※以下、愚痴です。しかも長いです。4時に目が覚めて眠れずに書いた文ですから。閲覧には、くれぐれもご注意ください。
僕は、家庭事情を職場にカミングアウトしています。
妻が精神障がい者であること、それ故、日常生活において僕のサポートが必要であること、家事育児の大半が僕の役割であることなど。
当然のことながら、それに対する理解は、人それぞれです。
時々言われるのが、「誰でも事情を抱えている。あなただけじゃない」という言葉。
表面上は「大変だね」と言う人でも、本音はこれだったりすることも多いようです。
そういう人は、仕事の負担や成果について、事情を抱えていない人と同じだけ要求して来ます。つまり「職場は職場。家庭事情は無関係」という考え方です。僕が基本的には残業しないことについても、その手の人は厳しい見方をします。「家に帰ってご飯を作らなきゃいけない人間は、お前だけじゃない」ということです。
確かに、みなさん事情を抱えているでしょう。そんなことくらい、僕だってわかっています。でも、仕事中、日常的に家族から「死ぬ」「自殺する」というメールが来たり電話がかかったりする人間が、そんなにいるのでしょうか。実際に、警察や消防や市役所の保健師から「奥さんが自殺すると言っているので、帰って来てくれませんか」という連絡を何度も受けたことのある人間が、そうそういるのでしょうか。「家に帰ると、妻が死んだふりをしています」という本がありますが、帰宅したら本当に妻が失神していたという経験を幾度もしている人間が、そう当たり前にいるのでしょうか。
「みんな同じ」という人は、こういう具体的な話になると、聞いてくれません。自分の言いたいことだけ言って一方的に話を打ち切ったり、露骨に嫌な顔をしたりします。
これが相手が同僚なら、こちらも「人は人、自分は自分」とばかり放っておけばよいのですが、上司となると、それだけでは済みません。
今の次長は、僕の話を聞いてくれません。しかも、管理能力に問題があって、部下の仕事量を把握できていない風があります。でも、その人間が、うちの係の仕事の分担を決めているのです。しかも一人で。
昨年のこの時期、僕の仕事が一部パンク状態になりました。
今年もまた、ほぼ同じ状況を迎えつつあります。
僕としては、同じ轍を踏まないために、昨年度の時点で複数回に渡って「事務の分担の見直しと負担の均衡化」をお願いしました。別に僕を特別扱いしろと言った訳ではありません。明らかに負担の軽い人間がいるので、公平にしてくれとお願いしただけです。
でも、昨年5月の新所長就任にあたって示された新しい事務の分担は、一部の仕事を入れ替えてはいたものの、むしろトータルの仕事量が増えていました。係員が一人減ったということもあったのですが、減った人間の仕事の半分が、わざわざ僕に回されたのです。年度初めのヒアリングでそのことを正直に申告すると、次長は露骨に態度を悪化させました。次長としては、どうも事務量を増やしたつもりはなかったようなのです。減らされた人間ははっきり言って無能でしたから、その彼がしていた仕事など、仕事のうちにも入らないと考えていた様子。良かれと思って配慮してやったものを当の僕からありがたくないと言われ、次長としても、傷ついた面があったようです。それまでも十分きつかった僕への風当たりが、余計に厳しいものになりました。もう、何を言っても、僕は単なる怠け者のわがまま、僕自身の意欲や能力の問題としか考えていないようです。
でも、この2年間、うちの係で時間外の緊急対応を僕以上にこなしている人間は、居ないんですけどね。
そこは、2年前、次長が着任した当初から、ずっと彼がスルーし続けてきたことでした。「仕事だから、当たり前だろ」で終わり。午前1時とか2時とかまでかかった対応を終えた翌朝や子供の病気で休んだあとに出勤した際、朝イチで「ところで、あの件はどうなった?」と言われたこともあります。できてる訳がないのです。昨日はそれどころじゃなかったのですから。
毎年、秋から冬にかけて、妻の体調が悪化します。一昨年、昨年と2年連続で長期に入院しましたが、いずれも、この時期のことです。僕の仕事の繁忙期も、まさにこの時期にピッタリ重なります。家事育児の負担は慣れています。でも、毎日のようにかかってくる妻からの電話やメールを気にしないようにしながら、矢継ぎ早に仕事をこなしていくのは至難の業です。こちらの精神が参ってしまいそうです。
昨年12月、娘のテニスの大会で行った先で、一昨年秋に退職した40代の知人とばったり再会しました。彼が言っていたことが、頭にこびりついています。
「仕事は金じゃないですよ。仕事がきついのと、人間関係がきついの、どちらか一方だけなら我慢できます。今までも色々あったけど、何とか我慢して来ました。でも、両方一遍に来ると、とても我慢できません。辞める時の職場は、それが両方だったんですよ。」
全くその通りだと思う、自分が居ます。でも、僕は彼のように転職に役立つ資格も何もないので、すぐに辞める訳にはいきません。でも、転職する方策を、真剣に模索した方がいい気がしています。
