2010年9月中旬
今年は鮎がいない。
釣り人がいない川幅400メートルの手取川
白山堰堤上流には400メートル川幅に水がある
☆2008年の9月、
2009年の9月は、
手取川のこの場所に全国から釣り人が集まった。
☆鮎がいなくなった日の出来事
2010年8月中旬の
手取川第三ダムの白泥放水の後、
手取川の中流から鮎がほぼ消えた。
☆来年は、鮎が死なない環境を考慮していただきたい。
手取川の相互の河川管理の循環を少し考えてください。
ダム、電力、用水側と県の水道水(石川県企業局)が
縦割りでばらばらな対応。
数年前
毎年9月入ったら白山堰堤下流に
水を流さない手取川。
「綺麗な水を下流に流して」
と、河原の看板に書いてある
電話番号に電話した。
「人間と鮎がどっちが大事や」
と友釣りの先輩が言われた。
それから言うのをあきらめた。
2010年は、白山堰堤下流に鮎釣りの人がいない。
☆鮎も人間の飲み水も大切です。
同じ立山、白山を水源にしているのに何が違うのか。
☆石川県民の生活のライフラインの水の現状を
把握していない。
☆県水道水の能登方面
導水配管2系統にする工事予算が今年、
県議会を通過しました。
配る事も大切です。
水道水の水源は、もっと大事です。
☆☆水が汚れると忙しくなるのは、病院だけ。
薬だらけの水道水を飲まされていてもいいのか?
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白濁を入れている建物↓
手取川第三ダム上流、セイモアスキー場・千丈温泉方面から
流れてくる川の水は、川底が見えています。
手取川第三ダム上流から白濁した水は流れていません。
石に泥すらかぶっていない。
白泥だらけの石川県水道水の水源
「手取川第三ダム」
手取川第二発電所の吐き水下流
突然白泥水になる。
昼間は、吐き水していない。
夜だけ吐き水しています。
夜、発電する必要はない。
最近昼間、綺麗な水を流しています。
“水鳥の観察”のつもりが、こんなもの↓しか見えない
「野鳥の会」の人は、ここで鳥が見られた事は
知らないでしょう。
観察舎ができた時は、たくさんの水鳥が湖面に見えました。
いつの間にか、真っ白なダムになった。
このダムはなんと、
石川県民の水道水の水源です。
「人間の水道水の水源が大事です」
こんな水を石川県水道水としています。
日本中探してもこんな白濁した水を
水道水の水源にしている県が
あるのでしょうか。
○水道水を作る時にでる白濁の沈殿物は、専門業者が
産業廃棄物として処理しています。
産業廃棄物の上澄み液が水道水。
魚の前に考慮してください。
どんどん、人が見に来ています。
☆☆
2009年、
手取川第三ダムの水が綺麗になっていた
手取川の鮎が豊漁でした。
2009年出来て、2010年に出来ない事はない。
☆何かの手違いか、
実験結果の失敗に違いありません。
☆2011年は、手取川第三ダムを
綺麗な水道水の水源に戻してください。
石川県民の3分の2、
人口80万人近くが水道水として飲んでいます。
☆「石川県の水道水は安全です」
という番組がダムの管理会社の向かい側の放送局で制作され
放送されました。
水道水は、安全です。
☆化学的に、安全です。
☆間違いなく安全な水道水です。
県水道水は、単価が高いのは無理もありません。
年間7000万円の大量の薬品を入れて沈殿させて、
強力なろ過装置を通しています。
沈殿物の処理費用は年間4000万円です。
全部県の税金が使われています。
手取川ダムができてから40年間
ずっと、この水を水道水として飲ませています。
誰も知りませんでした。
10年、100年、積み重なれば莫大な金額です。
○対策案
きれいな水、手取川第三発電所排水口の上流の水、
川底まで透き通った水を取水できないでしょうか?
水道水の取水口を用水にして300メートル上流
に移せば綺麗な水が水道水になります。
○対策案2
手取川第2発電所の水を直接、
七ヶ用水(しちかようすい)に
入れてください。
手取川第2発電所
わずか2km
七カ用の水取り入れ口
(手取川白山合口堤防)
○手取川ダムの水の使用の89パーセントは、
七ヶ用水の30箇所の水力発電所で使います。
1パーセントが水道水です。
↓PDFに書いてあります。
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参照
記事とPDF
手取川水系の流域及び河川の概要(PDF)
第5章 水利用の状況
5-1 水利用の状況
上水道用水については石川県水道に
4.83(立方メートル/秒)を供給している。
発電用水 89%
農業用水 10%
上水道用水 1%
(工業用水 0%)
手取川水系における許可量一覧表
出典:金沢工事事務資料
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手取川ダムから導水管バイパス17キロメートルで
送られた水を、手取川本流にわざわざ、
入れる必要は全くありません。
どうぞ、
手取川第2発電所から
七ヶ用水に直接水を入れて
水力発電30箇所に直接使ってください。
○七カ用水は、水力発電の為の用水です。
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○改修案
手取川第二発電所
七ヶ用水取水口
30数カ所の水力発電所
2キロメートルの導水管があれば、
ダムと七ヶ用水は直結できます。
○考察
水力発電の水の量を直接調整できる
県水道水の取水がキレイな水になる
白山堰堤からの取水がなくなり、下流に水が流れる
砂礫が下流に流れて手取川の自然の循環がもどる
誰も困らない
○現行
手取川第一ダム ☆白濁底泥は、
ダムの底水排水口旧国道157号線
トンネル利用して腐敗した底泥と
白泥を
隋道14km 手取川第二ダムに入れています。
(トンネル) ☆上層のすき水は、上部取水口から
鳥越地区の農業用水に
使用されている。
☆泥水だけが下流にダムに
随時流されています。
沈殿した流木も導水管で第三ダムに
送られています。
☆隋道の軌跡は、
国土地理院2万分の1図面参照
手取川第二ダム 白泥水がすでに溜められている
隋道17キロで水がさらに腐る
手取川第二発電所 白泥水では、高額ステンレスタービンが
損傷するので発電できない
タービンを回さないでダムに水を入れる
タービン交換の為に発電中止し、
工事している期間が長い
手取川第三ダム 県水道水の水源が白濁した泥水になる
隋道2キロ
手取川第三発電所 白泥水では、高額ステンレスタービンが
損傷するので発電できない
タービンを回さないで手取川本流に
白濁泥水を入れる。
目的
七ヶ用水発電水量確保の為
手取川本流 白濁した泥水、水温が2~3度下がる
石川県水道水取水(ダムの水1%利用)
わずか200m上流に泥水吐き水が
ある為に手取川第3発電所からの
白濁水を取水、沈殿に費用がかかる
沈殿濾過して、水道水にする。
80万人が飲む水道水。
石川県で一番汚い泥水を取水。
白山堰堤
上流から流れてくる99%の水
を用水に流す。
なんで全部取水する必要があるの?
