ネゴる。
割とよく使う言葉です。
でもネゴるの「ネゴ」って何?
ちょっと気になったので調べてみましたら、英語のNegotiationの略なのだそうで。
Negotiationとは日本語で「交渉」とか「折衝」なのだそうです。
何で急にこの言葉が気になったのかと言うと、先日まさにネゴられる出来事があったからです。
わが社ではなぜかこの時期、異動の希望の調査(自己申告?)が行われます。
わが社の決算は3月、年度は4月からなので何でこの時期なのかは不明だが、とにかくこの時期に調査が行われるのです。
今年は昨日、すなわち5月31日が申告の締め切り。
オレも昨日の夕方ギリギリに申告しましたよ。
ちなみに書いた内容は2019年10月1日付けで異動を希望です。
大阪に異動になって早7年半。
もう十分です。
つーか、もう飽きました。
そろそろ気分転換したいところ。
なので前々から異動の希望をしようとは思ってたのですよ。
ですが。
異動の希望(勤務地と職種、部門)は割と細かく希望を主張はさせてくれるものの、あくまでも聞くだけだから。
主張は自由だが希望どおりになるかどうかはまったく別問題。
そういう主旨の自己申告なので下手に異動希望したら今よりも最悪な環境下に異動させられる可能性は大いにあるんですよ。
なので毎回躊躇し、結局「異動は希望しない」という希望を毎年出してました。
異動を希望しなければ少なくとも現状維持ではおれますからな。
で、今年は自己申告に「異動を希望」と一旦書いたものの、上記のような理由から上司には出さずに納期ギリギリまで思案しておったのです。
そしたら5月30日の朝。
とある方から電話が。
電話の相手はオレが異動を希望する部門の部長からです。
ちなみにオレの和歌山勤務時代の元上司の一人でもあります。
元上司「お前、もう自己申告やったか?」
オレ「書きましたがまだ提出はしてません」
元上司「そうか…。だったら異動を希望しろ。」
オレ「そのつもりで記入はしましたが、異動を希望することで望んでいない勤務地や部門への異動もあり得るので提出を躊躇しています。」
元上司「大丈夫や。お前が希望さえすればオレが支社にかけあってオレのところに来れるようにするから。」
マジっすかーーーー!
これはまさに願ったり叶ったり。
わが社は全国津々浦々に営業所があるものの、あまり好んで和歌山に行きたいなんて言う人はいない。
大体が都会志向や。
ましてやオレの職種はざっくり言えば「営業職」ではあるものの、かなりの経験が必要で、今年の新人君を入れたところですぐにモノにはならないような職種なのです。
でも和歌山支社は都会の支社のように毎年のように新人君が配属され、かつ人も多いので至れり尽くせりな環境と違い、慢性的人手不足の中、新人君をゆっくり教育なんてしてる余裕はない。そもそも新人君もなかなか配属されない。
欲しいのは即戦力。
そこで和歌山暮らしであり、この職種24年目のオレに白羽の矢が立ったワケだ。
わが社の異動の仕組みをざっくり説明すると、
①本人が異動希望
②本人が現所属部門の偉いさんと面談
③現所属部門と希望所属先部門の偉いさん同士が話し合い。
④お互い同意すれば異動決定
…という流れ。
一番やっかいなのが③ですよ。
いくら欲しいと言われても、いくら本人が希望していようとも、現所属部門が「いや、うちの部門から出さないよ。」と固辞すれば異動はない。
または「こいつを出す代わりに同等以上の能力を持った人間とトレードな」となれば和歌山側としては分が悪い。
ま、正直現状「これで異動はほぼ内定!」みたいな話では無いってコトです。
電話をくれた元上司。
今年いっぱいで定年です。
本人も言ってました。
「今ならオレの力で何とか出来るが次の機会はもう無理だ。お前を和歌山に戻せるチャンスは今しかない。」と。
さらに
「頼む。戻ってくれ!お前しかいないんや!」
と。
お前しかいないてどういう意味で?
オレの力を評価してくれての?
それとも嫌がらず(どころか喜んで)和歌山に異動できるのはオレくらいって意味?
まあいずれにせよオレにとっても未知の勤務地、職種になるくらいなら勝手知った和歌山の地で慣れた今の職種を継続できるのは願ったり叶ったり。
通勤も随分楽になるしね。
それに意味はともあれ「お前しかいない!」とまで言われて「じゃあ考えときます」なんて答えるのは男が廃るってもんです。
つーわけで、元上司の後押しもあって冒頭にも書いたように異動を希望しました。
さあ、今月半ばにはまずはオレの面談。
それまでに異動を希望する「もっともらしい」理由を考えとかねば。
「この勤務地はもう飽きた」なんてことは本音とは言え絶対に言えぬ。
そんなことを言えば「ふざけんなマジで」ってコトで異動は無い。逆に嫌がらせのような部門に飛ばされるわ。
なのでまずはオレ自身が第一関門を突破せねば。
ここさえ突破すれば後は和歌山の元上司がうまいことやってくれると信じている。
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割とよく使う言葉です。
でもネゴるの「ネゴ」って何?
