今日は休みになるので、午後にはゆっくり映画でも見ようと
思っていたところ、とんでもないニュースが入ってきました。
世界3大ギタリストとも言われ、多大な影響を与えてきたジェフ・ベックが、
細菌性髄膜炎により、10日に亡くなった事が明らかにされました。
78歳でした。
世界的なギタリスト ジェフ・ベックさん死去 78歳
確かに高齢になってきたので、いつ亡くなっても
おかしくないかもしれませんが、昨年はジェニー・デップとの
アルバムを製作したりと、今なお精力的に活動してきただけに、
何ともやるせない気持ちでいっぱいです。
ご冥福をお祈りします。
そして追悼の意を込めて、映像を集めてみました。
1 ヤードバーズ 「幻の10年」
ヤードバーズは、クラプトン時代はブルース、ベック時代はポップス、
ペイジ時代はハードロックによった感じですが、
この曲は期間の短いベックとペイジが一緒にいた頃のものです。
印象的なリフがカッコよくて、ヤードバーズでも好きな曲です。
しかし映像が残っているのも貴重です。
なお日本盤シングルは、かなりのレアものです。
2 ヤードバーズ 「Psycho Daisies」
これは、「幻の10年」のシングルのB面です。
あまり有名じゃないかもしれないですが、いい感じの曲です。
3 ヤードバーズ 「Train Kept On Rollin」(映画「Blow Up」より)
ペイジとの共演で有名なのが、映画「BLOW UP(欲望)」での
有名なシーン。ベックがギターを破壊している場面です。
インパクトありましたね。
4 ジェフベックグループ 「Rock My Plimsoul 」(Live: Saturday Club Broadcast 8 Jul 67)
ジェフベックグループでは、やはりロッド・ステュワートがボーカルの
時が好みですね。ドラムには恵まれていたベックのグループですが、
ボーカルはロッド以外は恵まれていないような。
5 ベック、ボガード&アピス 「Morning dew」
元ヴァニラファッジのリズム隊と結成したスーパーバンドですが、
残念ながら長続きはしなかったです。
日本のみのライブアルバムもありますね。
6 ジェフ・ベック 「哀しみの恋人達」
元々はスティービー・ワンダーの曲ですが、ベックの為に作った「迷信」が
周囲の反対でベックに提供できなくて、自ら歌ったら大ヒットしてしまい、
お詫びの意味で贈られた曲との事です。
アルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」(初期は「ギター殺人者の凱旋」という
タイトルでした)に収録。以後、代表曲の一つになりました。
こちらは、1986年にサンタナやスティーブ・ルカサー(Ex TOTO)と
共演した軽井沢のライブから。TVやFMで放送されて印象に残っています。
7 ジェフ・ベック 「スターサイクル」
80年代にワールドプロレスリングの次期シリーズの予告の
BGMとして使われたため、ワールドプロレスリングのオープニングテーマの
EL&パウエルの「ザ・スコアー」と並んで一般的に認知度の高い曲です。
3大ギタリストが集まった「アームスコンサート」からの演奏です。
8 ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ 「レイラ」
こちらも「アームスコンサート」からの演奏です。この3人が演奏するのは、
かなり貴重ですね。チャリティーだからこそとは思います。
9 ジェフ・ベック 「Sling Shot」
89年に発売された「ギターショップ」から。
ジェフ・ベック(g)、テリー・ボジオ(dr)、トニー・ハイマス(key)
という凄腕を集めた編成です。
ちなみに日本盤の初回ジャケのCDは、小包の包み紙みたいな
あっさりしたデザインでした。
10 ジェフ・ベック 「What Mama Said」
99年にリリースされた「フーエルス!」に収録された曲。
この時の来日公演は見に行ったので、非常に思い入れがあります。
11 ジェフ・ベック&ジョニー・デップ 「Isolation」
そして晩年のジョニー・デップとの共演から。
これには本当に驚いて、自分のブログでも取り上げました。
今後どのような活動をするか楽しみだっただけに残念です。
以上、思いつくまま選びました。普段ならもっとじっくり考えますが、
早く書きたいという気持ちが勝って書き上げました。
今日はジェフのアルバムに浸っていたいと思います。