サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

ロンドン五輪 日本柔道よく頑張った!

2012年08月04日 09時00分29秒 | 時事ネタ
日本柔道が変!“金メダル”ゼロの真相…パワー重視と不可解選考(夕刊フジ) - goo ニュース

4年に1度のスポーツの祭典、ロンドンオリンピック開催中ですな!
…ま、オレはほとんど見ないけどね。
オリンピックだから見ないってワケじゃなく、普段からスポーツはほとんど見ないんでね。

でも、柔道だけは見たぞ。
実はこう見えても(つか、どうも見えないよね)オレは昔柔道をやってたからね。
他のスポーツよりは少し興味があるんだな。

で!
そんな柔道ですが…なんと!男子柔道が金メダルがゼロに終わった!
女子もたったの1個!
どうした!?日本柔道!
…なんて、マスコミは書きたてているけども、オレは何とも思っちゃいないよ。
こんなもんだと思う。

リンク記事にも要因はいろいろ書かれているけども、ほんの少しだけ柔道をかじったオレが思うコトを少し書こう。
まず、要因は日本は柔道では無く「JUDO」に対応できていないコトだろうね。
もうね、柔道は日本中心じゃ無いんだよ。
国際試合で道着の色が白とブルーになった頃から少しずつ狂い始めてたと思うんやな。

オレが柔道をやってた頃は、
「しっかり組む」
「どんどん技を出す」
「奥襟をつかむのは厳禁」
「関節技は禁止」
…そんな柔道を教わってたし、実際試合でもそうしてた。
みんなそうだったから、柔道とはそんなもんやと思ってた。

でも、世界大会ではどうや?
少なくとも今回のオリンピックではそんな「キレイな柔道」をやってた選手がどれだけおった?
奥襟はもちろん、道着の背中やヘタしたら帯を掴んで力任せに投げる。
それでもまだ組み合うならまだしもほとんどがろくに組みもせず、結局延長戦へ。
最後は無茶に技を出し合って、審判の「心象」が良かった方が判定で勝つ。
そんな「JUDO」に慣れていない(というか教わっていない?)日本の柔道選手。
そりゃ勝手が違いますって。

でもね…。
一番の原因は今回のリンク記事の中にもあった、この言葉に尽きると思うねん。

>男子代表の篠原信一監督(39)にいたっては「金は最低3個、それ未満なら恥だ」とまで言い切った。

なぜ?
なぜ金を3個獲れなければ恥なんだ?

そりゃオリンピックに出た限りは金メダルを目指すのは全選手共通の目標や。
それでお互い全力で勝負をするワケや。
当然勝負なんやから、勝者の数だけ敗者が居る。
そして数々繰り広げられた勝負の中で、1度も負けなかった選手だけがたった1個用意された金メダルを手にする事ができる。

金メダルを獲ることは非常に名誉なコトやと思う。
でも、獲れなかったことは決して恥では無いと思う。
獲る方が難しいんやから。

何を言いたいのかっつーと、金メダルを獲るためにベストを尽くしたかどうかが大事であって、決して金メダルを獲ることが大事なのでは無いと言うことや。
選手自身が「金メダルを獲れなくて恥ずかしい」と言うのは自由や。
本人はそれを目標に4年間厳しい練習に耐えて来たワケやし、周りの期待も分かってるコトやろうしね。
でも、監督とは言え外野が「柔道は日本のお家芸。金獲れないと恥だ」的なコトを言うな。
その余計なプレッシャーが逆に選手が「ベストを尽くせない」状態になってるんじゃないのか!?
それがメダルを遠のけてる一番の原因じゃないのか!?

確かに日本は「恥の文化」ってのがあるよ。
でも、オリンピックでメダルを獲れないのは恥では無い。
メダルを獲れなかったコトを非難する方がよっぽど人間として恥ずかしいとオレは思う。

全力を尽くした。
それで負けたなら、相手の方が強かったというだけの話。
恥ずべき点なんてどこにあると言うのだ?
そんな頑張った選手に「恥だ!」などと抜かすヤツが居るとすれば、逆にオレはそいつに「全力を尽くした選手に失礼だ!恥を知れ!」と言ってやりたい。

オレは今回のオリンピックで頑張ったすべての柔道日本代表選手に心から拍手を送るぞ

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コメント (8)
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