大日川、手取川本流の水まで全部
七ヶ用水に取水(ダムの水利用率89%)
30数箇所の水力発電所発電用
水量の安定的確保が難しい
工業用水ダム水0%使用
農業用水ダム9%利用
8月中旬~2月までほとんど使用しない
手取川本流白山堰堤下流
川幅2メートルの小川分だけ流す。
天狗橋下流数百メートルで土砂堆積層になり
地下水ととなり、水無し川になる。
手取川水位計は、白山堰堤から地下が岩盤で水が減らない
影響
水量が少ない
鮎もウグイも水中昆虫も激減。
餌がない、水がないので野鳥が減っている。
魚が遡上し下ってくる生物の循環を断ち切っている。
手取川の下流で地下水になるはずの水が流れない。
地下水がなくなると工場誘致した企業が
撤退する。
キリンビールの工場が撤退した。
○河川昆虫の種類が激減した。→金沢大学の講演会で聞いた
「河原の昆虫が少ないと発表しても
誰も聞いてくれません」
河原の虫ぐらいどうでもいいと言うが
そんなことはない。
河原固有の虫が半減しています。
川は、○省と○発電所だけのものでない。
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○石川県議会で七ヶ用水の取水口白山堰堤を
全面改修をすることが今月決まりました。
○手取川第二発電所と七ヶ用水取水口の白山堰堤
を直結する設計にしてください。
○七ヶ用水の水の管理も発電所本社のスイッチ一つで
操作できます。
県内にスイッチを切り替える権限はない。
○土木工事業者は儲かるし、川が汚れたと言われない。
○水道水の水源が汚れるとも誰も言いません。
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参照ホームページ
今日も鮎三昧∋手取川のニゴリの原因
↑
にごりの詳細、ぜひ読んでください。
地元の人も全く知りません。
漁協組合員も知らないです。
組合員さんから聞いたのと全く違う。
手取川汚濁のメカニズム図(鮎三昧さん掲載許可図)
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現状の写真
手取川
白山堰堤上流には400メートル川幅に水がある
ライブカメラでおなじみの白山合口堰堤
七ヶ用水の取水口
白山堰堤下流
手取川本流に流された水の99%以上が
白山堰堤で水力発電用に「七ヶ用水」に流されます。
幅10メートル以上、2本ある水深5メートルの用水
白山堰堤下流の手取川本流↓
狭い所は幅2メートルしかない。浅い本流
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○考察
カテゴリの追加
「今日の水源(手取川第三ダム)」
要望がありました。
「石川県水道水の水源の写真を定期的に記載してほしい」
と言う要望がありました。
綺麗なっていく手取川第3ダムの写真を
不定期に記載していきます。
石川県水道水の水源は大切です。
ひとつが良くなることは、
ひとつの自然の循環が元に戻ります。
○偉い人が決めて工事して、
人間が自分都合で改善したつもりでも、
弊害が出てきたら、立ち止まって
考えなおす必要があるのかもしれません。
元に戻す勇気も必要です。
最善の策を実行をしたが、結果が悪ければ
見直す必要があるのかもしれません。
○犯人探しをしてもどうにもならない。
改善策を実験して、結果がどうなるか。
いくつも失敗する勇気がいります。
机上で何をしても自然には敵いません。
○恩師から教わったのは。
机上でするのは、実験が成功した時の事を
現場へ出ない専門家が、
誰にも解らない専門用語で書くこと。
これもとても大切なこと。
理屈を書いてもらわないと、予算が下りない。
○治水のための手取川第一ダムが満水になっています。
昭和9年の大洪水(白山市ノ瀬の土石流が原因)
が一之瀬砂防新道で起きないように
○国立の防災センターが出来て24時間監視しています。
砂防新道の土石流が起きた場合、
手取川第一ダムに流れ込んだ土石流は、
満杯のダムでは防ぎきれません。
土石流の流れと、ダムの貯水量を考慮していただきたい。
○手取川ダムの水は、七ヶ用水の水力発電所の利用が89%
です。水道水1%。工業用水0%。
○白山の水の全体の体系を考慮していただきたい。