巷では、10月から放映されている「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が
話題になっているようです。
発売されたガンプラは品薄状態となり、11月からはセブンイレブンで
ガンダムフェアが開催され、シーンを盛り上げています。
自分も一度見てみましたが、戦闘シーンは力が入っていて凄いですが、
ストーリー的には、「少女革命ウテナ」(NO.20参照)を
思い浮かんだりする部分があり、ガンダムとはちょっと違うなぁと思ったり。
自分にとってのガンダムは、やはりアムロとシャアが出てくる
時代までのものですね。
(まぁパチンコでも有名になったユニコーンは認めてもいいかも)
しかしながら音楽に関しては、出来のいいのがかなりありますね。
特に気に入っているのが、菅野よう子さんによる「ターンエーガンダム」、
これは歴代トップクラスの出来の良さではないかと思います。
作品的には好きではないですが…。「MOON」の美しさは特筆に値するかと。
後は田中公平さんによる「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のサントラ。
「震える山」のエピソードで使われた曲がカッコよすぎですね。
次点は菊地成孔さんによる「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の
サントラ。ガンダムにフリージャズはどうかなと思いますが、
ジャズピアニストの大西順子さんも参加していまして、
ガンダム抜きにして楽しめればと思います。
菊池さん曰く、フリージャズ超初心者向けに作ったのだとか。
横道にそれましたが、自分にとって思い入れのあるのが、
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のサントラですね。
三枝成彰さんによる重厚なオーケストラは、映画を盛り上げてくれました。
映画館で見た時に流れたメインタイトルのカッコよかった事。
最も好きなガンダムは、この映画に出てくるν(ニュー)ガンダムなので、
登場する時の音楽も好きな曲だったりします。
1988年に映画は公開されたのですが、当時はあまりお金もなかったので、
サントラはレンタルで借りて終了。
後に買おうと思ってもいつの間にか廃盤で、久しく再発もされませんでした。
そんな中、2014年にガンダム生誕35周年に合わせて26年ぶりにサントラが再発。
更に初回限定で当時のサントラに加えて、未発表の曲やテイクを集めた盤、
そして映画の進行に忠実に収録した映画本編そのままの音源集の
3枚組での再発がされました。これは当然、速攻で入手しました。
細部にも拘りがあり、マスターテープからのリマスタリング、
加藤直之さんによる印象的なジャケットは、
原画からスキャンをし直してます。
更に完全版のデジパックのトレイ下のイラストは、
書き下ろしイラストを含めた特製のもの。
ブックレットには設定集もあり、ファンには楽しめるものです。
普通の再発ではなく、ここまで拘りのある再発なら歓迎ですね。
値段的にもギリギリ大丈夫かなって所です、
オーケストラが好きな人なら、一度聴いてもらいたい作品とは思いますね。
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