みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

あのスーパースターが

2008-09-17 10:12:31 | まちネタニュース
 ロック界のスーパースター矢沢永吉。我々の時代にはキャロルとして一世を風靡したあの矢沢永吉が宮古に来ていた!それもすぐ目の前、リアスハーバーにモータークルーザーで来ていたのだ。
そうとはつゆ知らず、1度ならず2度までもリアスハーバーにその足跡を残していたのだからびっくり。ハーバーでは誰1人としてその姿を見ることは出来なかったが、その真相を確かめるべくその時の状況を振り返ってみる。

 先週の日曜日(7日)に、東京から大型の豪華モータークルーザーがリアスハーバーに突然、入港してきた。大雨の降る日だった。ヨット以外のゲストボートが入港するのは珍しくないが、そのボートだけはなんか従来のセーラーたちが乗る雰囲気とは多少違っていた。あまり船のことが詳しくないようだし、ハーバーの場所が分からないと再三電話が入った。ならばこちらのボートで迎えに出ますとハーバー職員が言うと頑に、「来なくていい」と拒否。
 やっとのことハーバーに接岸したが、給油や水補給などの要求も、どこかセーラーの感覚と全く違っていた。
 ボートの中には何人かいるらしいのだが、入港手続きなど行う若者の二人以外は決して姿を見せない。二人だけがボートに行ったり来たり、さらに携帯電話で中から指示を受けているようだ。
 そして街まで行くためにハーバー職員にタクシーを頼んだが、それまた要求がセキュリティー云々で桟橋ギリギリまで車を着けろなど、とにかく注文がうるさかった。何?セキュリティーって。あんたたち誰なの?セーラーであればこんなことは絶対にない。やっぱり何か変だ。

 そしてタクシーに何人かが乗り込み街に向かっていった。後に、実はその中にスーパースターがいたのが判明。
 我々は2階の研修室で会合をやっていたので、その姿を見ることはなかった。もちろん本人がいることは知る由もなかったから。
 スーパースターはこの日、パークホテルに宿泊。ボートには若者だけが残っていた。そして翌日、朝一番で出港。北海道を目指していったのである。
 タクシー運転手がパークホテルまで本人を乗せたことから、この事実が分かり徐々に話が広まったのだ。

 ところが、またそのボートが13日に宮古に戻ってきた。その時もハーバーにはスーパースターが乗っているとの情報はまだ伝わってはおらず、この日もパークホテルに泊って翌朝、出港していった。出港の際、関係者の車もハーバーに来て、そのクルーザーを見送っていた。一緒に来ていた女性たちがクルーザーを運転していた人が振り返って手を振っていたのに歓声を上げていた事を、ハーバー職員が不思議そうに見ていたらしい。一体誰なの?って。

 その豪華ボートの写真はハーバーのギャラリーにしっかりと飾られている。。本人はもちろん写ってはいないが。。。