ちょっと気になったので調べてみましたら、英語のNegotiationの略なのだそうで。
Negotiationとは日本語で「交渉」とか「折衝」なのだそうです。
何で急にこの言葉が気になったのかと言うと、先日まさにネゴられる出来事があったからです。
わが社ではなぜかこの時期、異動の希望の調査(自己申告?)が行われます。
わが社の決算は3月、年度は4月からなので何でこの時期なのかは不明だが、とにかくこの時期に調査が行われるのです。
今年は昨日、すなわち5月31日が申告の締め切り。
オレも昨日の夕方ギリギリに申告しましたよ。
ちなみに書いた内容は2019年10月1日付けで異動を希望です。
大阪に異動になって早7年半。
もう十分です。
つーか、もう飽きました。
そろそろ気分転換したいところ。
なので前々から異動の希望をしようとは思ってたのですよ。
ですが。
異動の希望(勤務地と職種、部門)は割と細かく希望を主張はさせてくれるものの、あくまでも聞くだけだから。
主張は自由だが希望どおりになるかどうかはまったく別問題。
そういう主旨の自己申告なので下手に異動希望したら今よりも最悪な環境下に異動させられる可能性は大いにあるんですよ。
なので毎回躊躇し、結局「異動は希望しない」という希望を毎年出してました。
異動を希望しなければ少なくとも現状維持ではおれますからな。
で、今年は自己申告に「異動を希望」と一旦書いたものの、上記のような理由から上司には出さずに納期ギリギリまで思案しておったのです。
そしたら5月30日の朝。
とある方から電話が。
電話の相手はオレが異動を希望する部門の部長からです。
ちなみにオレの和歌山勤務時代の元上司の一人でもあります。
元上司「お前、もう自己申告やったか?」
オレ「書きましたがまだ提出はしてません」
元上司「そうか…。だったら異動を希望しろ。」
オレ「そのつもりで記入はしましたが、異動を希望することで望んでいない勤務地や部門への異動もあり得るので提出を躊躇しています。」
元上司「大丈夫や。お前が希望さえすればオレが支社にかけあってオレのところに来れるようにするから。」
マジっすかーーーー!
これはまさに願ったり叶ったり。
わが社は全国津々浦々に営業所があるものの、あまり好んで和歌山に行きたいなんて言う人はいない。
大体が都会志向や。
ましてやオレの職種はざっくり言えば「営業職」ではあるものの、かなりの経験が必要で、今年の新人君を入れたところですぐにモノにはならないような職種なのです。
でも和歌山支社は都会の支社のように毎年のように新人君が配属され、かつ人も多いので至れり尽くせりな環境と違い、慢性的人手不足の中、新人君をゆっくり教育なんてしてる余裕はない。そもそも新人君もなかなか配属されない。
欲しいのは即戦力。
そこで和歌山暮らしであり、この職種24年目のオレに白羽の矢が立ったワケだ。
わが社の異動の仕組みをざっくり説明すると、
①本人が異動希望
②本人が現所属部門の偉いさんと面談
③現所属部門と希望所属先部門の偉いさん同士が話し合い。
④お互い同意すれば異動決定
…という流れ。
一番やっかいなのが③ですよ。
いくら欲しいと言われても、いくら本人が希望していようとも、現所属部門が「いや、うちの部門から出さないよ。」と固辞すれば異動はない。
または「こいつを出す代わりに同等以上の能力を持った人間とトレードな」となれば和歌山側としては分が悪い。
ま、正直現状「これで異動はほぼ内定!」みたいな話では無いってコトです。
電話をくれた元上司。
今年いっぱいで定年です。
本人も言ってました。
「今ならオレの力で何とか出来るが次の機会はもう無理だ。お前を和歌山に戻せるチャンスは今しかない。」と。
さらに
「頼む。戻ってくれ!お前しかいないんや!」
と。
お前しかいないてどういう意味で?
オレの力を評価してくれての?
それとも嫌がらず(どころか喜んで)和歌山に異動できるのはオレくらいって意味?
まあいずれにせよオレにとっても未知の勤務地、職種になるくらいなら勝手知った和歌山の地で慣れた今の職種を継続できるのは願ったり叶ったり。
通勤も随分楽になるしね。
それに意味はともあれ「お前しかいない!」とまで言われて「じゃあ考えときます」なんて答えるのは男が廃るってもんです。
つーわけで、元上司の後押しもあって冒頭にも書いたように異動を希望しました。
さあ、今月半ばにはまずはオレの面談。
それまでに異動を希望する「もっともらしい」理由を考えとかねば。
「この勤務地はもう飽きた」なんてことは本音とは言え絶対に言えぬ。
そんなことを言えば「ふざけんなマジで」ってコトで異動は無い。逆に嫌がらせのような部門に飛ばされるわ。
なのでまずはオレ自身が第一関門を突破せねば。
ここさえ突破すれば後は和歌山の元上司がうまいことやってくれると信じている。
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