栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

内壁と外壁の間の幅がある場所でエアコンの配管を通しました。

2017年06月22日 20時24分45秒 | エアコン工事
江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。

電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。 

そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。 

涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。 

さぁ 今回の出来事は・・・


今回取り付けたエアコン工事の場所はチョット古い鉄骨のビル。 

こういう場所でよくあるのが、内壁と外壁の空間が広いという事。 

こういう場所でエアコンの取り付けを行う時にできるだけ避けたい事があります。 

配管の接続する部分を穴の中でしたくない という事。 

後あとのメンテナンスがやりにくいのです。

穴の向こうは外ですけど、こんな感じ。



これじゃ、その空間の奥行が分らないですね。

穴の中に入れるスリーブという筒状の部材をこのように長くしたと言えばわかるかな?




いろいろ考えましたが、既存の穴を使うにはどうしても穴の中で接続する以外無理でした。 

室内機を部屋の右に寄せてという方法を同業者なら考えると思いますが、部屋の形状から無理でした。 


なんとなく自分の中でもスッキリしないので、やっぱり写真にも表れています。 

完成写真を撮っていませんでした。 

『認めたくないものだな』 過ちじゃないけど、若くもないけど、自分の作品としてね。(この言い回しはマニアック過ぎたかな)


でも、もちろんエアコンの機能に問題があるわけでは無いし、お客様への迷惑や負担も何もありません。 

何かあったら私が対処するワケだしね。 


こういう仕事をするとぐったりするんですよね。



この時はエアコン工事としてはほぼ終わりの状態なんですが、室内の配管の事で悶々とまだ考えている状態だったのです。 

暑くて、大変だったけど。


自分の中で、これがベストなんだと言い聞かせて作業を終えました。


設備現場って毎回違う事が起こります。それをどう対処していくかが、技術者だと思います。 

マニュアル通りの仕事だけでは労働者です。 

これから先、ロボット技術で作業はロボットに仕事を奪われると言われています。

いや、もしかしたら人工知能の進化で技術者もロボット化になるかも。
 

私たちの世界では

 『体だけで働くヤツは労働者』

『体と頭で働く者は、技術者』

『体と頭と心で働く人は芸術家、本物の職人は芸術家であれ』


と言われています。

芸術家にならねば。。。

という事で、今日も金魚の絵を(笑)




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