さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

小学5年生の甥っ子の息子とさっちゃんと3人で『天気の子』を観てきました

2019-08-25 00:01:17 | 映画
金曜日、さっちゃんと5年生のK君との3人で『天気の子』を観てきました。
東京で観てもよかったんですが、せっかくなのでK君と一緒に行ったんです。

心配事はいつもと同じ、さっちゃんのトイレ。
まあ、いつも大丈夫なんですが、やっぱり心配ですよね。

『君の名は』もさっちゃんと二人で観たんですが、
そのアニメと同様の雰囲気のアニメを予想していました。
でも、その予想はまったく外れましたね。
前作では自然の情景が多かったのに、今回は大都会東京。
前回は眩しい光溢れるシーンが多かったのに、今回は暗い雨のシーンばかり。
両作品とも人知を超えた神秘的な出来事を扱ってることは共通なんですが、
その周辺ドラマは今回のは暗い話や犯罪に絡むことばかり。

3分の2くらいストーリーが進んだあたりで、さっちゃんに変化が現れました。
何やらブツブツと喋り始めたんです。
他の観客の邪魔になるほどの声ではなかったと思いますけれど、
さっちゃんはどうやらストーリーの展開に追いついていけないみたいなんです。
ただでさえストーリーを理解するのは困難でしょうから、
さっちゃんを映像的に驚かせ続けたり、引き込み続けてくれなければ
さっちゃんは付いて行けなくなってしまいます。

東京に毎日毎日、連続して雨ばかりが降り続くシーンがこれでもかというほど続きましたから、
さっちゃんもそういった中で徐々に展開していくストーリーを追えなくなってしまったんですね。

10分ほどはブツブツと喋ってましたけれど、ラストに近づくにつれ、
映像の動きも激しくなりますし、雨雲の上空のシーンもあったりして、
さっちゃんの関心も強く引き寄せられたみたいですね。
まあ、楽しく観れたようです。

映画以上にさっちゃんが気になったのは一緒に行ったK君のようです。
K君は歩いていて、僕たちとちょっと離れても、
「ここで待っててね」とか「ここで落ち合おうね」とかの約束をしたときも、
まったく安心できます。
もちろん、さっちゃんよりも安心できるんですが、
さっちゃんは小さな男の子だからと、さっちゃんなりに心配するんですね。
僕がK君のことを離れていても心配しないし、ほったらかしにもするので、
さっちゃんは僕のことを凄く怒るんです。
3人で歩いていても、さっちゃんはK君のことばかり目で追って、大変です。
K君も男の子ですからふらふらと歩き回りますしね。
しっかりとこっちのことは見てますから、ほっといても大丈夫なんですけど、
さっちゃんにはそれが分かりません。
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