
日常的に誤嚥があるようなんです。
自分では痰を出すことが出来ないので、痰を吸引することも行なう可能性があるようです。
こちらの問い掛けに対しての反応も見られるようになったそうです。
微熱は続いているようですね。
木曜日に血液検査をするので、その結果を見てそれ以降の方針も考えましょうとのことでした。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

今日、ブログのプロフィール欄の写真を変更しました。
以前はアカヤシオ、シロヤシオが満開の中、山を歩くさっちゃんの姿でしたけれど、小さくて分かりませんでした。
今回はさっちゃんの顔がはっきりと分かります。
その元の写真を載せておきます。


1987年8月8日、北アルプスの室堂ですね。さっちゃんの会社の社長さん家族に偶然出会い、写真を撮ってもらったのです。この年は初めての剱岳だったので、八ッ峰6峰Cフェース剣稜会ルート、源次郎尾根、Dフェース富山大ルートを登攀しました。左の男性は小生です。

この山行を記録したさっちゃんの文章が残っていますから、いつか写真とともにこのブログでも紹介したいと思います。
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