日本の金メダル数は20個3位で堂々「銅メダル」 総数も6位「入賞」 パリ五輪最終結果
パリ五輪全競技が終了、日本は金メダル20個で世界3位! 総数45個も6位、いずれも海外開催歴代最多の大健闘 金最多は米国&中国の40個
夏季休暇3日目です。
すったもんだがあったパリオリンピックも昨日(今日?)で閉幕。
なんか「え?もう終わり?」みたいな感じ。
結論から言えばオレはあまり見なかったけどね
時差のある国でのスポーツのライブ中継を見るのはしんどい。
そして眠い目をこすりながらそこまでスポーツを見ようとは正直思わない。
で、そのすったもんだのうちオレが一番興味を持ったのが女子ボクシングの「男なのか女なのか問題」だな。
え?何それ?
…なんて思う人も少ないと思うが念のため書いておくと、女子ボクシング66kg級でアルジェリア代表のエイマヌン・ハリフ選手が男性では無いのか?って疑惑ね。
エイマヌン・ハリフ選手は、2023年の世界選手権で男性ホルモンの一種、テストステロンの数値が高く、女子選手としての出場資格を満たしていないとして、IBA=国際ボクシング協会から失格処分を受けましたが、パリオリンピックではIOCから女子としての出場を認められ、女子66キロ級に出場し、案の定?金メダルを取りましたよ。
ハリフ選手と同じく、IBA主催の世界選手権で昨年、性別適格性検査で失格となっていたボクシング女子57キロ級の台湾代表の林郁婷も金メダル。
差別はアカンと思うよ。
でも、疑惑があった2人が2人とも金メダルて…。
やっぱり疑うなと言われても疑っちゃうよね。
こういう人が金メダルを取っても素直に祝福は出来ないよ。
そう思って見てるとなんか顔も男っぽく見えてしまうのはオレだけだろうか…。
テストステロンの数値が高いとか、XY染色体持ってるとか、明らかに「男性の特徴」を持ったこの人たち。
そりゃ中にはごくまれにこういう女性もいるらしいよ。
一般社会においては「身体は男でも気持ちは女です」なんてのは認められる傾向にはある。
けど、それはスポーツにおいてはしっかり線引きはしないといけないと思うよ。
だって、スポーツなんてほとんどが男性と女性混合にしたら男性が勝ってしまうでしょ。
そもそも筋力が違うんだから。
そういう意味ではパラリンピックも障害の度合いをどこで線を引くかも難しいよね。
見た目「え?この人も障害あるの!?」みたいな人がパラリンピックに出てたりするから。
見た目では分からない程度の障害の人…に成りすました健常者もいるのでは疑惑も過去にも実際あるしね。
今回のオリンピックはジェンダー平等なんてことも言われてたけど、少なくともこの両名と対戦した選手にしてみたら「どこが平等なんですか?」と言いたいだろうね。
言ってしまうと差別だの何だの叩かれるから言わないだろうけど。
ハリフ選手も「今後こうした誹謗中傷が無くなることを願っている」なんてコメントしてたけど、こういう風に言われたら公には反論しにくいからね。
誹謗中傷もあったであろうけど、それより多くの誰もが思った素朴な疑問でしょうよ。
そういう声まで封じるようなコメントは如何なものかと個人的には思うけどな。
まあIOCのバッハ会長も「二人は女性であり、女性競技に参加する権利がある」とまで言い切っちゃってるからなぁ。
すなわち、この問題は解決されずにそのうちうやむやになって行くんだろうな…と。
次のオリンピックでは誰もが納得できる形でどの競技も行われて欲しいな。
バッハ会長も「科学的に根拠のある男女を区別するシステムがあるのなら、提案してくれれば喜んで取り入れる」と言ってるけど、それがIBAの行った検査じゃないの?と思ったのはオレだけか?
そしてジェンダー平等に関して日頃声を大にして言ってる方々のコメントが今回なぜか出て来ないのは何でだろう…。
こういうすったもんだも含め、疑惑の判定などモヤモヤがいっぱいあったけど、最終的には日本選手の活躍も目立った大会だった。
同じ日本人として誇りに思う。
終わりよければ全てよし。
メダルを取った人も、そうではなかった人も、はたまた残念ながら出場できなかった人も、4年後のオリンピックに向けてまた頑張って欲しいと思う。