「ウナギ」価格高騰に悲鳴 中国“焼きウナギ”人気でピンチ あさって土用の丑の日
リンク記事のタイトルでは「あさって」となっておりますが、明日が土用の丑の日です。
土用の丑の日。
どういう意味?
あまり考えたことが無かったので考えてみよう。
まず土用。
「土曜」ではありません。「土用」です。
「土用」は、季節の変わり目を表す言葉で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間を示します。
そして丑の日。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥でお馴染みの十二支の「丑」から来ています。
え?十二支って言えば1年のことじゃね?
今年は卯年みたいな。年賀状にのイラストを使った方も多いでしょう。
が、昔の暦では日にち(12日周期)を十二支で数えていたようです。
すなわち、「土用の丑の日」とは土用の期間(約18日間)に訪れる丑の日を示しています。
上記理由から土用の丑の日は年に何回も(今年は1月19日、1月31日、4月25日、7月30日、10月22日、11月3日)あります。
日本では昔から、季節の変わり目(土用)の体調を崩しやすい時に、丑の日にちなんで「う」が付く食べ物を食べていたらしい。
特に夏バテしやすい夏土用の期間には、精が付くうなぎ、疲労回復効果のある梅干しや瓜、うどんなどが一般的に食べられていたらしい。
ですが!
時は江戸時代。もともとうなぎの旬は秋〜冬の時期だったため、うなぎは夏には売れない食材でした。困ったうなぎ屋が蘭学者の平賀源内に相談したところ、平賀氏は店先に「本日土用の丑の日」と看板を出すことを提案。結果、店は大繁盛し、その後うなぎ屋の間で評判が広まり、夏の土用の丑の日にうなぎを売ることが当たり前になったというのは有名な話。
そんな江戸時代の平賀源内とうなぎ屋の陰謀が現代まで引き継がれ、現在でもうなぎを有難がって食うとるワケですが、我が家ではあまりうなぎは食べない。
特に深い理由は無いんだろうけど、旬では無いせいかこの時期のうなぎをあまりおいしいとは思えないから。
けど、今年くらいは久々にうなぎを食ってもええかな?…なんて思って今朝の新聞の折り込み広告に入ったスーパーのチラシを眺めてみた。
…。
…。
…
うなぎ高っ!!
冒頭のリンク記事にも書いてるように、うなぎが高騰してるっぽいね。
…て、去年の値段覚えてないけど。
ちなみに我が家の近所のスーパーでは今年はうなぎ1尾2,980円(税別)ですよ。
原料高騰分+土用の丑の日便乗値上げ分でこんなになっちゃってんだろな。
けど、うなぎ1尾ごときで2,980円は出せんわー。
それだったら2,980円分で別の食材買うわー。
その方が逆に疲労回復できそうな食材買えると思うわー。
つーわけで、今年の我が家は源内の陰謀は蔓延る以前の本来の日本の風習に従い「う」の付く食べ物を土用の丑の日の食卓を賑わせたいと思う。
「う」の付く食べ物…。
梅干し
うどん
牛丼
…あ、「う」の付く食べ物は何も頭に「う」じゃなくても良いらしいよ。
なので「ぎゅうどん」ね。
「うし丼」と言いかえれば牛丼も「う」から始まる食べ物になるね
他には…
烏骨鶏
ウーロン茶
ウインナー
宇治金時
ウスターソース
うずらの卵
うまい棒(←食べ物ではあるが…
)
うまかっちゃん(インスタントラーメンね)
…もう思いつかん
そしてこんなに食うたら腹の容量オーバーになる。
なので我が家の土用の丑の日の食卓は…
梅の冷製うどん
牛丼
以上!!
(結局安上がりメニューかい!!)