新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

文豪ストレイドッグスの文豪たち~宮沢賢治その4

2018-05-31 22:58:52 | 読書


「ポラーノの広場」
宮沢賢治 著

 随分久しぶりの読書カテゴリーの記事です。前回、「宮沢賢治その3」を書いてから、なんと6カ月半が経過しております。

 文庫本1冊読むのに半年かかったんかい…って、事実だから仕方ありませんね。このところ読書どころではなかったし…。

 今回のこの本は、あまり知られていない作品を中心に、「風野又三郎」(「風の又三郎」の初期稿)、完成原稿からは削除されたブルカニロ博士が登場する「銀河鉄道の夜」(初期形第三次稿)などが収録されています。

 表題作「ポラーノの広場」が面白かったかな。あと「税務署長の冒険」とか。どちらも、ちょっとミステリー仕立てで。

 賢治の小説は、やっぱり死に対して親和的な気がします。最愛の妹さんの死と、傾倒した仏教思想の影響が大きいのかもしれません。

 新潮文庫で読める宮沢賢治の本は、これですべて読みました。次は、引き続き文スト繋がりで、与謝野晶子先生の予定。詩歌はよく分かりませんが(笑)。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (じょぜ☆)
2018-06-01 18:40:03
さひょ君☆

こんばんは。

私、、、、宮沢賢治ってよくわからないんですよねー。

特に「銀河鉄道の夜」は、引き込まれる感じが全くなくて、、、、不思議。

与謝野晶子先生ですかー。

最近ねぇ、目がショボショボして文庫本がダメなんよー、えーん 涙)

返信する
Unknown (さひょ君)
2018-06-01 22:52:30
>じょぜ☆さん、3冊読んだけど、僕もよく分からないところがあります(^^;)。

大半の話は基本的の童話の体裁を取ってますが、つかみどころのない、不思議な物語が多いです。何か達観したような。

銀河鉄道の夜は、僕はすごく美しい作品だと思いました。幻想的で、とても綺麗で。

僕も小さい字はだんだん苦手になって来ました。メガネは当然、遠近両用です。
返信する

コメントを投稿