サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

自由と自分勝手は違う

2015年02月11日 07時45分12秒 | 時事ネタ
旅券返納命令 シリアの危険考えれば妥当だ(読売新聞) - goo ニュース

(自称)イスラム国による日本人殺害事件。
今後も日本人を標的にするとも言っている。
そんな中でシリアに渡航しようとしたフリーカメラマンがパスポート返納命令を受けた。

>本人の生命、身体、財産を保護するため、返納を命じることができると定めた旅券法の規定を根拠とする初めての措置である。

そりゃそうです。
当然です。
イスラム国は行けば「命の保障は無い」地域。
イスラム国は「自称」であって、キッチリと国境線があるワケではない。
イスラム国の支配地域以外で取材活動って言ってもシリア国内でもどこまでがイスラム国でどこからが違うかなんて分からない。

>現地ガイドや仲介者が外国人の誘拐に頻繁に加担するような治安情勢にある。

こんな状況ではパスポートの返還命令は当然だと思う。
日本国には日本人を守る責任があるからね。

なのに!だ。
このフリーカメラマン、なにやらおかしな主張をしているみたいですよ。

「渡航、報道、取材の自由が断ち切られた」

腹ペコのライオンがいたとしよう。
その姿を見た人が檻に入って直接餌をあげたいと言ったとしよう。
周りの人は当然「危ないから絶対にアカン!」と引き止めるわな。

引き止められた人が「オレのライオンに餌を与える自由が断ち切られた!」と言ったとしたら?
周りの人の反応はきっとこうだろう。

「お前、アホやろ?」

今回ケースはこれ以上でもなんでもない。
渡航の自由?
報道の自由?
取材の自由?
「自由=好き勝手なことをしても良い」という意味では無い!

自由ってのはね、憲法・法律というルールに守られている下で、そのルールを侵さない限りは「好きなことをしても良い」って話なんですよ。
法もルールも何もあったもんじゃ無い地域に行こうなんて、自由でも何でもないただの無茶や。

このフリーカメラマン。
パスポート返却の訴訟を起こすそうな。
で、(無いとは思うが)パスポートが無事?返却されてシリアに渡航したとしよう。

無事取材を終えて帰国したら安倍批判。
残念ながらオレンジ色の服を着ることになったら安倍批判。
結局どっちに転んでも安倍批判。
きっとこんな人間なんだろうなぁ…と思ったら案の定。

腐敗自民を解体し、反軍国、反靖国、反派兵、憲法九条改悪阻止。
社民党、共産党、沖縄社会大衆党、国民新党、大地、新党日本(民主党??)などを応援しよう!!


などと主張する講演会を過去行っていたようで。

さらには、日本が北朝鮮のミサイル発射・核実験に対する制裁の一環として万景峰号を含む北朝鮮の船舶の入港禁止措置をとった際にもこのフリーカメラマンはブログで…

>日本政府と米政府は共和国(北朝鮮)のミサイル発射実験に慌てふためき、日本海(東海)に緊急配備することになった。
>激しい雨の日、最後の航海で新潟西港国際ターミナル岸壁を離岸する、マンギョンボン号。在日朝鮮人の、命の航路は日本政府によって絶たれた。


…と綴っていた模様。

反軍国、反靖国、反派兵、憲法九条…。
共和国、東海、命の航路…。

なんだ…。
お約束のこのキーワードの数々…。
結局のところこのシリア渡航の騒ぎに乗じて、己の左側思想を主張したいだけってオチかいな。
どおりで同じ左側仲間の朝●新聞が熱心にインタビューしてるワケだ…。

外務省もご苦労なこって。
こういう人間に「お好きにどうぞ。その代わり日本国としては捕まっても助けへんし死んでも責任取らんで」と言えたらどんなに楽だろうか…。
役人嫌いなオレやけど、今回ばかりは政府及び外務省に同情するわ。


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コメント (2)
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