1月26日のお茶会に参加されたWさんに感想を書いていただきました。
ロシア語講座の生徒さんです。
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今回初めてサモワールお茶会に参加させていただきました。ウリヤノフスク
出身のオリガさんのお話は、広いロシアを知るための、また新しい手掛かりの
ひとつとなりました。ソ連時代は誰もが知っている町、ウリヤノフスクが今の
若いロシア人には「それってどこなの?」・・・。
私もウリヤノフスクを初めて知りましたが、対岸が見えないほどの広い大河、
ヴォルガ川岸にあり緑豊かな町と聞くと、映画で見たようなあんな所かなぁ
などと思い浮かべ、行きたくなってしまいます。
優秀な生徒であったオリガさんが誇りを持ってピオネールの一員となった
にもかかわらず、半年後にはソ連崩壊でピオネールもあっけなく解散。
その時の価値観の変わりようには驚くべきものがあり、オリガさんの
おばあさんは長い間その事実を受け入れることが難しかったそうです。
ウリヤノフスクは多くの民族が集まっている町で、オリガさんの親友も
イスラム教徒のタタール人とのこと。
国の体制が変わるってどういうこと?多民族が当たり前のように同じ地域で
生活するってどんな感じ?などなど実際に体験されている方のお話を聞くのは
とても興味深いものがあります。もっと詳しくお聞きできる機会がまたあると
いいなと思います。
当日はサハリン風パイやケーキなど、服部先生お手製のロシア料理を味わい
ながらロシアのお話をお聞きすることができて大満足でした。ありがとう
ございました。
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