サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

さすがに早くね?

2011年06月19日 10時32分44秒 | 時事ネタ
原発再開要請 地元への丁寧な説明が必要だ(読売新聞) - goo ニュース

原発再稼働 信頼得られぬ「安全宣言」 地元冷ややか(産経新聞) - goo ニュース

東日本大震災による原発事故。
これによって日本全国の原発で停止中のものについては再稼働の目処が立てられなくなった。
で、この影響により今夏はどこもかしこも節電、節電、節電…。

オレが住むところの関西電力なんて、どういう根拠か分からないけどもなぜか東京電力が出した節電目標とまったく同じ15%節電という数値と実施期間。
関東と関西じゃ全然状況が違うのに、数値はもちろん期間まで同じっつーのはどういうワケや!?
「節電しんどいやろ?だから原発動かさなアカンねん」という理由づけが欲しいがためにとりあえずマネして出しただけのように思えるね。
(後になって数字の根拠を発表したけど、後付け感丸出しやん…)

…とか言いつつ、オレは原発は必要やと思う。
日本人が今の生活レベルから格段に下がっても我慢する覚悟があるならば原発は不要やろ。
でも、多分無理だと思う。
これ以上の経済発展は無理でも、経済状態を維持するためにはやっぱり原発無しでは無理やと思うねん。
原発以上の電気を生み出せる技術、今の日本にあるんかい?

…が!
さすがにオレも今ここで「安全が確認されたから原発動かしてね」ってのは明らかに時期尚早やと思う。
少なくとも、福島原発の問題の解決が見えるまでは動かしたらアカンと思う。
いくら安全やと言われても、今の福島で起こっている問題の解決が見えないのに、また同じことが他でも起こったらどうすんの!?
作業にあたれる人手が足りないの見え見えやん。
福島だけでも被ばく量の関係で作業にあたれる人が問題が長引けば長引くほどだんだんと限られてくるってのに。

だいたいやね、「安全ですよ」と言ってる機関が原発事故を招いた間接的原因の一つであるとも言える経済産業省原子力安全・保安院なんやから疑わしいってもんですよ。
天下り先の電力会社がこれ以上おかしくならないように必死になってるとしか思えんのですよ。

福島の原発問題の解決がまったく見えない今、さらに別の原発で同様の事故が起これば誰が責任取るんや?
海江田大臣なんて、M党政権の寿命はもう長く無いから事故が起こった時に大臣で居るのかどうかすら怪しい。つか、居ないだろう。
菅も同じ。
じゃあ官僚が責任取るのか!?と言えば取らないだろう。
責任取れる官僚が居るくらいなら、日本はもっと良い国になっているハズや。

そして、もう安全だと言うのなら海江田大臣と原子力安全・保安院の社員は福島に移住したらどうや?
もしくは原発のある市町村に移住するってのはどうや?
遠く離れた東京であれこれ言うてるよりも、現場に近い方が何かと仕事もやりやすいやろ。

つか、この「安全です宣言」の目的は20日から始まるIAEAの会議でのアピール以外の何物でもないやろうね。
日本製品への風評被害があったり、観光客の大幅な減少など、経済的被害を食い止めたい気持ちはすごく分かる。
でも、いくら口で言おうとも福島原発がどうにかならない限りは、日本人として悲しいし残念やけども国際社会の印象は少しも変わるまい。

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コメント (6)
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