書くだけ書いたら、少しすっきりしました。読んでくださった方、ありがとうございます。
僕は、家庭事情を職場にカミングアウトしています。
妻が精神障がい者であること、それ故、日常生活において僕のサポートが必要であること、家事育児の大半が僕の役割であることなど。
当然のことながら、それに対する理解は、人それぞれです。
時々言われるのが、「誰でも事情を抱えている。あなただけじゃない」という言葉。
表面上は「大変だね」と言う人でも、本音はこれだったりすることも多いようです。
そういう人は、仕事の負担や成果について、事情を抱えていない人と同じだけ要求して来ます。つまり「職場は職場。家庭事情は無関係」という考え方です。僕が基本的には残業しないことについても、その手の人は厳しい見方をします。「家に帰ってご飯を作らなきゃいけない人間は、お前だけじゃない」ということです。
確かに、みなさん事情を抱えているでしょう。そんなことくらい、僕だってわかっています。でも、仕事中、日常的に家族から「死ぬ」「自殺する」というメールが来たり電話がかかったりする人間が、そんなにいるのでしょうか。実際に、警察や消防や市役所の保健師から「奥さんが自殺すると言っているので、帰って来てくれませんか」という連絡を何度も受けたことのある人間が、そうそういるのでしょうか。「家に帰ると、妻が死んだふりをしています」という本がありますが、帰宅したら本当に妻が失神していたという経験を幾度もしている人間が、そう当たり前にいるのでしょうか。
「みんな同じ」という人は、こういう具体的な話になると、聞いてくれません。自分の言いたいことだけ言って一方的に話を打ち切ったり、露骨に嫌な顔をしたりします。
これが相手が同僚なら、こちらも「人は人、自分は自分」とばかり放っておけばよいのですが、上司となると、それだけでは済みません。
今の次長は、僕の話を聞いてくれません。しかも、管理能力に問題があって、部下の仕事量を把握できていない風があります。でも、その人間が、うちの係の仕事の分担を決めているのです。しかも一人で。
昨年のこの時期、僕の仕事が一部パンク状態になりました。
今年もまた、ほぼ同じ状況を迎えつつあります。
僕としては、同じ轍を踏まないために、昨年度の時点で複数回に渡って「事務の分担の見直しと負担の均衡化」をお願いしました。別に僕を特別扱いしろと言った訳ではありません。明らかに負担の軽い人間がいるので、公平にしてくれとお願いしただけです。
でも、昨年5月の新所長就任にあたって示された新しい事務の分担は、一部の仕事を入れ替えてはいたものの、むしろトータルの仕事量が増えていました。係員が一人減ったということもあったのですが、減った人間の仕事の半分が、わざわざ僕に回されたのです。年度初めのヒアリングでそのことを正直に申告すると、次長は露骨に態度を悪化させました。次長としては、どうも事務量を増やしたつもりはなかったようなのです。減らされた人間ははっきり言って無能でしたから、その彼がしていた仕事など、仕事のうちにも入らないと考えていた様子。良かれと思って配慮してやったものを当の僕からありがたくないと言われ、次長としても、傷ついた面があったようです。それまでも十分きつかった僕への風当たりが、余計に厳しいものになりました。もう、何を言っても、僕は単なる怠け者のわがまま、僕自身の意欲や能力の問題としか考えていないようです。
でも、この2年間、うちの係で時間外の緊急対応を僕以上にこなしている人間は、居ないんですけどね。
そこは、2年前、次長が着任した当初から、ずっと彼がスルーし続けてきたことでした。「仕事だから、当たり前だろ」で終わり。午前1時とか2時とかまでかかった対応を終えた翌朝や子供の病気で休んだあとに出勤した際、朝イチで「ところで、あの件はどうなった?」と言われたこともあります。できてる訳がないのです。昨日はそれどころじゃなかったのですから。
毎年、秋から冬にかけて、妻の体調が悪化します。一昨年、昨年と2年連続で長期に入院しましたが、いずれも、この時期のことです。僕の仕事の繁忙期も、まさにこの時期にピッタリ重なります。家事育児の負担は慣れています。でも、毎日のようにかかってくる妻からの電話やメールを気にしないようにしながら、矢継ぎ早に仕事をこなしていくのは至難の業です。こちらの精神が参ってしまいそうです。
昨年12月、娘のテニスの大会で行った先で、一昨年秋に退職した40代の知人とばったり再会しました。彼が言っていたことが、頭にこびりついています。
「仕事は金じゃないですよ。仕事がきついのと、人間関係がきついの、どちらか一方だけなら我慢できます。今までも色々あったけど、何とか我慢して来ました。でも、両方一遍に来ると、とても我慢できません。辞める時の職場は、それが両方だったんですよ。」
全くその通りだと思う、自分が居ます。でも、僕は彼のように転職に役立つ資格も何もないので、すぐに辞める訳にはいきません。でも、転職する方策を、真剣に模索した方がいい気がしています。
書くだけ書いたら、少しすっきりしました。読んでくださった方、ありがとうございます。