新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

可愛くてたまらない

2015-05-18 06:18:51 | 子育て
強情なところ、頑固なところは、誰に似たんだろう。

昨夜は結局、娘は夕食を食べずに寝てしまいました。

学校から帰って来てから寝るまで五時間近く、ずっと拗ねているのも大変だと思うのですが。

アイスくらい買ってやるのは、雑作もないことでしたが、やめておこうと思ったのは、娘の態度を見てのこと。自分の言いたいことだけ言って、あとは知らんぷりで返事もしないのでは、言うことを聞くのは問題があると判断しました。

とは言え、やっぱり気になりますから、親の前では食事も手を付けないだろうと夫婦で少し買い物に出掛け(ちょうどついでがあったので)、アイスも結局いくつか買って帰ったのですが、食事(昼のお弁当の残りですが)もアイスも、全く食べませんでした。

お腹も空いただろうに、強情な子です。

寝てしまうと、いつもながらの寝相や寝顔がたまらなく可愛くて、頭を思いっきりなでなでしたのは、本人には内緒。知ったら余計に腹を立てるでしょうから(笑)。



運動会でした

2015-05-17 20:07:38 | 子育て
今日は、娘の中学校の運動会でした。

本来は土曜日の予定が、雨で順延に。しかも、順延の決定は、土曜日当日の早朝でした。

お陰で、週末だというのに、2日連続で朝5時起きです。オードブルは予約したけど、御飯は自分で用意しなければならないので、早朝から御飯を二回炊き、ひたすらオニギリを握ってました。わが家と両親の分、合わせて5人分を用意しないといけなかったので。

で、まあ、娘を送り出し、用意もできたので妻と一緒に学校へ行き、僕の両親もやって来て、運動会は無事に終わったんですが、夕方、帰宅した娘は、いきなり「アイスが欲しい。買ってきて」と駄々をこね、無いと分かると拗ねてしまいました。

普段、うちはアイスの買い置きなどしていないので、いきなり言ってもある訳がないのは、娘も分かっているはずですが…。

「欲しいなら、連れて行ってあげるから、自分で良いのを買いよ」と言っても返事もしなかったので、そのまま放置していたら、帰宅した時に出したジュースにも口を付けず、夕食も食べません。

反抗期の入口ですかね…。ヤレヤレ(^^;。



ふと、我に返る

2015-05-14 23:36:59 | 日記
毎日があっという間に過ぎて行きます。

5月から一部担当替えがあったので、新しい担当業務は慣れるまでが大変で、色々余計なことを考えている余裕がありません。事前に一番の心配だった、新しい係長とは、それなりにやれている気がします。むしろ、次長よりもまだ話が通じる感じです。

毎日、無我夢中です。

今日は、新所長や係長ほか、5月からのメンバーの歓迎会でした。

ちょっと自分なりの考えがあってお酒を飲まなかったけど、二次会まで付き合って、さっき帰って来たところ。娘は、今日は僕の実家にお泊まりです。

夜遅い時間に真っ暗な一人の家に帰宅すると、一気に疲れが吹き出して来ました。

娘にも、妻にも、淋しい思いをさせています。

何とも言えない気持ちが、胸のうちに沸き上がって来ています。




風が強いです

2015-05-11 23:39:08 | 日記
台風が接近してるせいで、風が強く吹いています。家の中でもガタガタいう時があるくらい。

娘の中学校は、明日は今のところ通常通りの予定ですが、天候によっては臨時休校になるとのこと。

明日は色々予定が詰まっていて仕事を休めませんから、学校が休みでも、娘を残して出勤しなければなりません。

何故こんな時期に台風が…と思います。もし、地球温暖化のために気候にも変化が起こっているのであれば、いまだに「環境問題より経済が優先だ」などと平気で口にする一部の国々の政治家や経済界の人間達の頭を、はたいて回りたい気もします。

夕方、入学前に制服一式を頼んだお店へ、夏服を取りに行ってきました。

ネーム入れはサービスのはずが、「上着のサイズが合わなかった時のために、ネームは別の布にしてあるので、縫い付けてください」と言われ、慣れない針仕事をしていたら、右手の親指を少し突いてしまいました。

結構痛いです(;_;)。




今、こちらではベストセラーです

2015-05-10 00:55:18 | 読書


「九年前の祈り」
小野正嗣 著

昨年末に芥川賞を受賞した表題作に、「ウミガメの夜」「お見舞い」「悪の花」の三編の短編を合わせた4つの物語からなる連作小説。

著者の小野正嗣さんが地元出身ということで、こちらでは局地的にベストセラーとなり、書店では軒並み品切れ。予約して仕入待ちの状態が、もう数ヶ月続いています。かくいう僕も、そうやって手に入れたのですが(笑)。

4つの小説は、別個の独立した一編であると同時に、登場人物やエピソードを通して有機的に繋がっていて、1つの世界を構築しています。

「九年前の祈り」の主人公はシングルマザー。カナダ人の彼との間にできた、障害のある男の子を連れて郷里に帰ってきました。「ウミガメの夜」の主人公は、母が癌を患い、友人二人を伴って、小さい頃に別れた父親を訪ねようとする男子大学生。「お見舞い」は、小さい頃から自分を可愛がってくれた、今は飲んだくれの男を親身に世話し続ける中年男。「悪の花」は、若い頃、不妊を理由に離縁され、以後孤独な人生を歩んできた老婆。それぞれの主人公達が、この保守的で閉鎖的な田舎で、自らの生を見つめる姿を描いています。

全編に通底するのは、痛みと生きづらさ。

描かれているのは、佐伯市の海岸部の集落。小野さんの出身地である合併前の旧郡部の一部です。僕の住んでいる地域からは、この前開通した高速道路を利用して20分ほどの距離になります。で、同じ市に住む人間として感じるのは、文字にされた方言の自然さと、ネガティブな面も含めて、佐伯という土地を見事に、鮮やかに描き出した、筆力の素晴らしさです。

僕は直接の面識はありませんが、著者の小野さんは、僕の高校の二年後輩になります。母の話では、妹のクラスメートだったそうですが、たった一年間同じクラスだっただけの何の特徴もない女子を、向こうが憶えているかどうかは分かりませんけどね(笑)。

久し振りに純文学を読みました。最初は文体に慣れるのに少し手こずったのですが、だんだんのめり込むように読んでいました。

面白かったです。