岸田文雄首相は7日の参院代表質問で、新型コロナウイルス対策のマスク着用基準について、着用しないで済む機会を増やす方向で対策を検討すると表明したんですと。
このニュースでオレが素朴に思ったこと。
「なんでそんなことを政府に決めてもらわなアカンの?」
外国ではどうなってるかハッキリ知らんけど、今の日本で街中でマスクをしてない人なんてほとんどいない。
何でか。
まだまだ新型コロナの真っ只中だから。
そんな中で自身が感染しないため、他人に感染させないために多くの人がマスクを着けてるんだと思う。
そうしなさいと決められたから?
違うよね。
そうすることがマナーだと思っているから。
もしも政府が「こういう時にマスクをしなさい」「こういう時ならマスクしなくていいです」なんて決めたら、それはルールになる。
ルールとマナーの違いは何か。
一般的にはルールを守らないと罰則がある。マナーを守らなくても罰則はない。
こういう考えで良いと思う。
例えば交通ルールとは、赤信号では渡っちゃいけないとか、制限速度以上で走ってはいけないとか、駐停車禁止の場所に車を停めてはいけないとか。
交通マナーとは、無理な割込みはしないとか。
マスクの場合は?
マスクの着用基準が明確になったからと言って、その基準を守らないと何か罰則があるのか?
多分無いだろう。
そしてその基準を守るからと言って、新型コロナに感染しない、させないという保証も無い。
すなわち、その基準には何の意味もない。
意味の無い基準(ルール)は作る必要も無い。時間の無駄です。
結局はその基準を守るかどうかは個人のマナーなんですよ。
誰がどんなルールを決めるとかではなく、みんなが「そうする方がお互い気分が良いよね」って思える世の中でいいんですよ。
コロナ前だって、インフルエンザや風邪が流行する季節には別にマスク着用基準なんて無かったけどマスクをしてる人も大勢いたし、もちろんしてない人も大勢いた。
それで不快だったかと言えば、オレ個人的には何とも思っちゃいなかったよ。
そういう状態であることが普通なんですよ。
要するに「着ける着けないは自己判断で」ってやつ。
けど、政府でマスク着用基準を決めるなんて話が出るってことは、「マスク着用基準を決めてくれないとマスクを外すことも出来ないじゃないか!」なんて言うやつおるんやろうね。
オレかて正直マスクなんてしたくない。
マスクのゴムかかる耳の部分が痛いし息苦しいだけやもん。
これから寒い季節になるから逆に寒さ凌ぎになるから別に外ではマスクしてもええかな?ってくらい。
でもオレは真夏も自分の部屋以外では屋内外問わずずーっとマスクをしていたよ。
冒頭でも述べたようにそうすることが好ましいこと(マナー)だとオレが判断したから。
中にはマナー云々以前に「そうしないと世間の目が…」みたいな人もおるやろね。
今日の結論。
まずは岸田総理へ。
貴重な国会の時間の中でマスク着用基準のようなことを決めるなんてどうせ同じ無駄な時間を使うなら、「マスクしないやつは悪だ!非国民だ!」みたいなことを言う「自称マスク警察」を規制するルールを作れよって思う。
「科学的見地に基づいて」なんて言うてるけど、庶民の肌感ではコロナなんてマスクしてるしてない、ワクチン打ってる打ってない関係無く感染する時はするし、しない時はしないんだって分かってるやん。
結局はマスクなんて気休め程度。
マナーとして着けるか着けないかを自分で決めたらそれでよろしいやん!
そしてマスク外していい基準決めろ!なんて言うてるやつへ。
子どもじゃあるまいし、何で誰かに決めてもらわなアカンねん。
それくらい自分で判断しろよって。
小学生風に言えば、じゃあ政府がお前死ねよ言うたら死ぬんか?って話やん。
それともそういう基準を決めない岸田が悪い!とか言いたいいつもの左側のやつか?
小さいのう。
そんな小さいことをつっついて自民党政権を倒すのは無理やで。
樹齢200年くらいの大木を指の爪だけで幹を削っていって倒すくらい時間かかるで。
政府がどういう基準を決めようが、結局は「それがマナーとして当然」だと思えることをすればいい。
それ以上でも以下でも無い。
オレはそうしていく。