4CAM好き。

ハーレーのドラッグレースや日々の出来事?

1200Sと883改1250

2016-09-29 01:17:50 | スポーツスター
今週末がVDA第3戦なので参戦車両の整備です。
ストリートモディファイ参戦の1999年式XL1200S
うちのレンタルDRAGBIKEです!

仕様は2インチロンスイ
S&S Eキャブ+サンダージェット
アンドリュースN4カム
ローラーロッカーアームを組んでる以外エンジンストック
チェーンドライブ
点火はダイナ2000i
ワンオフマフラーで
今年の富士まで2in1でした。

でその時の仕様で

75.4馬力 5699rpm トルク9.7 5620rpmでした。

今回は3STEPドラッグパイプ制作とギア比の変更(ショートに)

この状態で計測 78馬力!!とパワーUP そしてリセッティング  


82.5馬力 6394rpm  トルク9.9キロ 5748rpmと良い感じになりました!!

乗りたい人は遠慮なく言ってください。早い者勝ちで レースエントリー代自己負担と輸送もご自身でするのが条件ですが。


もう一台883改1250 最年長久高さんのスポーツのカム交換

N8を組んだと思い込んでましたが 外したらSEの497リフトのカムでした。
今回組むのはやはりSEの536リフトカム。


ノンアジャスタブルのプッシュロッドを使用してますのでロッカーを外さないとカム交換できません。


1999年式までのスポーツは600リフトカムでもケースの加工しなくて組めますが
00~03はケースを若干削らないと(リフターの所)カムが回りません。

この車両はSEのヘッドを使用してるので問題ないですが・500リフトを超えるカムを組むときは
純正ヘッドはバルブガイド打ち替えやバルブステムの突き出し量など加工が必要です。

ロッカーカバーも削ります

リフトが大きいのでロッカーアームがカバーにHITして割れます
ロッカーアームのプッシュロッド側の角も削っとくと安心です。
今回ローラーロッカーアームも投入しました。

で前回の計測のグラフ

95.2馬力 6807rpm トルク11.0キロ 5971rpmが


97馬力 6852rpm トルク11.0キロ 5934rpm

若干パワー上がりましが 4000回転付近のモタツキが目立つようになりました
街乗りはこの辺が一番使うところなので・街乗り仕様のバイクにデカいカムはお勧めできません。
車種や仕様によって異なりますがレースではこの回転域は使わないので(スタート時からもっと上を使ってます)
少しでも馬力が出る方を僕は選びます。

今度のレースにはG-NOSから5台がエントリーしてます
車両準備もようやく終わりましたが・天気が微妙です。