「発達障害グレーゾーン」 姫野桂 著
時々、勉強のために精神医学関係の本を読みますが、特に発達障害の本は、妻が当事者であると同時に、僕自身にも当てはまるところが多くて、親近感がわきます。
もっとも、僕は診断は付いていません。主治医に聞いたことはありますが、「誰にでも多少は当てはまるものですよ」と言われただけ。以前、職場で仲の良い保健師に聞いたこともありますが、やはり否定されました。ということは、僕は発達障害ではないのでしょう。
でも、この本、色々と思い当たる節が多かったですねえ。帯に書かれている4つの項目なんかも、全て当てはまります。「雑談の輪に入れない」ハイ。「メモが取れない」会議だと割と大丈夫ですが、電話のメモはてんで駄目です。「遅刻や忘れ物が多い」ハイ。「片付けができない」大いにハイ。職場で一番机が汚いです。どう片付けていいかも、よく分かりません。
ADHDの「のび太型」っていうのに、近い気がするんですよね。「不注意や忘れ物が多い。書類の記入漏れやスケジュールのダブルブッキングといったうっかりミスが多く、注意力も散漫になりやすい。会議中にその会議とは違うことを考えてぼーっとしてしまったり、居眠りをしてしまったりするので「やる気がない人」と誤解されがちだ。」(p16)…まさに、僕そのものやんか(^^;)。決裁に回した文書に誤字脱字が大抵1、2か所あるし、昨日から財布のありかが分からなくて散々探し回ったし(先ほど車の中で見つけました(^^;))。まあ、仕事の「やる気がない」のは誤解ではない場合があるけれど(コラ(-_-))…体調の好不調が、そのまま仕事のモチベーションやコンディションに繋がってしまうんですよね…。
そっかあ、グレーゾーンか。そうかもしれないなあ…と思った、この1冊でした。
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