新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

卒業式でした

2018-03-03 21:29:00 | 子育て
 妻は日曜日まで外泊許可を取り、金曜日の夕方、仕事終わりに病院まで迎えに行きました。

 久しぶりに家族3人で迎えた土曜日の朝。妻は髪のセットとメイクで近所の美容院へ。僕はいつものように娘を学校に送った後、いったん戻って、あらためて妻と一緒に学校へ向かいました。

 いよいよ迎えた卒業式。

 本人の「頑張る」の言葉を信じ、入場の時点でクラスに合流して通常通りに式に参列した娘。固くなりながらも卒業証書を校長先生からいただき、卒業生の合唱では、周りを女子テニス部の戦友と小学校時代からの親友たちに囲まれ、涙をポロポロ流しながらも歌い切ったその姿に、妻も涙、僕も感慨深いものがありました。

 さすがに疲れたので、式の後の最後の学活には参加できませんでしたが、待っている間、娘はこの10か月を過ごしたカウンセリングルームを掃除していました。その姿は、この学校への感謝と別れを告げているようでもありました。

 担任から卒業記念品を授与され、さあ帰ろうとカウンセリングルームを出たところで、女子テニス部のキャプテンだった子(娘のペアの後衛でした)がやって来て「ちょっと待ってて。呼んでくるから、テニス部みんなで写真撮ろう。」と声を掛けて来るや否やUターンダッシュ。その後は、他の友達も寄って来て、一緒に写真を撮ったり、先生方や顔見知りのお母さんたちと話をしたり、一転してにぎやかに。

 その間、校長、教頭、学年長、養護教諭、担任の先生と、お礼を言いたい方々みなさんにほぼ漏れなく、ご挨拶と感謝の言葉を申し上げることができましたし、顔見知りのお母さんや、一緒の高校に行く子のお母さんとも挨拶をすることもできました。

 神様って本当にいるのかもしれない。まるでドラマのような絶妙なタイミングの良さと、人の善意だけを感じた日でした。

 娘の旅立ちの日は、本当に素晴らしい一日でした。