このところ朝晩急に冷え込んできたせいもあったのか、昨夜、妻から少し厚手の服を持ってきてほしいとのメールがありました。
病院に確認すると、夜8時までなら裏口から入れるとの話だったので、仕事が終わった後、妻の秋物の服や上に羽織るフリースを持ち、娘を連れて病院に行きました。
7時前に到着。建物に入るときにちょっと手間取ったものの、無事病棟に入れました。持ち込んだ荷物のチェックを受けて、病室へ。娘にとっては、金曜の朝以来5日ぶりの母親の姿です。満面の笑みを湛えて、すぐ横に付いて離れませんでした。
妻は泣き腫らした顔で、僕らの前で自分のダメさ加減を責め続けます。慰めつつ、折を見て「隣を見てごらん。お母さんに会いたい一心で、ここまで来たんだよ」と言うと、そこで初めて気が付いたように娘の顔を眺め、やっと笑顔が戻りました。
「寂しい想いをさせて、ごめんね」と、娘の手をしっかりと握ります。
「回復すれば、必ず帰れる。今は養生することだけを考えて」と言い残し、明日も学校だからと、20分ほどで病院を後にしました。
病院前のレストランで、二人で夕食にしたんですが、娘はずっとしゃべりっ放しでした。よっぽど母親に会えたのが嬉しかったのでしょう。
日曜日に、また見舞いに行くからね。
病院に確認すると、夜8時までなら裏口から入れるとの話だったので、仕事が終わった後、妻の秋物の服や上に羽織るフリースを持ち、娘を連れて病院に行きました。
7時前に到着。建物に入るときにちょっと手間取ったものの、無事病棟に入れました。持ち込んだ荷物のチェックを受けて、病室へ。娘にとっては、金曜の朝以来5日ぶりの母親の姿です。満面の笑みを湛えて、すぐ横に付いて離れませんでした。
妻は泣き腫らした顔で、僕らの前で自分のダメさ加減を責め続けます。慰めつつ、折を見て「隣を見てごらん。お母さんに会いたい一心で、ここまで来たんだよ」と言うと、そこで初めて気が付いたように娘の顔を眺め、やっと笑顔が戻りました。
「寂しい想いをさせて、ごめんね」と、娘の手をしっかりと握ります。
「回復すれば、必ず帰れる。今は養生することだけを考えて」と言い残し、明日も学校だからと、20分ほどで病院を後にしました。
病院前のレストランで、二人で夕食にしたんですが、娘はずっとしゃべりっ放しでした。よっぽど母親に会えたのが嬉しかったのでしょう。
日曜日に、また見舞いに行くからね。