新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

越えられない壁はない

2016-11-01 23:52:32 | 子育て
 土曜日は娘も市営競技場で個人戦の大会があったので、宮崎に出発する前に送って行きました。後は、僕の実家の親に託して。

 その日のお弁当。



 豆腐ハンバーグ、里芋の煮物、ひじき煮、トマト。果物は柿。ご飯はいつもの。

 さて、その試合の結果を、日曜日の夕方に実家からの帰りの車中で聞いたところ、ベスト8敗退だったとのこと。このところ文化祭の準備でろくに練習もしていなかった割には、上出来です。

 そのことを伝えると、娘本人はこの成績には不本意だったらしく、後部座席で「弱い相手だったもん。格下に勝っても意味がない。」と、ふくれています。

 「今、全然練習する時間がない。生徒会なんかやらなければよかった」

 「それなら、家に帰ってから少しでいいから素振りでもしたら?」

 「時間がない」

 「ゲームする時間を減らせばあるよ」

 「体が持たない。それに、フォームがおかしいかどうか、一人じゃわからない」

 「できる範囲でいいじゃない。フォームはビデオ録画してあげようか?それで自分で確認したらいい」

 「暗い中で映るわけない」

 「玄関の灯を付ければ大丈夫。光の届く範囲でやればいい。」

 こんな調子で、暖簾に腕押しな会話をしばらく繰り返した挙句、黙り込んでしまいました。

 その後、ずっとふくれたまま家に到着し、そのまま就寝。妻が心配しましたが、前後のいきさつを話して、放っておくように言いました。

 翌月曜日の朝もまだふくれっ面をしていたので、「いい加減にしろ」と一喝したところ、朝食を食べながら、涙をぽろぽろと流しはじめました。もうぐちゃぐちゃです。

 現状に満足せず、向上心を持っているところは感心します。気持ちを持て余して、どうしたらいいか、おそらく本人にもわからないのでしょう。

 言い過ぎたかな…と若干の不安を残して出勤しましたが、昨日の夕方帰宅すると、いつものおちゃらけた娘が、リビングにでん、と居ました(*^_^*)。

 でも、結局、家では練習してないね(^^;)。