さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日、ショートステイの事業所との契約を行ないました。そして、今週末から2泊3日で利用することも決まりました

2021-11-17 23:53:25 | ショートステイ
さっちゃんが利用するに適当なショートステイ探しは一昨年から始めていました。
でもまだ、それほど切迫感はありませんでしたし(今でも同様ですが)、探し始めたばかりでのんびりしていましたから、1ヶ所の見学をしただけでした。
去年からはコロナ禍で見学も出来ませんし、コロナ禍が通り過ぎてからという気持ちになってしまいました。
今年の秋になってから見学を2ヶ所、電話を2ヶ所したのですが、その中の最後の事業所を利用させてもらうことにしたのです。
兎にも角にも、実際に利用してみないことには何も分かりません。
今回決めたショートステイは利用者の方々にスタッフの目が行き届き易いと思えたからです。

その事業所の生活相談員の方とケアマネさん今日の1時に我が家に来られました。
もちろん、さっちゃんも同席しています。
相談員の方がさっちゃんのことをいろいろと聞くんです。
食事、水分摂取、箸、ストロー、スプーン、食事介助、・・・・、書き切れないほど聞かれ、話しました。
睡眠、ベッド(我が家は床に布団です)、トイレ、お風呂、・・・・、いろんなことを聞かれ、話しました。
家で転ぶことはないかとか、食事中むせることはないかとか、布団からは自分で立ち上がれるのかとか、いろいろ聞かれ、話しました。

いま通っているデイサービスからの報告にも目を通されているようで、その報告内容が話の端に出て来ました。
さっちゃんはデイサービスの昼食は全介助なんですね。
出来るだけ、箸を使って自分で食べてもらうようにしている、と以前聞いていましたから。
まあ、その頃は家でも最初は箸を持たせていましたからね。
我が家同様、すでにデイサビスでも食事は全介助になっていることを知りました。
また、入浴ですが、なかなか湯船には浸かってくれないようで、シャワーだけになることも多いようですね。
湯船にゆっくり浸かれるようなら、それが一番なんですけどね。

利用するに際しての具体的な細々したこともたくさん聞きました。
今後、実際に利用した際にそんなことも書くチャンスがあれば書いておこうと思います。

そして、「介護保険負担限度額認定」制度なんですが、この件で先週市役所に電話してみました。
申請書の書き方や用意すべき資料等について教えてもらうためです。
その際市役所にあるさっちゃんのデータを見てくれたのですが、見た途端に「利用できませんね」と言われてしまいました。
我が家は二人の年金暮らしです。
さっちゃんは厚生年金、僕は国民年金です。
国民年金は皆さんご存知の通り微々たる額です。
さっちゃんの厚生年金も、同じ仕事をしても男以上の仕事をしても給与に明らかな男女差別があった時代ですから、本当に少ないんです。
僕たちは贅沢な暮らしはして来ませんでしたし、さっちゃんが超しっかり者だったので、お金に困ったことはありません。
でも、貧乏暮らしなのは確かです。
そんな貧困家庭なのに、この制度が使えないとは!
この制度が利用できれば、おそらく1日数百円から1000円程度は宿泊費と食費の実費部分が押さえられると思います。
でも、この制度はさっちゃんには適用されません。
その理由は「さっちゃんは税金を払っておられます」からだそうです。
市民税とか都民税のことだと思いますが、払える収入がある人はこの制度を利用できないんだそうです。
次の申告の際はもっとシビアに作成してみようかな、と思いました。
もしかしたら、非課税レベルに成れるのかもしれませんしね。
我が家も節税しなくちゃ・・・・

さっちゃんは途中で疲れてしまったようで、布団で横になってもらいました。
でも、またすぐに起きて来ます。
そんなことを何度も繰り返しましたが、1時間を越えたくらいからは、次第に不機嫌になって来ました。
さっちゃん以外の3人で会話が弾んでいるので、疎外感でも感じたからなんでしょうか?
相談員の方も「もうすぐ終わりますからね。ご免なさいね。すぐ帰りますからね」とさっちゃんに言います。

初回の利用ですが、最初は1泊からスタートした方がいいのだろうかとも思いましたが、
相談員さんのご意見も伺って、やはり2泊3日でスタートすることにしました。
前もってケアマネさんから教えてもらっていた通り、今週末に空きがあるとのことで、さっそく土日月で利用することにしました。
当面は土日月2泊3日の利用を月に2回のペースで利用しようと思っています。

土曜日に面会に行って、一緒に近所を散歩したかったのですが、今はコロナ禍で面会は出来なくなっているそうなんです。
残念・・・・
月曜日は午後2時から言語リハビリですから、午前中さっちゃんを迎えに行くことにします。
施設側の送る(帰る)時刻は午後3時くらいになってしまいますから、僕が迎えに行くことになります。
遅くとも11時半までに来て欲しいと言われました。
僕としては10時台に迎えに行ければいいなと考えています。
帰宅して、ゆっくりと落ち着く時間が十分に取れてから言語リハビリが出来るようにしたいと思っていますからね。
明々後日の土曜日にはショートステイの利用が始まります。
さっちゃんは馴染んでくれるでしょうか?
最初は戸惑うでしょうね。
不安にも感じるでしょうね。
そんなことを思うと、可哀想に感じてしまいますけれど、早く慣れてくれることを願っています。
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