サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

不公平かつ効果も微妙

2021年11月21日 09時16分49秒 | 時事ネタ

「子どもに10万円」が目玉、過去最大55・7兆円の経済対策…政府が閣議決定

「不公平」「助かる」コロナ経済対策10万円、あなたはどう思う?

 

政府は19日の臨時閣議で、新型コロナウイルスの感染抑止と経済活動の両立に向け、国と地方の負担分などを含めた財政支出は55・7兆円となる新たな経済対策を決定した。民間による融資を含む事業規模は78・9兆円に上る。閣議決定した経済対策としては過去最大となった。

 

最近コロナの新規感染者がかなり減っている。

けれど、普通の生活に戻ったかと言えばまだまだそうでは無い。

新型コロナウイルスの活動が弱まったのではなく、みんなが気を緩めず、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで生活している結果だと思う。

(実際活動規制を緩めた海外なんかでは再度感染拡大してるもんね)

そういう意味では政府主導の経済対策は必須だと思う。

 

が、気になるのはやっぱり「子どもに10万円支給」って話。

確かに子どもにはお金がかかる。

…てまあ結婚したことも無いので当然独身子なしのオレが言うのも何やけど、そういう認識はあるので理解はする。

でも、コロナで困っているのは子どもが居る家庭だけなのかい?って話。

オレは幸いコロナ禍でも収入が下がったワケでは無いし、もちろん職を失ったりはしていない。

なので実質コロナ前とは金銭面においてはなーんにも変わっちゃいないし困ってもおりません。

でも、コロナで収入が下がったり職を失なったりで明日の生活が見えない人は大勢いると思う。

独身の人や結婚してても子供がいない人たちにもね。

となると子ども限定の支援はやっぱり不公平だと言わざるを得ないよね。

 

今年の春にも国民一人あたり一律10万円が支給されたやん。

あの時も思ったんやけど、均等に10万円配ったことによりどれだけの効果があったんだろうか。

まったく困って無い人にとっては国がくれたただのお小遣い。

本当に困ってた人にとってはたったの10万円。

どの程度の効果があったんだろうか。

一説によれば家計貯蓄率が跳ね上がっただけだったとか…。

 

今回も同じパターンのような気がするなぁ。

しかもかなりの不公平感があるというおまけつき。

特定の人だけが恩恵があるような仕組みはちょっといかがなものかと思う。

お金を配布したら即使うとは限らないし、経済効果を狙うなら現金配布じゃなくて生活必需品の割引とかの財源に使って消費活動を促したり底上げするようにした方が効果があるように思うんやけどなぁ。

そうしないのは目に見えて分かりやすい現金を配る方が「何かやってる感」が出るからだろうね。

昨日の記事でも書いたけど、やっぱり政治家のやることは実効果よりもパフォーマンス重視に見えてしまうんだよなぁ。

 

ま、オレが一番望むのは国産ワクチンや飲み薬が一刻も早く実用化されるようにそっちに政府は力を注いでやって欲しい。

実用化さえすりゃ新型コロナもただの風邪、インフルエンザの一種に。

そうなれば生活も完全に元通り。

子どもに10万円配るよりは(将来的な)効果は大きいと思うんやけど、そんな考えは甘っちょろいファンタジーですかね。

コメント (2)
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