「伝説巨神イデオン 発動篇」
総監督 富野由悠季
主演 (声)塩屋翼
もう、職場から呼び出される心配も無くて、安心して酒なんぞ飲んだりしてますと、やっぱり大好きな作品が見たくなります。
丁度年末ですし、人間というものを、しみじみ考えてみようかな、なんて。
と、いう訳で、80年代初頭の伝説のアニメです。富野監督の最高傑作だと言ってもいい名作かと。とりあえず、僕らの世代以上のアニメオタクで、この作品の名前すら知らない人は居ないですよね。
若い世代には「エヴァ」に多大な影響を与えたアニメ、と言えば、いいかしら?
人間って、なんて哀しいんだろうって、見る度に思います。所詮は己の物差しでしか、物事を図ることはできないのかと。
ひたすら凄絶で、しかも美しい物語。富野監督の演出も、すぎやまこういちの音楽も、湖川友謙の作画も、素晴らしいの一言。
一応「接触篇」との二部作なんですが、元々が、低視聴率で39話で打ち切られたテレビシリーズの未放映エピソードですから、できればテレビシリーズ38話まで見てから御覧ください。その方が人間関係とかよく分かります。この作品がどれだけ凄いかも。
僕は、これで人生が変わったと言っても、言い過ぎではありません。
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