元旦の大地震、2日の飛行機事故と、かなり精神的に堪えました。
全てのテレビ局では地震関連の報道番組。早く避難してください、
逃げろの字幕。お正月気分は何処かへと行ってしまいました。
自然の事とはいえ、あまりにも無慈悲な仕打ち。
被害にあわれた人には何て言葉をかけたらいいのかわかりません。
そんな状態でも仕事には行かねばなりません。
何か落ち着けるような曲を聴きたいと思い、思いついたのがクラナド。
アイルランドのグループで、エンヤの親類の人で構成されているグループです。
ボーカルのモイアは、エンヤの実の姉です。
NO.221でも1曲取り上げていますが、やはりここは一番のお気に入りである
「ハリーズゲームのテーマ」を聴こうかなと。
元々はイギリスのテレビドラマのエンディングに使われた曲です。
ドラマ自体は血生臭い部分がありますが、曲はとても荘厳で美しいです。
そしてもう1曲印象的な曲が。アイルランドの古い歌で「刈株の緑野」。
「クラナド2」でも録音されていますが、再録音されています。
この曲も心を落ち着かせる名曲だと思いますね。
このアルバムは、今までゲール語で歌っていたクラナドが、
初めて英語での歌に挑戦したものになりますが、
やはりゲール語の方がしっくりくるかも。
本当なら、U2のBONOとデュエットしている
「IN A LIFETIME」も収録されているベスト盤の「パーストプレゼント」を
紹介するつもりでしたが、見つからないのでこのアルバムになりました。
これはこれでいいアルバムですけどね。
これで少しは心が落ち着いた感じですね。
この手のアルバムはなかなか紹介していなかっただけに、
いい機会ですので、何回かに分けて紹介していこうかなとは思います。
いつもの如く、多少マニアック方面に傾くとは思いますが。
どういうわけかわかりませんが、自分もケルト音楽は琴線に響くのですね。
ケルトの伝統音楽の影響を受けているアーチストは、色々聴いてきましたが、
素晴らしいアーチストは沢山います。近日中にもう一人書こうかなと思います。
後、演劇関係でも、ケルト音楽とアイリッシュタップをフューチャーした
「リバーダンス」は凄く好きでした。
来日公演が行われる程の人気で、一糸乱れぬタップは圧巻でした。
初めて見た時の衝撃は凄かったと思い出しました。
https://www.youtube.com/watch?v=WprWmds8ByQ
やっぱり声がエンヤと似てますね。
落ち着ける素敵な曲です。
アイルランド出身の歌手はとても魅力的ですね。
U2も好きだし、Van Morrisonも
なぜか心の琴線に触れてきます。
80年代の終わりのワールドミュージックブームの時、
色々な国の音楽と接してきましたが、特にジプシーキングスとエンヤは好きでしたね。
その流れからクラナドも聴くようになりました。
「マジカルリング」以降は、世界を意識した作品になっていますが、
それ以前は、アイルランドの伝統音楽の影響が強いもので、
それはそれで地味ながら好感が持てるものです。
圧倒的に有名なのはU2ですが、
アイルランドには、チーフタンズのような60年代から伝統音楽を
演奏しているグループもいますし、他にも優れた女性ボーカリストも沢山います。
その辺りをもう少し紹介するつもりですが、保存してあるはずの
CDが行方不明なものがあるので、探さないと。
アイルランド人の曲って、心にしみてイメージの広がりを感じさせられる曲が多いですね。
エンヤの方が世界的な名声を得ていますが、お姉ちゃんの方も同じくらい良い!
一度、じっくり聴いてみます。