嘗ての自分はクリスマスが好きではなかったんです。
メディアに唆されてバカ騒ぎをしている人を見てられなかった。
大体、戦前はクリスマスなんて関係なかったし、
何時から日本人はみんなキリスト教徒になったんだよと思っていました。
でもクリスマスソングには、名曲がたくさんあって好きでした。
クリスマスの時期になるとFMではクリスマスソングの特集があったりして、
カセットに録音して編集したりしていました。
その中でも好きな曲を集めてみました。
昭和風味のクリスマスソング集です。
1 Bing Crosby, David Bowie 「 Peace On Earth / Little Drummer Boy」
初めてこの曲を聴いた時は、「何でこの二人が?」って思ったものでしたが、
ネットで調べたらクリスマスの特番に出演した時の音源だそうです。
心に染み入るコーラスは一聴の価値ありだと思います。
2 Band Aid 「 Do They Know It's Christmas? (Live Aid 1985)」
「ウィ・アー・ザ・ワールド」と並んでチャリティーソングの名曲です。
オリジナルバージョンもいいですが、こちらはライブエイドにおける
ライブバージョンです。会場にいる人達の人数も凄いですが、
ステージ上も飽和状態で凄い事になっています。
3 EAGLES 「二人だけのクリスマス」
渋いクリスマスソングと言えば、イーグルスのこの曲。
イーグルスのオリジナルと思っていたのですが、
チャールズ・ブラウンのカバーだそうです。
4 カーペンターズ 「メリークリスマス ダーリン」
カーペンターズは良質なクリスマスアルバムを出していますが、
自分のお気に入りはこの曲です。
しっとりと歌うカレンの歌声は、とても心地よいですね。
5 山下達郎 「ホワイトクリスマス」
山下達郎さんと言えば、大名曲の「クリスマスイブ」がありますが、
あえて古典的なこの曲のカバーを。
多重録音ですべて一人で歌っているのですが、
コーラスワークは流石の一言です。
6 エルビス・プレスリー 「シルバーベルズ」
2022年の音楽映画で印象に残ったのが「エルヴィス」。
改めてプレスリーの歌声の魅力を確認しました。
彼もクリスマスアルバムを出しているのですが、
この曲が気に入っています。
7 エア・サプライ 「クリスマスソング」
夏のイメージが強いエア・サプライですが、
やはり彼らもクリスマスアルバムを出しています。
爽やかな歌声は、季節を問いませんね。
8 エドウィン・ホーキンズ・シンガーズ 「 Oh Happy Day 」
18世紀の讃美歌を元にエドウィン・ホーキンズが書いた曲です。
ゴスペルには詳しくないですが、これは心に響きました。
映画「天使にラブソングを2」で使用されて有名になったとか。
9 クリス・レア 「 Driving Home For Christmas 」
初めて聴いた時は、なんて渋い声だなとは思ったものです。
でも意外なほどいい感じのクリスマスですよね。
10 ジョニー・マテス 「 When a Child is Born 」
心に響いたのはこの曲もです。キリストの生誕をテーマにした曲です。
後年、サラ・ブライトマンもカバーしていますが、
やはりジョニー・マテスのバージョンが好きですね。
11 シーナ・イーストン 「世界中のクリスマス」
映画「サンタクロース」で使用された名曲。映画公開当時は、
結構CMとかで流れていたイメージですが、その後あまり聴かれなくなった
気がします。ドラマチックな曲で好きなのですが。
12 ビング・クロスビー 「ホワイトクリスマス」
最後は史上最も売れたシングルとも言われている古典中の古典の名曲。
1942年のミュージカル映画「スイング・ホテル」で使用されました。
ちなみに5000万枚売れたともいわれていますが、発売が古いため、
正確な数字はわかりません。
以上、昔に編集したカセットの中から選んでみましたが、
渋めの曲が多いですね。こういう曲を好んでいたから、
昔から話の合う人が少なかったわけですね。
昔録音したカセットをもっと発掘出来たら、また来年も
別の選曲でえらんでみようかなと。
もっとクリスマス向きじゃないボブ・ディランのクリスマスアルバムを持ってます。
クリスマスアルバムは、ビーチボーイズさえ出していますので、
何でもありかなとは思っています。
来年は、水原弘さんの「ブルークリスマス」みたいに
ぼっちクリスマスを演出する曲を集めたら顰蹙かな。
平成以降は、殆どFMを聴く機会がないので、古い曲ばかりの選曲です。
山下達郎さんは、やはりコーラスが奇麗なこの曲をあえて選びました。
初めてラジオで聴いた時には感動したのを覚えています。
来年もまたクリスマスソングを集めた企画をやろうとは思います。
変な方向に行くかもですが。