新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

秋、また城山に来たり

2013-09-11 20:38:09 | 日記
継続しなければ、体力は付きません。

という訳で、今日の夕方、城山に再チャレンジしてきました。



山道を必死で登ります。ほとんど傾斜はないのですが(笑)。



もう、心臓が破裂しそうだったりします。



やっと山頂です。

前回は触れませんでしたが、城跡が石垣だけ残っています。



本丸跡のちっちゃな祠。
きっと、この城の往時の支配者たちを祀っているのでしょう。



前回見下ろした海側の市街地からは真裏にあたる方向を見下ろすと、太陽が輝いていました。

明日も晴れるかな


秋、城山に来たり

2013-09-09 21:49:11 | 日記
この週末の身体の不調では、そもそもの体力不足を感じたので、夕方、思い付きで職場近くの城山に登りました。



山の麓にある三の丸櫓門からスタートです。

汗だくで息は切れ切れになりながら、20分かかって山頂に到着。



山頂にある国木田独歩の石碑。独歩は明治時代の小説家で、若い頃この街で教師をしていた体験を元に、後に「春の鳥」などの小説を書きました。



山頂から見下ろした風景。海の方。



こちらは内陸方面。

疲れたけど、いい汗をかきました。

いつも登ってるらしい70代くらいの方々が何人かいらっしゃいましたが、皆さん僕より元気でした(^^;。




あいたたた…

2013-09-08 10:09:08 | 日記
急に涼しくなってきたせいでしょうか、昨夜から背中が痛い。

昔、結核を患った時、肺の周りを覆う胸膜の中で凝固した体液を、切開して取り出した、その手術跡がズキズキ痛んでいます。

今朝は、その痛みで目が覚めました。

もう十数年前のことですから、普段はすっかり忘れていることですが、たまに、こうして思い出させてくれます。

別に、思い出させてくれなくても、いいのですが(笑)。




飛ばない豚は、ただの豚だ

2013-09-07 20:08:50 | 映画
「紅の豚」
監督 宮崎駿
主演 (声)森山周一郎

(物語)
時は1920年代末のイタリア。アドリア海周辺では、海賊ならぬ空賊が海上で客船を襲い、治安を脅かしていました。主人公のポルコ・ロッソは、空賊相手に戦って人々を守る賞金稼ぎ。今日も、マンマユート団にさらわれた幼い女学生15人を見事に奪還したポルコでしたが、彼には、他の人とは違った大きな特徴がありました。彼の顔は、魔法によって豚に変わっていたのです。それには、彼自身の過去への想いが秘められていました…。


   ◇   ◇

6日、ご本人の口から正式に引退発表があった宮崎駿監督の残した名作の一つ。「自分が作りたいものではなく、今の時代には、どんな作品が必要かを考えて製作する」をモットーにしていた監督が、バブル崩壊後の不景気の中で、元気のない中高年男性に向けたメッセージとして作ったのが、この映画です。男性をターゲットにした結果として、監督自身の素の姿、趣味趣向が最も反映された作品となりました。

飛行機大好き。冒険アクション大好き。でも、戦争は大嫌い。国家権力、特に独裁は大嫌い。バカで単純でどうしようもないけれど、実に魅力的な男達。活き活きと描かれる女性達。その根っこにあるのは、徹底した反戦と、ヒューマニズム。
初期のテレビ作品も含め、監督の作品の端々に繰り返し出てくるモチーフが、この作品には凝縮された形で現れています。しかも抜群の面白さ。引退発表に伴い急遽決まった放送で、この作品を選んだ日本テレビのセンスというか監督への愛情に感心しながら、なんとも言えない気持ちで画面を見つめていました。

初監督作「カリオストロの城」以来、大学受験で映画館に行けなかった「天空の城ラピュタ」を除いて、宮崎監督の映画は、全て公開時に映画館で見てきました。足掛け30年以上の追っかけです。

もう新作が見られないのは残念ですが、今は感謝の気持ちを捧げたいと思います。

宮崎駿監督、ありがとうございました。

僕は、あなたの手掛けた作品、劇場用映画、テレビ作品、マンガなどから、本当に多くのものを学びました。

かけがえのない感動を、本当にありがとうございます。